そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

タリス・スコラーズを聴いて。

2015-06-19 12:30:22 | Weblog

6月16日(火)

タリス・スコラーズの音楽を初めて聴いたのは今から10年ぐらい前、

勝どきに出来たトリトンの第一生命ホールでだった。

アカペラでなんて美しいコーラスなんだろうと思ったが、それ以上に

印象に残ったのが、タリスのメンバー全員の足元にペットボトルの水

が置いてあったことだ。珍しいなあと記憶に残ってしまったバカな自

分に呆れる。

そして、10年ぶりのタリス・スコラーズ。

まあ、なんと素晴らしい教会音楽なのと改めて驚かされた。

男女5名ずつの10人編成なのに、その豊かな音楽に魅了される。

中でもグレゴリオ・アレグリの「ミゼレーレ」。

オペラシティのホール、上からも後ろからも自在に響くミゼレーレに

鳥肌がたってしまった!

10年ぶりに又一緒に聴いた元のコーラス仲間たち7名との邂逅も

嬉しいものだった!

 


久しぶりに見た映画二作

2015-06-14 16:38:30 | Weblog

6月5日(金)

3日ほど前友人からメールがきた。

「ゆずり葉の頃」観るといいわよ!とお薦めがきたので岩波ホールへ

行ってきた。

岩波ホールは年配者が多く、皆さん朝が早いので第一回目が混むのだ。

それでもやはり私も年配なので一回目を目指すおバカである。

ここは相変わらず、番号札が出る。ぴったり100番!

いいナンバーだ。

主演は八千草薫。いつまでも可愛くて佇まいがいい!

少女の頃に仄かな思いをだいた人の絵、今や高名な画家の絵を観るために

軽井沢の展覧会場へ旅する主人公。

画家の邸宅でダンスをする場面が素晴らしい。

細部はおかしいところがあるが、映画なんてそんなものだからいいのだ。

二作目は是枝監督の「海街diary」。

鎌倉の景色がふんだんに出てくる。そこに美人三姉妹!

ますます眺めがいいではないか・・・

しかもかわいい義妹まで加わって、普通ならてんやわんやするだろうに

至極自然に、淡々と毎日が過ぎていく。

まさに”diary”だ。


元気良すぎ!

2015-06-11 14:40:57 | Weblog

6月10日(水)

三週間ぶりの健康麻雀の日。

郵便局へ寄るので、少し早目に家を出る。

郵便料金改定になってから料金が分からなくなった。しかも普通郵便としては

今までになく重い封筒なので適当に切手を貼ったが、料金不足が心配になった。

やっぱり自分のいい加減さを思い知らされた。

さあ、さっさと行こう。

今日は暑くなるらしいので半袖にしたが、電車に乗るとさまざまな服装の人が

居て可笑しい。今って冬なの?という人も・・・

今日も女性四名のメンバー。

もう一組は男性三名と女性一名の面子。

水曜組ではない元気のいいMさんが助っ人で入ったのだろう。

この方はボロ勝ちかボロ負けかという激しい戦いぶり。

声も大きいというかでっかいので、前は「ポンッ!」と叫ばれると、心臓がとま

るかと思ったほどだ。ご夫婦で交代で参加されてる。

ある時、ご主人も一緒に打った。そこで「ポンッ!」をやったので、ご主人心底

驚いて「お前そんなデッカイ声だしてるのか?」

その時以来前ほど驚かされなくなった。みんなもホッとした。

何しろパワーがあるのだ。一緒にやると4時で丁度終わったのに「早いからもう

一回やりましょうよ!」と無邪気に言うのだ。

するとみんなが私を見る。早く帰宅したいのが分かっているからだ。

結局今日もそうなった。5時半でも終わらないので、先に終わったグループの人

に代わってもらい、帰る。

休まず夕食の支度をするのはこの頃本当に辛い、疲れる。

そうそう、今日の成績は全部プラスだった。

 

 


土曜日ごとのコンサート!

2015-06-09 14:31:24 | Weblog

五月は、いやはや忙しかったなあ!

まあ普通の人にとっては大したスケジュールではないのだろうが、家に一人で居たいと思うように

なった私にとっては、結構ハードだった。

あげくに、風邪をひいてしまい往生した。声が出なくなったので病院へ行ったが、なおりが頗る悪い。

頭の回転も悪くなり、友人達に迷惑もかけた。今に始まったことではないが・・・

そう、五月はコンサートが四つもあった。それを書いておこう。

5月16日(土)

” 幸田浩子&本庄篤子・リマト室内合奏団 ”

 「魅惑のコロラトゥーラと華麗なるストリングス」

幸田浩子のコロラトゥーラは素晴らしかった。あんな声が出たらとため息が出る。

5月22日(金)

第4回 復興支援コンサート  於市川市文化会館小ホール

なんともう4回目になる大槌町復興支援コンサート。内容はいつも大体同じだけれど出演者はみんな

手弁当で出演してくれている。有難いこと!

そして毎回来てくれている友人達に感謝です。

今回は、ワールド・ヴォイスが大活躍してくれたのと、歌唱力が格段にあがったのに驚いた!

若い人達が躍進する姿は美しいし、世界に羽ばたいてほしいなあ~

5月23日(土)

富山賢和リコーダー・オカリナコンサート

於市川市グリーンスタジオ

何回か聴いているけれど、イタリアのサンマルティーニのリコーダー協奏曲がここで聴けたのは嬉し

かった。

リコーダーは勿論だが、あんな小さなオカリナが複雑な音を出せるのには毎回びっくりする。

奏者が素晴らしいのだろう!

風邪は最悪で声が出ず、マスクをしていたのだが何だかいい気持になった。

5月30日(土)

新日フィル ”新クラシックへの扉”

  指揮    下野竜也

  ピアノ   菊池洋子

  曲目    モーツァルト  歌劇「イドメネオ」序曲

        モーツァルト  ピアノ協奏曲第27番

           休憩

        エロール    歌劇「ザンパ」序曲

        ポワエルデュー 歌劇「バクダットの太守」序曲

        オーベール   歌劇「フラ・ディアヴォロ」序曲

        オッフェンバック 喜歌劇「天国と地獄」

今回のコンサートは今までにない内容だった。

何しろピアノ協奏曲以外はすべて歌劇の序曲ばかり。

あまりというか、歌劇は殆ど観ないし好きでもないので期待してないコンサートだった。

今日はメンバーの友人一人が来られず、親しいTさんが代りで参加となったので昼食を二人でとった。

どこも混んでいたので、空いていたベトナム料理のお店へ入ったのだが、これが良かった!

日本のうどんに似たホウ(?)を頼んでみたらおいしかった!

今日は食に恵まれたから、コンサートがだめでも良しとしようと内心思った。

ところが、コンサートも意外性に満ち楽しい楽しいものとなった。

指揮者の下野氏は前から指揮ぶりが好きだったが、今日でますます好きになった。

休憩後の序曲集は全て彼の解説つき、一曲ごとに。

それが実にユーモアたっぷりで楽しいのだ。

帰りはみんなニコニコ顔だった!