するべきこと

cohumの様々な準備の為、晩冬の洞爺に一週間程暮らして
伊達や室蘭へと車を走らせており
blogの更新が　久しぶりになっていました。





東北震災の全容がわかるにつれ
書いたり　話したりする言葉さえみつけられない心境です。
地震から10日経った今日もガレキの下に生存者の確認がされたそうで
あきらめずに　一人でも多くの方が助かって欲しいと
心から願っております。


丁度　4月から新しい店を開店するための準備を
一年以上前から進めていたものの
果たして　この時期にオープンしてよいものか否か
洞爺に暮らしながら　じっくり考えていました。

しかし　住居のある札幌、cohumの洞爺湖畔も
被害はなく　しっかり生活と仕事ができる場所がありながら
何も悩む事はなく　まず自分の軸をしっかり築き
それから　出来る事に取り組もうと　結論がでました。
ローカルな場所ではありますが
少しでも笑顔の増える　良い店を創ってゆきます。

幾つかの事が　今回の影響でストップしておりますが
まだまだ恵まれた環境ですから
あるもので工夫しながら　やりくり出来ると思います。

日付をはっきりとは今の時点で告知できませんが
4月中旬の予定で　準備を進めております。
GWには　しっかり開店している状態にしたいです。



シャンデリア球を使ったお手製ランプが
カウンターの上に点きました。



食器戸棚も随分と充実してきました。


明日も　cohumへ行ってきます。

ルーツ

11日は　cohum準備のため　車で出掛けており
夕方帰宅しTVを付け、初めて
大きな地震が起こっている事を知りました。

atelier moonの以前のスタッフ、
問屋さん、
ご実家へ戻られた開店当初からのお客様
被災地の皆様のご無事と安心を祈るばかりです。

今回　大きな被害の出ている町は
祖父母の故郷です。

町の人達の顔が映し出されると
とても気丈だった祖父母を思い出します...


発電システム...
電気にどれだけ頼る生活かを実感し　
今は　少しでも必要ない電気を使わずに過ごそうと思います。
安全な熱源を選んだり、使う量を工夫したりは
今回の事をきっかけに
個々人の選択で出来る事があるのかもしれないと
改めて考えています。

月工房的家具展2000 から

仕事部屋の壁に　ずっと貼ってある一枚のポスター。
2000年に街のギャラリーで開いた「月工房的家具展」。

日常のすぐ側に眠り続けている道具や
捨てられてしまう古材.
そんな物達に少しの創意工夫と現在のライフスタイルに
合わせた調節を加えてみる.
するとまた　和やかで大切なものとして
使い続けてゆけそうな気がする.
現在のような使い捨て時代に入る前の道具や古材に
ひと工夫を加えた　家具展を開いてみたくなった...

とポスターの文字.


そんな風に考えたあの頃から
10年以上の時間が経ち
随分、古い家具や素材に対する
価値観が変わってきたと気が付きます。

興味をもち　好んで生活に取り入れる人が
間違いなく増えました。

自分から見渡せる世界の感想ですが。


通信分野の　追いつけないくらいの進歩がありながら
古い物の良さに気付き　大切にする気持ちあり。

なんだか　とてもバランスの良さを感じるこの頃です。



とかなんとか言いながら　そろそろ
苦手な3月14日までの申告作業を終わらせましょう。
ついつい　楽しかったことばかり思い出してしまう
経理の時間です.笑