湖畔にあるカフェ 日々の記録

休眠中だったブログを 日々の記録用にしました

イタリア旅行 アレッツォ-1

2013-03-11 13:58:28 | イタリア旅行記2013.jan


フィレンツェを後に 列車にて東へ一時間程移動しアレッツォへ着きました。
アグリトゥーリズモという農場滞在型プチホテルに宿泊するのが夢だったのと
イタリア農村部の暮らしを拝見し、作物、加工品の工房見学 そして料理教室が今回の目的です。

観光地を巡るだけの旅ではなくて もう少し奥行きのある勉強を兼ねた旅を計画しました。
インターネット上で調べてみると イタリア旅は本当に充実していて
よくあるツアープランにプラス ホテル延泊をオプションしたり
現地のツアー会社や個人で活動されている旅のプロに 希望を伝えて
コーディネートしていただく事も 自由にプランニングできそうです。
現地のガイド 聡明なU子さん(同い年)に とてもよくしていただきました。
(またお会いしたいのです!)

写真はアレッツォ郊外のマリオさん宅2階。
1ベッドルームの(リビング、バス、トイレ、キッチン付)宿になっていてそこに3泊しました。

一日目は 郊外の小さな畜産農家を訪れて ソーセージとチーズ作りの工房を見学して
昼食はそこで生産されているハムやチーズをご馳走になりました。



朝目覚めると 向うの嶺線が白くなっていて「雪だ!」とアレッツォの人達が
口々に 少し驚いたように話していました。
(私達は雪国から出発の旅なので 少しもおどろかない~)
アレッツォから列車とバスと農家の奥様のAudi送迎で向かいました。


道が悪いからとビニール製足カバーを付けた様子。



真冬で青い牧草は生えていない季節、屋内に羊とキアナ牛、鶏等が飼われています。
みんな自由に歩いて 表情も穏やか。




あひるも 一緒に歩いてます。

朝採れた羊乳からリコッタチーズを作っています。

まるで お豆腐。




チーズ熟成棚。室内は石造りで低温で管理されています。


当日は 豚を一頭買った男性が工房を訪れ みなさんでソーセージ作りをしていました。
ハーブ、スパイスを少し変えて 数種類の腸詰めソーセージが出来上がってゆきます。


長~~いの.笑


特製のチーズ、生ハムなど とっておきの昼食をペロリといただきました。
もちろん赤ワインと共に。
あっトスカーナのパンは塩が一切使われておりません。
こういう塩辛いおかずといただくからだと思います。



向かって左がチーズ工房、そして中央にこの売店コーナー、右には加工肉工房があります。
近頃、この工房を新しく建てられたそうです。
衛生管理がしっかりとなされていました。

飼育から加工製品化まで 出来る事はこの畜産農家のご家族でされていて
もちろん飼料含め 無農薬に徹しているそうです。
羊や牛と話しながら愛情をもって育てている様子を拝見して
ソーセージ加工には 豚の血、骨のゼラチンなど 端々までしっかりと
加工され 大切にいただく心が「食の国」を改めて感じさせられました。
「食べる」という事...

今回訪れて感じた事は 「コンパクト(小規模)」で「シンプルかつ こだわり」があり
「手作り」で「格別においしい」。
この規模と仕組みで ひとつの家族(ご主人の弟さんもいました)が瑞々しく暮らされています。
車も素敵でした。

x'masが終わったばかりで ハム、ソーセージ、チーズの在庫が
少ない時期だったようです。

この後、アレッツォへ戻り 少し市内観光しました。



「ドレミファソラ...」を作った人「グィード ダレッツォ」がアレッツォに住んでいたと
標識が壁面にありました。

映画「ライフ イズ ビューティフル」の舞台で有名なアレッツォです。
旅の直前に もう一度みました。悲しいだけじゃない よい映画です。



1時間程で 旧市街の中心部をぐるりと見て回れる程の街です。
毎月第一土曜日は大きなアンティーク市が開かれているそうです。
次回にぜひ~


アレッツォの一日はこんな風でした。

夜にはラファエラさん(宿の奥さんはプロ級、料理本を出している)お手製の夕食をいただいて
イタリアの「食」を満喫できるトスカーナです。

2晩 お料理レッスンが開かれました。
次回は 私のリクエストに応えてくださった
ニョッキとアーティチョークの料理レポートです。

旅の写真を再び見て選び 記憶を呼び戻す作業は 楽しいです。
(少々時間を要しますが)


現在はこの10倍くらい積もってます。湖は見えません。

さて 近頃の洞爺湖。
北日本 大荒れの昨晩も雪がたくさん降りました。

数日前から 駐車場の雪を大きく片付け始めましたが
日々たくさん積もる雪と ラッセル車が置き去りにして行く固い雪山に
ヘトヘトになり手こずっております。

例年のように雪融けが始まれば
大きなチョコレート板みたいになってしまった 屋根の氷雪が無事落ちてくれるのですが
未だ氷ったまま垂れ下がっています。

館内の寒さ問題や 諸事情が納まれば 再開したい時期です。
HPにてお知らせしますので もう少々お待ちください。

それでは 居座る冬。
みなさんも お元気でお過ごしくださいね。



Thank you!

















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1 コメント

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ほっ(笑) (YUKIKO)
2013-03-12 07:21:43
イタリア旅行の様子、スケールの大きさに羨望のまなざし、
内容の濃さに「う~む」とうなりながら楽しませて頂いております。
今回の旅行がこれからのお料理にどんなふうに反映されるのかな・・・なんて思いながら。

歴史のある国の建物や街並みって素敵だよね~なんて呟きながら、
最後のcohumの画像を見てほっとしたわたし。ちっちゃいな~(笑)

今冬の北海道はハンパなく寒くて、雪が解けなくてどんどん積もっちゃうんですよね・・・
雪掻き大変だと思います。腰など傷めないようお気をつけて・・・
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