徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと トリバンドラム日乗(令和5年11月6日、月曜日、晴れ)

2023年11月07日 | 南アジア

 トリバンドラムの今の名はThiruvananthapuramという長ったらしく言い難い名前だ。これはワタシだけではなくインド人にも言いにくいのか昔の名前を使うのが一般的だ。カルカッタがコルカタに、ボンベイがムンバイに、マドラスがチェンナイに、と都市名が変更されたのはそれなりの理由があるようだが、滑舌の悪いワタシには言い難い。そのトリバンドラムに4日間も滞在して何するのと問われれば何もしない。平穏無事に毎日を過ごすだけだ。朝食のブッフェ会場は9階だ。眺めは良い。向こうに見える山脈は西ガーツ山脈かもしれない。手前の低い山々には動物の自然保護区がある。象やら虎やら見ることができるのだがワタシは行かない。ジ〜とホテルに居て、時々散歩に出るだけだ。朝食会場のスタッフは皆トリプラ(ベンガル州の東の州)から来ているそうでケララ州の公用語のマリヤーラム後よりヒンディー語が得意のようだ。朝食の種類はカレーや南インドの軽食は豊富だったがワタシは今朝はトーストとオムレツの軽食にした。オムレツと言ってもクレープのように平焼きだ。コーヒーは自分で入れるのではなく、スタッフが持ってきてくれる。朝食後、部屋に戻りブログを仕上げる。部屋が広いし区切られているので場所と向きによってはWifiの電波が弱くなる。コチラも弱る。タブレットを持ちながら電波状態の良い部屋に移動したりしてタイヘン。(笑)11時過ぎから近くにあるヒンドゥー寺院に行く。靴を脱ぐことぐらい知っているので靴を脱いで寺院の中に入ろうとすると靴下も脱いでと注意される。何でも今日はナーガプージャー(蛇への祈りの日)だそうで、町内の信者さんたちが集まっている。下手に写真を取って怒鳴られてもまずいので、今の御時世、皆さんスマホを持っているので、誰かスマホで撮影する人いないかと様子を見るも誰も撮影していない。ワタシもそれに従うのが良策だ。寺院の中心にもう一つ寺院があり、そこは外国人やヒンドゥー教教徒以外は立入禁止かもと思いながら両手を合わせて祈るポーズをしながら一歩中に踏み出すと、そ~ら、坊さんが飛んできた。マラヤーラム語でナンタラカンタラ言うがサッパリ分からないがジェスチャで上半身を脱いでと。ヒンディー語で脱ぐんですねと言うと頷く。こちらはあくまでヒンドゥー教徒のフリをする為日本語などは使ってはならない。無事お寺を周る。この寺院を調べた時には象が居たはずだが今日は居なかった。「ナーガプージャー」と言うからコブラでも居るかと信者さんの後ろから短い首をヘビのように伸ばして見たがセメントで作られたコブラしか見えなかった。寺院を出て周りをウロウロ。木陰で魚を売るバアサン達がいた。カツオやマナガツオ、アジ、イカ、でっかいカマスも。「今朝獲ってきたんだよ」とでも言ってんだろう。ワタシはスマホに保存している魚の写真を見せると、多分マラヤーラム語語で「それは無いよ」とでも言ってんだろう。ワタシがジェスチャーで釣りあげる仕草をするとひとりのバアサンは反応を示したがそのほかのバアサンは興味を示さず、「どれを買う?」とそちらの方に熱心だ。どこの国でもバアサンは強い。お昼になったので食堂を探しながら炎天下ブラブラ歩く。BJP(インド人民党)の街宣車がデカいスピーカーを積んで大音量で演説をぶつ。宿泊しているホテルを通り過ぎて食堂を探すがスナックやジュース・スタンドのような店はあっても食堂のような店が見当たらない。しょうがないのでスナックを売っている店でドーナツのような揚げ物のワダを2個とコーヒーを注文して食べる。ワダが1個10ルピー(20円)、コーヒー1杯も10ルピー。ワダを2個だから合計で60円だ。10年前なら30円だぜ。この辺の人は昼飯を食べないのかな~?午後の炎天下、宮沢賢治の『雨にも負けず』じゃないが「日照りの夏はとぼとぼ歩き」ホテルに戻りシャワーを浴びて昼寝をする。日本での日常に似てくる。昼寝から目覚めて読書をし、夜になったのでメシというか飲むためにホテルのレストランに行く。今日は「バンブールーム」というアジア・インド料理のレストランだ。客はほぼ居ない。(笑)ビールを注文して、インド料理の「アルー・ビンディー」(ジャガイモとオクラのカレー)250ルピー(500円)とベジタブル春巻き250ルピーを注文した。しばらくするとこれが運ばれて来た。見て絶句!パパド(パーパル)を巻いて焼いたか揚げたものを春巻きって言うか〜?係の女の子を呼んで「これ春巻きかい?」と訊くと、「いいえ、これはオツマミのパパドです」って!オイオイオイ、巻いてあるからもしかしてこのレストランでこれが春巻きかと思ったのだ。やがてジャガイモとオクラのカレーが運ばれて来た。量が多い。食べ切れるわけがない。そして春巻き。春巻きは春巻きだがカリッとしていない。まあ、いいか〜。ビールを2本飲んで料理は半分残して、お会計。料理500ルピー、ビールは2本飲んだのに1本分の300ルピーしか計算されてなくて税金・サービス料合わせて合計で825ルピー(1650円)の請求書だ。ワタシは気前よく850ルピー支払った。それにしても円安には困ったもんだ。昔なら850円が今は倍の1650円だもんね。簡単にシャワーを浴びて寝た。夜中、トイレに起きたら電話機のメッセージボタンがブーブーと言いながら点滅していた。もう夜中の午前二時だぜ。点滅ランプを消して寝た。きっとビール1本の請求漏れがありましたというメッセージだろう。請求されたら払いましょうっと。また寝た。


