そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

枇杷の木・・・ごめんね!

2014-05-29 10:57:46 | Weblog

一昨日、枇杷の木を伐ってしまった!

それ以来心が晴れない。

あの木が生えてきたのは30年も前になる。

お隣さんが「今、食べた枇杷の実そちらにも投げておいたからきっと芽が出てくるよ」

「あら、そう?ありがとう。実がなるかな~」

お気楽だった両家。

本当にバカだった!

それから30年。枇杷はすくすくと育ち一杯実をつけるようになった。

ここ5,6年は収穫が面倒になってきた。年のせいもあるが・・・

私以外誰も食べないのでご近所さんに配る。

小さい子の居るうちは喜んでくれるが、甘いけど小さい枇杷は食べるのも面倒だろう

と思うとあまり配れないのだ。家でジャムにもしてみたがあまり美味しくない。

しかし、この枇杷に目をつけた動物がいる。

ハクビシンだ。

今年になってベランダや庇に見慣れないフンが置かれるようになった。

調べてみると、ハクビシンのフン。

木酢液が苦手だと書いてあったので、買ってきて説明書どおりにベランダに幾つか

並べたら、効果ありで来なくなったからお隣りさんと安心してた。

どっこい甘くなかった。

枇杷は関係なく実をつけ大きくなる。このところ2,3個熟してきたので枝払いしない

となあと見上げてばかり・・・

ちゃんとやってきた。お隣さんの庇に枇杷の木が近いので、夜中に来て枇杷をカリ

カリかじる音がしたそうだ。勿論フンと種もあった!さあ、大変。

家の枇杷はお隣りさんのと違って、太くて丈は5メートルもあるのだ。

業者に頼んで伐ってもらう事にした。

シルバー人材センターに電話すると、植木関係は一ヶ月待ちだという。

困って、便利屋さんに頼むと翌日来てくれた。

植木職人さんではないので、「根元から伐ってしまいますか?」

頭の中をぐるぐる駆け巡る思い。

我が家も古いし、天井裏にハクビシンの巣が出来ても困るし、でも木が可哀そう!

ああ~、エイやっと伐ってもらう事にした。

電動ノコギリの音が悲鳴に聞こえた。

庭は明るくなった。広々もした。でも残ったのは罪悪感だけ。

残った根にお塩を盛り、周りにも撒いて礼をつくしたつもりだが、心は晴れない。

便利屋さんに後できいたところでは太い幹の部分はリサイクルセンターに引きとっ

て貰えたそうだ。少しだけ気が晴れた。

 


ちょっと変なオジサン達!

2014-05-28 09:07:15 | Weblog

5月26日(月)

今日は友人達と昼食会の日。

汐留にあるホテルのブッフエを予約したそうだ。

「あのね、これこれこういうブッフェがあるのよ。行かない?」

と、お誘いが来た時「う~ん、わざわざそんな所まで行きたくない」と断った。

「そんなこと言わないで、たまにはいいじゃない」と押し切られた。

ホームの待合室で4人揃うのを待って先日観た歌舞伎の話しをしてると突然

「歌舞伎ってそんなに面白い?」と男性の声が降ってきた。

私の横に座ってたジョギングスタイルのオジサン(我々よりはずっと若いが)だ。

一瞬声を失うが「面白いですよ!」と返すと「だけど歌舞伎座改築したりしてねえ」

折角の文化遺産を壊したのが気に入らないのだろう。

しかし、それは我々の責任ではないし、急に何を言ってるんだ!

ビックリして言い返せないうちに友人が揃ったので電車に乗る。

新橋で降り、地下道を歩いて汐留に向かう為エレベーターに乗ると又も変なオジ

サン現れる。

私達より少し上に見える彼が突然「20年も前だったら綺麗だったろうな」と4人の

中で一番若いHさんに言ったのだ。

言われた本人「なんか文句言われたのかと思ったわ!」

こんな事をエレベーターに乗り合わせたわずかな時間にぶしつけに言うオジサン

に全員またもビックリ!

あのオジサンは多分ふだんから女性を見ると内心で値踏み(言葉は悪いが)をし

てるので、つい思った事を口にしてしまったのだろう。

今や汐留は大きく変貌した!

やっと見つけたホテルのブッフェはあまり広くはないが、お客さんは一杯。

24階からの東京タワーを眺めての食事は美味しかった。

ただ、私はやっぱりブッフェスタイルは面倒で好かない。

可愛げの無い言い方でごめん!

 


江戸川だより・・・クワの実

2014-05-24 07:58:46 | 江戸川ウォーク

5月23日(金)

5時半ウオーキングスタート。

うす曇り。

大きな信号前で柔軟体操している人がいる。

あれッ、振り向くとこの所お見かけしなくなったジョギングのオジサマ。

ニコニコ元気よく「おはよう!」と挨拶される。

どこか体を悪くされたのかなと思っていたので一安心。

土手に上がると今日は風が冷たい。

さすがのアカツメクサも盛りをすぎ、茶色くなってきた。

うす曇りで薄ら寒いと早く帰りたくなる。

ちょっと端折って工事現場の坂を上らず、下でいつもの自分流呼吸法をワンセット

やり帰ることにした。

ツバメとハクセキレイ、ムクドリが今朝の鳥。

クワの実二個いただく。ありがとうクワの木さん!


