徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと ムンバイからトリバンドラム、ビスタラ航空搭乗記(令和5年11月5日、日曜日、晴れ)

2023年11月06日 | 搭乗記・乗船記

 蚊に刺されないようにクーラーと天井の扇風機を廻し寒いので毛布を被って寝たがいつものように3時半には目が覚めた。本を読んだりして時間を潰し5時にバケツにお湯を満たして沐浴だ。何年ぶりかでしゃがんでの事で少し向きを変えたところでギクッと腰に痛みが走った。イテテと洗面台に手を添えて立ち上がった。じ~っとしてる分には痛みが出ないが立ち上がる際には腰に負担を掛けないよう腕の力で立たなければならない。こりゃあヤバイ。今日乗る飛行機はLCCだ。座席も指定しないから真ん中の座席なら最悪だ。6時半にチェックアウトし、ホテルの人に空港までタクシーの手配ができるかどうか訊くと、ホテル専属のタクシーで料金は370ルピーだと言う。昨夜のプリペイドタクシーの約半分だ。それでお願いしますとタクシーで空港に。l空港は来週から始まる光の祭り「ディワーリー(ディーパーワリー)」の飾りが施されていた。今回は国内線の予約票も英文のを持っていたので問題なく空港内に入ることが出来た。(搭乗の確認できる予約票を持っていなければ空港内に入れてくれない。日本語で書かれた予約票はガードマンが読めないから入れてくれない)飛行機はビスタラ航空、9時45分発トリバンドラム行きだ。国内線搭乗前の荷物検査場は何レーンにもなっていてどのレーンも長蛇の列だ。これも40年前だったら想像もつかない光景だ。荷物検査を通過しやっと搭乗ゲートに向かう事のできる国際線と共有のエリアに出る。昨日の夜は何も食べていないし、これから乗る飛行機でも食べ物は有料だろうからマサラドーサで腹ごしらえする。トリバンドラム行きのビスタラ航空機は満席でワタシの席は最後尾の3人掛けの真ん中だ。これじゃ2時間のフライト中にトイレにも行けない狭さだ。機材はエアバス320NEOで180人乗りだ。中央の通路も人ひとりが通れるくらいに狭い。出発便の混雑のため10時丁度に滑走を開始して離陸。離陸後、ひっきりなしにトイレに来る人の使用後に水を流すフラッシュ音が絶え間なく聞こえる。マイッタ席だ。数十分後、CAがカートにアルミホイルで包まれた食べ物を積んで前方に移動して行く。ワタシは食べ物を予約はしてないし関係ないやとウトウトしていると全員に配っている。LCCなのに無料だ。でもワタシは貰わないことにしてパス。オレンジジュースだけにする。こんな狭い席で飯など食べられない!窓側の若者はノン・ベジ、通路側の若者はベジを。それぞれ写真を撮らせて貰った。そうこうするうちにもうそろそろトリバンドラム空港に向かって下降を始める。CAは急いで器の回収だ。回収が全て終わった時に機体は激しく揺れベルト着用のサインが出た。CAも所定のジャンプシートに戻る。背の高い女性CAが天井の荷物棚に手を添えながら急いで戻ってくる時の目が必死だった。あれでエアポケットにでも落ちたら頭を天井に打ち付けて大変な事になっていただろう。あんな目を初めて見た。でも揺れはすぐ収まった。するとノーテンキなオジサンがトイレに立とうとした。CAが「ノー、ノー」と叫び通路側の乗客が手でダメダメをする。まだボタンが消えてないんだよな~。と言うことがあったが無事トリバンドラム空港に到着した。トリバンドラム空港は31度と言うが暑い。空港からホテルまでプリペイドタクシーで向かう。

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