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徘徊老人のひとりごと トリバンドラム日乗(令和5年11月5日、日曜日、晴れ)

2023年11月06日 | 南アジア

 空港からインドに来る前に突然ホテルの移動を告げられたホテルに向かう。フロントで移動前のホテルの予約票とホテル予約サイトから来たメールを印刷したものを差し出した。受付嬢は変更前のホテルからのリストと照らし合わせて、すぐにチェックイン出来た。部屋は応接室、寝室、バスルームと合わせるとワタシのマンションより広い。これでは差額を取られるんじゃないかと心配になる。この階(11階)には4部屋しかないのだ!部屋で衣類の洗濯をする。それを窓側に干す。ホテル内を探検しながら夕方散歩に出る。プールもある。本来は暗いのだろうが変に明るい場所がある。行ってみるとなにかイベントが行われていた。こちらの公園の舞台ではダンス教室の子供達が組体操のようなことを演じているし、道に向いの公園では太鼓を叩いている。来週からディワーリーの祭りが始まるが南インドではその一週間前から始まると聞いたことがあるが・・・。再び組体操の方に戻るとワタシの目の前をインド舞踊のバラタナティアムの衣装を着た厚化粧のオバさん達が通り過ぎた。次はこの人たちが踊るのか?少し観たらホテルに戻ろうと始まるのを待っていたがなかなか始まらないのでホテルに戻った。散歩に出たのは適当なレストランを探すのが目的だったのだがレストランがないこともあって戻ったのだ。アルコールもまるイチニチ飲んでいない。ホテルにはバーもあるのでバーに行った。早速キングフィッシャービールを注文。突き出しでトマトとキュウリ。それとスイカ。(笑)食べ物としてフィッシュ・フライを注文。ビールは2本目に突入。(笑)会計は1073ルピー。円高の頃は1ルピー1円だった。それだとホテルのバーで飲んで1073円だ。それが円安のお陰で1ルピー2円だ。つまり倍の値段だ。もう日本はダメだねとぐちが出る。


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徘徊老人のひとりごと ムンバイからトリバンドラム、ビスタラ航空搭乗記(令和5年11月5日、日曜日、晴れ)