国立劇場 五月文楽公演 (竹本住大夫引退公演)

2014-05-23 16:12:24 | Weblog

5月21日(水)

七世住大夫の引退公演は第一部、狂言「恋女房染分手綱」なのだけれど、私達は

住大夫さんには申し訳ないが、第二部の演目の方を選ばせて貰った。

第二部演目   女殺油地獄

             徳庵堤の段

             河内屋内の段

             豊島屋油店の段

          鳴響安宅新関

 内容はどうしようもない放蕩息子がお金の為に、親切な油屋の女房を殺してしまう

 という最悪の話しなのだ。救いようのないワル!

 三百年も前に書かれた話しなのに、今の世の中に似たような話しは幾らでもある。

 今日のニュースでも、3月末から行方不明になっていた女性の准看護士がトランク

 ルームから死体で発見されたと伝えている。

 こういう事件が起き、犯人がつかまるとつい親の身になって考えてしまう。

 被害者・加害者どちらの親も大変な思いを味わい、その後の人生が狂うのだから。

 この物語の中の放蕩息子の親(実母と継父)の細やかな情愛と厳しさも描かれて

 いて、なのに何故こんなに曲がってしまったのか?一度曲がった心は竹のように

 は戻らない。人のこころは難しい!

 その殺しの場面の凄惨なことといったら・・・

 さすが、桐竹勘十郎!

 つるつる滑る油の中での惨状を見事に描き出した。本当にそこに油があった!

 身を固くし、息を詰めて見た。

 もはや人形ではなかった。

 友人と二人「凄かったわね!」「今までで一番ね!」と興奮した。

 生身の人間ではないからこそ、表現できる技。

 やはり文楽は素晴らしい! 


江戸川だより・・・トベラ

2014-05-20 20:53:18 | 江戸川ウォーク

5月20日(火)

5時半スタート。

薄曇りだ。気温は高め。

センダンの花は満開になった。

橋を渡ろうと対岸を何気なく見ると、白い花がいっぱい!

そこの一角だけ昔からの雑木が15メートルほど残ってるのだが、アカメガシワの

大きな葉っぱの下に隠れて横に大きく育ったトベラの花が咲き誇っていた。

ノイバラもまだいい匂いをさせているし、クワの木は一杯実をつけてる。

黒くなった実を二つ摘まんで口に入れると甘づっぱい。

この一角は多彩だ。なぜだか実のならないアケビも毎年花をつけ、マユミの木も

あるという楽しみな一角である。

土手に上ると赤いツメクサが元気一杯。

上流の川岸に下りてみると、嘴の長いシギが二種類盛んにエサ探しをしてたが、

一羽が私に気づき、鳴き声をあげて飛び立つ。澄んだ声!

何かを咥えたツバメが素早く飛び交う。巣作り中か?

今年も元気なオオヨシキリの姿が・・・ぎょっぎょと鳴くので行々子と書いてヨシキリ

所々に菜の花を小さくしたような黄色い花が目立つ。

ノコギリソウのような葉っぱを持つ黄色い花。なに?


新クラシックへの扉!

2014-05-18 13:17:27 | Weblog

5月17日(土)

指揮     伊藤 翔

オルガン  室住素子   

コンサートマスター  西江辰郎

  第一曲    ラヴェル   マ・メール・ロワ組曲

  第二曲    プーランク  オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲

  第三曲    ドビュッシー  牧神の午後への前奏曲

  第四曲    ストラヴィンスキー  バレエ組曲「火の鳥」

今日の指揮者伊藤翔氏はまだ若干32才。

若いのに非常に落ち着いている。

この日の作曲家達は、近代に活躍した方々なので曲も馴染みのあるもの

ばかりで親しみやすい。しかも短い。

ドビュッシーは本当に独特!解説に蜃気楼のようなと例えられてたが、う

まい喩えだと感心した。

若い頃は嫌いだった曲だが、今はどちらかというと好きな曲に入る。

こういう曲は短いのがいい!

