そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

カナブンと映画「ハウルズ家のちょっとおかしなお葬式」

2009-09-14 16:04:49 | Weblog
9月14日

5時40分スタート
空は半曇り。丁度いい気候。
新道の車が増えたように思う。今までは目視で車が見えなければ信号のボタンを押さずに渡っていたが、もう駄目なようだ。

下の道を行くと、ススキの穂が目立ってきたり、クズの花の一つ一つに鞘がぶら下がってきたりと秋が目立つ。
一ヶ所、クズの花という花になんか光る物がいるなあと思ったら、カナブンだった。団子のように群がってたりする。
蜜を吸ってるというより、眠っているようだ。

カワセミには今日も会えない。つまらない!

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先日最終日に駆け込みで見た映画「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」。

 監督   フランク・オズ

 出演   マシュー・マクファディン
      キーリー・ホーズ
      アンディ・ナイマン
      デイジー・ドノヴァン

 お葬式というものは、人間の死を送る静謐な場面である筈なのに、往々にしてそうはならないというか、やはり人間のやることだからおかしな事が起こってしまうものだ。
私の体験からいうと、もう30年も前になるが夫の兄が亡くなって、そのお葬式の時。私は初めてお会いした主人の田舎の大叔父が座る席の事で怒り出し、どうしても怒りが収まらず帰ってしまった。
田舎に親しく通うようになって分かった事だが、田舎ではきびしく席順というものが決まってるので、威厳を傷つけられたのだと今ならわかる。
その時代、東京のせまい自宅の葬儀、ギュウギュウの座布団上のことなので、呆れてしまったのだが・・・

本題に入ろう。
冒頭、父親の葬儀の日、運ばれてきた遺体が何とした事か葬儀屋のミスで他人の遺体だった!
やっと来た正しい遺体にホッとして式を始めようとするが、故人の高齢の叔父が現れない。主人公の従姉妹のマーサは恋人を父親に認めてもらおうと連れて来るのだが、これが大騒動のもと。

主人公ダニエルの弟は、売れっ子作家だが自分勝手。
ダニエルは長男、弔辞を読むべく用意している。しかし、神父も親類も単純に「何で作家の弟が読まないのか?」という。
ダニエルは怒りを抑えながらも一応弟に「おまえがやれ!」といってみる。
弟は「兄貴がやるのが当然」と。
ま、一般的に当然である。

その間にも、おかしな事がいっぱい起こりつつある。
マーサの恋人が誤って飲んだドラッグで、どんどん様子がおかしくなり、あろう事か裸で屋根の上に・・・
しかも、弔問客のなかに変な謎の人物が紛れ込み、故人の秘密をダニエルに暴露。
強請られたダニエル兄弟の取った行動によって最大のハプニングが起こってしまうというハチャメチャ、ブラックユーモア満載の映画。

こう書くと、ドタバタと思われてしまうのが残念だが、そうではない。
演技派の俳優達のどこか品のある演技でヒューマンコメデイになっている。
最後はダニエルのメモを見ない心からの弔辞で大団円となる。 

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