2023年11月06日 | 搭乗記・乗船記

 蚊に刺されないようにクーラーと天井の扇風機を廻し寒いので毛布を被って寝たがいつものように3時半には目が覚めた。本を読んだりして時間を潰し5時にバケツにお湯を満たして沐浴だ。何年ぶりかでしゃがんでの事で少し向きを変えたところでギクッと腰に痛みが走った。イテテと洗面台に手を添えて立ち上がった。じ~っとしてる分には痛みが出ないが立ち上がる際には腰に負担を掛けないよう腕の力で立たなければならない。こりゃあヤバイ。今日乗る飛行機はLCCだ。座席も指定しないから真ん中の座席なら最悪だ。6時半にチェックアウトし、ホテルの人に空港までタクシーの手配ができるかどうか訊くと、ホテル専属のタクシーで料金は370ルピーだと言う。昨夜のプリペイドタクシーの約半分だ。それでお願いしますとタクシーで空港に。l空港は来週から始まる光の祭り「ディワーリー(ディーパーワリー)」の飾りが施されていた。今回は国内線の予約票も英文のを持っていたので問題なく空港内に入ることが出来た。(搭乗の確認できる予約票を持っていなければ空港内に入れてくれない。日本語で書かれた予約票はガードマンが読めないから入れてくれない)飛行機はビスタラ航空、9時45分発トリバンドラム行きだ。国内線搭乗前の荷物検査場は何レーンにもなっていてどのレーンも長蛇の列だ。これも40年前だったら想像もつかない光景だ。荷物検査を通過しやっと搭乗ゲートに向かう事のできる国際線と共有のエリアに出る。昨日の夜は何も食べていないし、これから乗る飛行機でも食べ物は有料だろうからマサラドーサで腹ごしらえする。トリバンドラム行きのビスタラ航空機は満席でワタシの席は最後尾の3人掛けの真ん中だ。これじゃ2時間のフライト中にトイレにも行けない狭さだ。機材はエアバス320NEOで180人乗りだ。中央の通路も人ひとりが通れるくらいに狭い。出発便の混雑のため10時丁度に滑走を開始して離陸。離陸後、ひっきりなしにトイレに来る人の使用後に水を流すフラッシュ音が絶え間なく聞こえる。マイッタ席だ。数十分後、CAがカートにアルミホイルで包まれた食べ物を積んで前方に移動して行く。ワタシは食べ物を予約はしてないし関係ないやとウトウトしていると全員に配っている。LCCなのに無料だ。でもワタシは貰わないことにしてパス。オレンジジュースだけにする。こんな狭い席で飯など食べられない!窓側の若者はノン・ベジ、通路側の若者はベジを。それぞれ写真を撮らせて貰った。そうこうするうちにもうそろそろトリバンドラム空港に向かって下降を始める。CAは急いで器の回収だ。回収が全て終わった時に機体は激しく揺れベルト着用のサインが出た。CAも所定のジャンプシートに戻る。背の高い女性CAが天井の荷物棚に手を添えながら急いで戻ってくる時の目が必死だった。あれでエアポケットにでも落ちたら頭を天井に打ち付けて大変な事になっていただろう。あんな目を初めて見た。でも揺れはすぐ収まった。するとノーテンキなオジサンがトイレに立とうとした。CAが「ノー、ノー」と叫び通路側の乗客が手でダメダメをする。まだボタンが消えてないんだよな~。と言うことがあったが無事トリバンドラム空港に到着した。トリバンドラム空港は31度と言うが暑い。空港からホテルまでプリペイドタクシーで向かう。


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徘徊老人のひとりごと ANA829便搭乗記(令和5年11月4日、土曜日、晴れ)

