徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅ーインド・デリーの大家族ー3月30日

2012年04月11日 | 南アジア
デリーでは、これまた30年以上に渡って世話になっている
インド人のPさんの家に居候だ。

 この家は「典型的なジョイント・ファミリー」だ。

 30年前に、ワタシが当然のような顔をして、この家の居候をしていた時の
 家族構成は、こんなだった。

    両親(2名)、息子(6名)、息子の嫁さん(2名)、孫(4名)
    親戚の子供(2名)、ワタシの総勢17名の暮らしだ。
    この人数に時折、地方から親戚が来ることもあり、
    ワタシが居候していた時に最大で20名居たことがある。

  朝は学校に行く孫たちの食事から始まり、次に、勤めにでる者の食事、
  最後が食事係のお嫁さんの食事で、9時から10時頃になった。
  朝5時半ころから食事を作り始め、終わるのが10時だから大変だ。
  この朝食のほかに、朝起きての、「まずはチャイの一杯」があるから
  朝はてんてこ舞いだ。

  で、今はどうか?というと
  両親は亡くなり、息子たち、息子たちと言っても長男は75歳。(笑)
  その長男夫婦とその息子家族(3人)、次男、三男(未婚、65歳)、
  長女(未婚、63歳)、次女(未婚50代)の9人が一緒に暮らしている。

  そしてワタシが加わったので10名だが、
  次男の娘はニューヨークでインド人に嫁いだのだが、
  丁度、旦那が休暇を取りこの家にやって来たのでプラス3名。
  次男の長女も妹家族とワタシに会うために子どもを連れて
  連日遊びに来るのでプラス2名。
  長男(75歳)の娘の嫁ぎ先のハイデラバードから旦那が出張で
  デリーにやってきた。
  彼も挨拶にだけ訪問したつもりが、S(ワタシのこと)が来ているから
  「お前も泊まって行け」とプラス1名。
   瞬間的に家族の総数は14名となる。
      
      二階のテラスで日光浴
      
      
 
       暑くなったら、日陰のある玄関先で
      
       一番左端が長男の娘の旦那だ。
      これで、彼もワタシのことを今日から「カーカー」(おじさん)と
      呼ばなければならない。
      つまり、このファミリーの一員であることの紹介だ。
      まるで映画の『ゴッド・ファーザー』みたいだ。
      今日から、ワタシがハイデラバードに行って、彼の家に行った場合
      彼はオジサンのワタシを最大限もてなさなければならないのだ。

     その逆も真なりで、このファミリーの一員が日本に来た場合
     ワタシの家に当然のように訪れて良いのだ。

   で、今現在、長男、次男、三男とワタシが朝や夕方、テーブルを囲み
   全員老眼鏡を掛けて、本を読んだり新聞を読んだり、
   ここに長男の嫁さん、長女も加われば、6名全員老眼鏡をかけての
   座談会だ。

   もう老人ホームそのもの。(笑)

    老人だから夜は早い。(笑)

    ワタシも夜が早い。(笑)

    

            
      

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