秋の夕暮れは 湖畔に住む私達に 日々潤いを与えてくれます。
大自然の中の過疎の町で 商いを行っており 街での仕事のように 目の前を行き交う人々の様子から
準備の量を推測するような事は 全く適わず
目の前に広がる湖と 雲、空を眺め
主に 第六感を働かせて 仕入の量やランチ、ケーキ、コーヒー豆の準備をして
早5年目となります。
最近 気付いてきたことに 気になったり、イメージをし始めると
その事が起きたり、その人が現れる事が多くなりました。
自然の中で暮らしていると「冴えてくる」んですね.笑
先週の話。
近頃、ロサンゼルスへ旅するお話を見たり、聞いたりする機会が多く
海外への旅は 我が人生の軸ではありながら
アメリカ本土へは 未だ脚を運んだ事がなく 興味ある~と思っていたら
コハムへ 静かな平日、ロス在住のトムさんと言う人が突然やって来ました。
(あっ、お客様は いつも突然お越しになるものですネ.笑)
彼は ロスで日本の車部品の販売セールスをしていました。
日本の製品は 性能が優れ、壊れず、安全で 沢山の販売実績を作る事が出来
52歳と早めですが リタイヤして その後の人生を満喫しているところだそうです。
ロスに家もありながら 日々の生活は NY,東京など世界の都市と変わらず物価の高さが
気になり 好きなヨットや登山、冒険をする為
苦手なモンスーンの季節以外は マレーシアに住んでいます。
そこから数百キロ離れた島へ ヨットセーリングで遠出する事もあるそうです。
今は、モンスーンの季節だから LCCで良いチケットをみつけ 日本へ来て2ヶ月程
キャンプや登山、時にはホテルに泊まり 旅をしている最中です。
大きなバックパックを背負い 主に歩き 時には列車に乗り
地図から計画を立て 渡り歩いています。
ここに来る前は 襟裳岬、アポイ岳登山、浦河からJRで札幌へ 街を探索し
JRでニセコへ行き 羊蹄山に登り 一泊して 歩いて洞爺湖畔へ着きました。
湖畔のキャンプ場で数泊し その後 有珠湾の浜でキャンプして
苫小牧からフェリーで東京へ、その後 久しぶりにロスへ帰宅するそうです。
洞爺では 夜の食事をするところがなく 困っているらしく
コハムでのランチが久しぶりの温かい食事でした。
ロスでは 朝6時頃から コーヒーやドーナツ、サンドイッチを食べられる店が
たくさん オープンしていて 早起きしても 毎日美味しいコーヒーが外で飲めるそうです。
ここの人も もっと早起きしない?と提案されました。
又、ロサンゼルスは 50年代60年代の著名な建築家、デザイナーが設計した
モダーンな建物が街のあちこちに点在して 素敵な街並を創りだしているそうです。
i-phoneのGPS機能を使い 次ぎの目的地を設定して 一日で20~30km歩く事が
多いとの事。
旅程から 真面目な人柄と目的を達成する人格が感じられます。
ベトナムやタイのおすすめの島の話等もたくさん聞けました。
勝手なイメージながら
ロスに住む人々はみんな「お昼間から 素敵なドレスを着てシャンパンを傾けている」の図のみ
想像していましたが ロス在住者のお話を聞く事ができて
リアルを垣間見れました。
浦河町で 漁師の家族に声を掛けられて夕食に招待され
キューカンバー(キューリ)とみそディップでビールを飲んだ事が
忘れられないそうです.笑
欧米のパーティーで大人気のキューリですから。
湖畔の観光ピーク期が 落ち着き そろそろ旅の準備を...と
思っていた私のタイミングにピッタリな トムさんの来訪なのでした。
小さな旅をしたような気分です。
さて 今日は 「洞爺国際交流協会」の
英国青年ボランティア「Project Trust」を通じて来町し、一年間ここで生活する
女子2名の歓迎会を開催します。
初めて対面しますが どんな方でしょう。
そろそろ 水曜夜7時からの英会話教室も始まります。
ご興味のある方は お越し下さいね。
洞爺支所センター2階です。受講料は無料で年間のお茶とお菓子代500円のみ
初回徴収しています。
協会の実行委員さん達が準備を進めている
「とうやインターナショナルフェスティバル」は9/27sun 水の駅で開催です。
Thank you!
*** 9月のお知らせ ***
連休は 9月18日(金)~22日(火)営業します。
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2015年 洞爺湖 cafe cohum コハム営業時間
毎週金~月曜日open 11:00~18:00頃
火・水・木曜定休日 *祝日営業
北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町194-1
0142-82-3898
cafe cohum コハム
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