パイプオルガンは圧倒的な音色で他を支配する。

~~~~~~~~

二時開演なので、その前に食事をした。

前回から中華の「くこの実」という店が無くなったので、久しぶりに駅で待ち

合わせて「つばめグリル」に入った。

改装前はロータリー側にあり二階からは眺めが良く気に入っていた。

久しぶりの和風ハンバーグとまあるいトマトサラダは美味だった!

料理の味は変わってない。

今日風邪で休んだ友人に食べさせたかったな!


江戸川だより・・・

2014-05-16 08:47:25 | Weblog

5月16日(金)

5時半スタート。

歩き出してすぐ空を見上げると、懐かしい姿で飛ぶ鳥が三羽!

オナガだ!

この辺で見かけるのは本当に稀なので、立ち止まって見とれてると電柱に

三羽共止まってくれた。

下から見上げてると一声「ぎゃーッ」と叫んでそろって行ってしまった。

ま、いいか、相変わらずの悪声だけど・・・優雅な姿なのにね。

今朝の雲は楽しめそう。

釣り船屋さんの角のセンダンの花が沢山咲き始めた。

この3,4日土手を歩かなかったら、雨の降ったこともあり雑草の背丈がのび

てボウボウになった。

お陰でヤセウツボはすっかり埋没。コツブツメクサもすっかり茶色に変身。

目立っているのはスイバのようだ。

ちょっとスイバとギシギシの区別(?)がつかないが、同じもの?

スイバは熟すと赤くなるというから、まだまだ緑色。

それが一面にスクッと立っている。

今日の雲は多彩だ。

北に馬蹄型の雲がぽっかりぽっかり、南には箒で一はきした雲が幾重にも。

しかも地上近くはテーブルマウンテン状の雲がデンと構え、それでも背景は

真っ青な明るい空。なんかうきうきするなあ・・・

帰り道、例のクロブタのさくらが陽気にブヒー!と返事してくれた。

いい子だ。

 


ひえーーッ!!!

2014-05-13 08:43:58 | Weblog

5月12日(月)

なんてことだ!

今日は予定も無いので、さっさと家事を終え図書館で借りた本でも読もうと本に

手を伸ばしたその時、携帯の電話が鳴った。

「今どこ?10時よ、どうしたの?」

「エーッ、何~、なんで?」 頭が混乱して意味不明の言葉を連発!

「メールみなかったのね?用が無かったらすぐ来てね。三人雁首揃えて待ってる

から!」

「暇です!」それは本当だ。

取りあえず着替えをし、いい加減に顔を塗り私としては超特急で家を出る。

駅までこの頃ノンビリ歩きで7分かかるが、今日は2分も縮めた。

オリンピックの競歩選手もびっくり!(そんなわけない)

いつもオリンピックで競歩をみると、なんでこんな楽しくも無い苦しいことを好んで

やるのかと思っていたが、今日意識を変えた!

こういう時の為に競歩はあるのだと確信した。

45分で何とか到着。たいしたものじゃ!自画自賛。

結果、バチが当たって最悪の成績でした。

反省・・・これからはメールをしっかりチェックします!!!

 


江戸川だより・・・マツバウンラン

2014-05-11 12:56:06 | 江戸川ウォーク

5月10日(土)

きのう脱線して書かなかったことを今日記しておこう。

5時半にウオークスタート。

天気予報は快晴といってたが、案外雲が多いし、風も存外強い。

橋を渡る前に高谷川をのぞくと、またもや一羽だけ小柄なオオバンがいる。

一人立ちしたばかりなのだろうか、全体に幼い。

土手に上がり、今日は下流を行く。この所上流ばかり歩いたので。

驚いたことにコツブツメクサのオンパレードだ!

そして思ったとおりヤセウツボがそこここにニョキニョキ。

対岸に目をやると、あれッもしかして富士山?

ビルの間に真っ白な影が時々現れる。やっぱり富士山だ!

風が強いので、綺麗にしかもはっきり現れたのだ。

妙典橋工事の手前でヒバリの声。いつもこの辺に居るようだ。巣作り中?

アカバナユウゲショウの花少しだけ発見。

下の道を帰る途中、マツバウンランがアスファルトの隙間から咲いていたが、

何という強靭さ。細いのに・・・

そういえば、この花土手の上に結構咲いていたのに、コツブツメクサに駆逐

されたのかな?

ノイバラのいい匂いに送られて橋を渡る。

センダンももうすぐ花が開きそう。今年は遅いようなきがする。


頭が沸騰!

2014-05-10 07:16:54 | Weblog

5月10日(土)

土曜日だというのに夫は仕事に駆りだされた。

今年はとうとう後期高齢者になった人物を酷使するな!

本人は「お呼びがあるのは元気のもとさ」と意に介さない。

年初に後期高齢者の健康保健医療費の請求が来た。

見てビックリ! なにこれ!もう8期まで払ってあるのにまた1期分以上の額を払えとは!

ものすご~く頭にきた。

夫はおよそ病院とは縁がないのだ。20年以上前に鼻の手術を一回したきり病院へは足

を踏み入れない。表彰して貰いたいぐらいのものだ。

あ~あ、書いてたらまた腹がたってきた。

こんな事を書く予定ではなかった。

別に夫に病気になって健康保健の恩恵を受けろと思ってるわけじゃないのだ、断じて!

今朝の富士山の美しさを書きたかったのに・・・

頭が疲れたので又明日にしようッと。ごめん!