徘徊老人のひとりごと 成田空港へ（令和６年１０月７日、月曜日、晴れ）

　明日から旅に出る（旅と言えるほどのものではないが）のでトランクに生活必需品を投げ込んで準備をする。西日本では雨模様のようだが熱海は良い天気で三浦半島の上には真っ白な富士山のような雲だ。12時45分にガラガラと旅行カバンを引いてと言うか下り坂なので旅行カバンに引かれて駅に向かった。下り坂なのに駅まで行くうちに汗が吹き出て来た。スマホで気温を調べると２９度だ。こりゃー夏だ。熱海に出て東海道線で東京駅まで２時間。大丸デパートで今夜の食料を調達してバスで成田空港へ１時間。運賃は昔は千円だったが、その後確か１，３００円になり今回は１，５００円に値上がりしていた。やはり中国人が多く、ワタシの隣りには太った若者が座ったが彼の体温で冷房が幾らか和らげられた。成田空港も気温は２８度を越えている。今回もホテルは日航成田だ。ホテルの送迎バスでホテルに到着しチェックインをして部屋に到着したのが午後５時半だ。マンションを出てから成田のホテルまで約５時間だ。流石に疲れた。歳だな～。新幹線と京成線のスカイライナーを使えば楽なのだが、年金生活者のワタシにはそれを選択するにはそれ相応の決意が必要なのだ。空港からホテルまでのバスには同年代位の婆さん３人組が乗っていて聴くともなしにお喋りを聴いているとメキシコ旅行のツアーに参加するのだそうだ。春にはスペインにも行ったようだ。旦那はいないのかね～?旦那の生命保険がガッポリ入ったので老年を謳歌してるのかね～。ワタシは生命保険を掛けていないのでワタシが死んでもカミさんには１円も入らない。申し訳ないのだが今更どうする事も出来ない。

　ホテルのコンビニで缶ビールと日本酒とワインの小瓶で明日からの旅の壮行会（笑）。大丸デパートで買った弁当はビールにあいそうな惣菜、ワインに合うもの、日本酒に合いそうな惣菜で酒好き用のオールスター弁当だ。これで１，４５０円だ。