2023年11月05日 | 搭乗記・乗船記

 今日も関東地方は気温が高い。朝、8時20分のホテルのシャトルバスで空港に到着した時の気温が20度だ。今回はエコノミークラスなので自動チェックイン機で3席独り占めする席を探して座席変更をする。ラウンジも使えないので4階のフードコートにあるうどん屋で素うどんに海老天とナス天をトッピングしたら素うどんと同じくらいの値段になった。天気が良いので展望デッキには海外に行く人以外にも「空キチ」のジイさん達がカメラを持ってやって来ている。搭乗1時間前に搭乗ゲートに行く。乗客が少ないし週数便のフライトなので搭乗ゲートも1番端っこだ。空港って結構歩くよな~。搭乗ゲート付近は閑散としていたが搭乗時間が近づいてくると、そこそこ乗客が集まって来た。インド人が多い。それも家族連れだ。日本旅行を家族連れで楽しむなんてすごい時代になっているのだ。インドは日本を経済的に追い越していると感じる。搭乗が始まった。ワタシの前の席はインド人ご夫婦と2人の子連れだ。イヤな予感。左隅の髪の白いのがワタシ。定刻通りゲートを離れ離陸する。通常のルートだと静岡上空、中国地方を通過して九州を横断して南京、成都、昆明をミヤンマーに抜けるのだが、今日は離陸してすぐに沖縄行きのルートで海上を飛行している。ANAの機材はボーイング社の787-900だ。少し古くなった機材のようだ。機体の翼に書かれたシリアルナンバー(JA887A)を調べてみると2016年から運航開始している機材だ。前回ムンバイに行った時もリクライニングが壊れていてCAさんが力づくで倒してくれたことがあった。離陸後しばらくして「お飲み物」が配られた。オツマミはハラール製法の甘い米菓子、オコシのようなもの。今日のCAさんはちょっと冷たい感じの人だ。ビールをリクエストするも、銘柄も訊かずサッポロをくれた。日本時間午後1時過ぎに昼食のサービス。通常だとメニューの写真を見せてどちらにしますか?と訊かれるが、今回はそれもなし。「ザンキとフィッシュ」からの選択だって。北海道民じゃなけりゃザンキなんて知らないよ。勿論、インド人向けにベジターリアンはあるけれど日本人には訊かない。紙代も節約なのですかね~。「魚をお願いします」と魚を選択。お飲み物は赤ワイン。これも時代とともに変わって来ている。昔はワインの小瓶をくれたもんだ。まあそれは仕方ないとしてコップもガラスからプラスチックのコップに変わり、今は紙コップだ! 途中、「ワインいかがですか?」の声もない。しょうがないのでコールボタンを押してお代わりを。それもすぐには持ってきてくれない。なんだかな〜。エコノミークラスの乗客はお客様じゃなくなってるのかね~。2度目にコールボタンを押すと、今度はこのジジイ酒好きで何度も呼ばれて困るとでも思ったのか紙コップに3分の2ほど入れて持って来た。数年前の時もエンターテイメントの中にインド映画が超少なかったがそれは改善されていなくてガッカリだ。ワタシは浅田次郎原作の『大名倒産』を観る。そのうち、前に席のインド人の子供たちが中央の空いている席に移動し後方の席の女の子同士でジャンケン遊びを始める。父親は何も注意をしないし周りの大人たちの知らんふりだしCAも注意すらしない。遊び疲れると機内でお友達になった者同士を座らせて、親たちがスマホで子供達の記念撮影会だ!「おめえ等!ここを遊園地と間違えているんじゃないか?!外で遊べ」と心の中で悪態をひとりごと。飛行機がアンダマン海を横切りインド大陸に入る頃にスナックの多分ナン生地で作ったコッペパンが配られた。ワタシはパス。この時ばかりはCAさんがハーゲンダッツのアイスクリームを持ってきてくれた。前の席のガキははしゃぎ過ぎて疲れたのか今度は「もどし」始める。かんべんしてくれよ~。着陸態勢に入ると機内アナウンスでムンバイ上空並びにムンバイ空港の写真撮影は硬く禁止されてますの放送。まっ、今回は従いましょっ。現地時間午後6時の到着。曇、気温36度だが空港内は冷房が効いていて寒い。イミグレまでの長い距離を歩く。日本人乗客が少ないのでe-Visa入国の列は短い。みなさんが事前に申請した書類を持っている。ワタシは何も持っていない。ワタシの前回取得したe-Visaは5年間有効のマルチヴィザだからだ。それでも規則がいつ変わるかも知れないインドだ。「規則が変わったのでこれは無効」とでも言われたらどうしよう!最後尾に並び、係員に先手を打って簡単な英語で「ワタシはすでにe-Visaを取得してます」と言いそのページを開いて係官に差し出した。「うん?あなたは何で3年前に日本に出国して今日インドに戻って来たのですか?」と訳の分からない事を言うじゃあ〜りませんか!オイオイオイ。ちゃんと見てよ!ワタシはここで入う国拒否されるわけにはいかないのでヒンディー語で「もう一度ヴィザ番号を入力して確認して下さい」とお願いした。「あなたは何故ヒンディー語を話せるんですか」と言いながらパソコンの画面を見つめるとニコリと照れ笑いして「勘違いしてました。あなたはインドで就労していたと思ったんです」。もんだいありなせん。あるわけ無いって!!「そして俺は74歳だよ。働いてるわけないよ。年金生活者だよ」と言うと「年金幾ら貰ってんですか?」と世間話に移ってゆく。個人情報の収集もイミグレの係官の仕事だから無碍に冷たくすることもできないので適当に応えて無事通過だ。ヤレヤレ。プリペイドタクシーで空港の近所の安ホテルに。疲れと眠けにメシにも行かずに寝る。早速、蚊の歓迎を受けた。


