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イタリア旅行記 アレッツォ-2は 料理教室編です。
リクエストにラファエラさんが応えてくれて
「アーティーチョークの肉詰め」と「ニョッキポモドーロソース」を作りました。
随分前から 数々のヨーロッパ写真を見て これは何?とそのかわいらしさに憧れ
気になっていた食材がアーティーチョークでした。
プリモピアット(第二の皿)
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下ごしらえを拝見するに 日本でいう「山菜」的な野菜だとわかりました。
上部実の部分は 葉をたくさん剥いて整え、食感は苦みがあり
ふきのとうのよう。もちろんアク抜きをします。
茎は「ふき」のようです。
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茹でたアーティーチョークに 豚肉、牛肉の赤身、サルシッチャ、ナツメグ
ミルクに浸したパン、イタリアンパセリ、塩、玉子、ブラックペッパー
パルメザンチーズ、アーティーチィークの茎の部分をフードプロセッサーにかけます。
茹で上がったアーティーチョークの水気を拭き取り、塩を少しして
たっぷりと上記のひき肉を詰めます。
どんな食事にも「パルメザンチーズ」がよく使われます。
ガイドのU子さんが「イタリアでパルメザンチーズは 日本のだしのような位置づけです」と
教えてくださったのが とても印象的でした。
紙の上ですりおろし 透明の瓶などに チーズを保存(短時間2~3日?)し
とにかく どの料理にもこの瓶は登場します。
確かに 風味豊かになりコクが出て とっても美味しくなるのです。
この「だし」フレーズが 何故か旅の中で一番と言っていい程 強く印象に残りました。
パルメザンに目がないので なおさらですね。
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鍋にオリーブオイルをひき 肉詰めした方を下向きにして強火で焼き始める。
コゲ目が付いたら、ひっくり返して水を足し蒸し焼きにする。
焼き上がる迄 プリモピアット(第一の皿)を作り始めます。
ニョッキです。
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大きな手打ちパスタ用の板が テーブルの下から出現しました。
このキッチンにある ダイニングテーブル兼クッキングテーブルは
ラファエラさんが オーダーして家具屋さんに作ってもらったそうです。
(この板は使用後、暖炉前で乾燥させ ヘラでしっかりと掃除して
決して水で洗ってはいけないそうです。魔法の板)
マッシュポテト、ナツメグ、小麦粉、玉子を加えて
混ぜ合わせ、練り始めます。牛乳でまとまるまで水分を微調整。
小麦粉をふった天板の上で ヒモ状に伸ばし 指のひと関節分程にカットして
「ニョッキ棒」(小さい羽子板のようなスジ状にエンボスになった板)で
コロコロっところがして くるんとして スジを付けます。
コツがあり 結構難しいです。
最後の方でようやく「ok」がでました。
このカタチは くるんとカーブした内側、スジの付いた面共に
ソースがよく絡んで美味しくなる為です。
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ポモドーロソースを作ります。
トマトソース缶、玉ねぎ、人参、セロリ、ニンニクの細切りをを
土鍋で炒め、ぐつぐつ煮込みます。
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ご主人のマリオさん。
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エプロンをつけて 2時間半程で 今日のメニューが出来上がりました。
ハウスワインと共に おいしい おいしい ディナー。
ドルチェは リコッタチーズのティラミスです。
このメニューほとんどを ラファエラさんは頭に記憶していて
テキパキと調理を進めてゆきます。
見事なのです。
そして 食後にいただく「ビンサント」というお酒が忘れられません。
アルコール度数が高くて さすがに「おかわり~」とは言えない食後酒です。
消化を良くする効果があるらしいです。
ビスコッティをひたしていただくのです。ウ~~ンもう一度食べたい。
今度ネットで注文しようと思います。
もうそろそろ ふきのとうのシーズンだから
日本版の 肉詰めを試してみようではありませんか。
イタリア トスカーナのとある町では こんな素晴らしい食事風景が
日々 繰り広げられているのです。
ここ洞爺でも これから美味しい野菜の収穫されるシーズンがやってきます。
旅で習った 料理をヒントに 美味しい食事を
作り出してゆきたい cohumです。
Thank you!