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年11月3日、文化の日、金曜日、晴れ)

2023年11月04日 | 日記

 今日から出掛けるのだが、出掛ける前に造園業者さんにワタシの部屋の前の庭の草刈りや枝払いの指示を出す。ノボタンは今が盛りに咲いているので咲き終わったらワタシが剪定するからとか、ドクダミは抜いてもいいけれど芝桜や芽が出てきた水仙などは抜くなとか、まあ業者さんからみれば「うるさい」住人だ。ベランダのすぐそばのドウダンツツジの刈り込みは手入れが出来ているので手は付けませんと褒められもした。ガス台のをキレイにし、トイレ掃除をし11時半にマンションを出た。来宮駅から電車に乗るといやに混雑している。今日は金曜日なのにな~と思ったら「文化の日」の祝日で3連休の初日だったのだ!文化的な暮らしをしていないので実感が湧かない。文化の日に勲章を貰った人を祝う為の祝日なのかね?まっ、庶民にとっては休日であることは嬉しいことではある。毎日が休日のワタシだから金曜日の今日が世間一般では祝日であることを忘れていただけだ。熱海駅から電車で三島に向かう。丁度、向かいに座っていた外人観光客が三島駅の手前の函南駅で電車が止まると、ここが三島駅かと不安げな顔をして「Mishima?」とワタシに問い掛けて来た。「NO、NEXT」と答えると安心したようだった。三島駅を降りると駅前の河口湖行きのバス乗り場の前は外人観光客で一杯だ。バス会社の人が日本語で「7番C席の人はいませんか〜?」と声をかけている。まるでマンガだ。乗る人みんな外人だよ。そう言えば、東京駅から成田空港に行くバスの運転手さんも徹底して日本語だよな~。(笑)三島市内も連休で混雑していた。図書館で本を返却し、旅行中に読む単行本を2冊借りた。3階では絵画サークルの展示会が行われていたので拝見した。油絵とアクリル絵だ。3階から富士山がよく見えた。図書館の近くの白滝公園では路上ライブでジャズ演奏が行われていた。ランチタイムは何処に行っても混んでいるのでしばらく日陰でジャズを聴く。ランチタイムが過ぎた頃に駅に向い金券ショップで新幹線の切符を買い、駅のそばのビルで昼飯を食べ、三島駅から新幹線こだま722号に乗る。新幹線のプラットフォームからは富士山がよく見える。新幹線に乗ってふと気がついた。この列車は先月バリ島に行く時に乗った新幹線だったのだ。東京駅の大丸デパ地下で食料を仕入れ、先月と同じ時刻のバスに乗り成田空港に。バスは満席だった。ホテルのシャトルバスでホテル日航成田へ。年会費無料の会員登録しているので名前とサインだけでチェックイン完了で「本日シングルルームが満室なので会員にはツインルームをご用意させて頂きました」だって!ミネラルウオーター1本とコーヒーショップでの1杯無料の引換券と明日の朝刊の銘柄を伝える。これで素泊りで税込み9,350円だ。部屋は広い!いいんじゃないの〜。バスタブとトイレの部屋が別々だ!ひと風呂浴びて得意に部屋飲み。エレベーター脇の小部屋の自販機から缶ビールを買って「なだ万の惣菜」で。そう言えば、「なだ万」て何屋さんなのかはワタシは知らない。真ん中の白いのはゴマに豆腐のようだ。オレンジ色のは何だか分からない。デザートとしてミカンの缶詰のような味のものがあったが、ワタシは残ったミカンを持って来たのでそれをデザートとして食べる。ワインも小瓶を持参した。もう部屋飲みのプロだ。(笑)


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