そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

癖!

2019-06-30 14:12:46 | Weblog

一週間ぐらい前に、久しぶりに友人関係で頭にきてしまい、友達に愚痴ってしまった。

今思うと大したことじゃないのだが、その時は心が斜めに折れた。

思い返してみると、それは今に始まったことではなく、昔はそれでこの人とは絶対友達にはなれないとおもっていた。

息子達の学校の役員時代の話しだ。

苦手と思い近づかないようにしていたのに、最後の年にどうしたことかお互い副会長と広報部長なんぞになってしまった。

私は、家計もそうだが会計が大の苦手。引き受けるとしたら広報のみ。

ところが、みんなは会計ばかりなりたがる。苦手な私はいつも何で?と思っていた。

役員のトップ?になると、何だかやたら忙しい。

いっつも顔を合わせている内に、彼女が会長としてピッタリの人物だということが分かって来た。

会長は男性がなっているのだが、仕事があるので殆ど副会長に任せっぱなし。

先ず、人を使うのが非常にうまい。そして話もうまい。先生とのコミニュケーションは抜群なのだ。

先生という人種が苦手な私には、恰好の相棒だった。

トップ?4名どんどん仲良くなっていった。

ただ、人を使うのがうまい彼女はごまかすのも実にうまかった!

間違った時の磊落な笑いは天下一品!

人に物を頼んでおいて、その人を差し置いて自分がやってしまうなんてザラだったのだ。

その度に何なのとざわついた。

それが、今回も何十年ぶりにか出てしまったのだと思う。

私も何年かぶりで味わった。

最近は調子が悪いようなので、旅にも出かけられなくなったが、役員仲間4人はその後ずっと仲良くしてきた。

いい仲間なのだ。

久しぶりに癖が出たということは、復調してきたのかな?そう考えよう。

友人は大事だ!

 




 

 

 

 


見識?

2019-06-29 11:16:09 | Weblog

6月28日市川で例によって三人楽しい会食。

その日、忘れていたが市川駅のシャポーイーストフロアが改装なって開店初日だった。

驚いた! ホームからエスカレーターで降りたら右にも前方にもスタバでお茶を飲む人や食事をしてる

人達が走馬灯のように見える。なのに改札は封鎖されたまま。

中央改札から出ると、シャポーイーストからは一方通行で出口のみ!

ウエスト側の入り口にはお客がずらっと並ばされている。

でも、何の為に?

ウエスト側からは地下もまだつながってないのに?

さっぱり分からない!

まあ、いいや別の日で。

駅前の待ち合わせの店に入り待っていると4分後に友人一人現れる。

私は、父親の教えがこびりついているので人を待たせることが出来ない。

これは、もう病気の域だ。

毎回約束より10分か15分早く家を出る。

これは性分なので、変えられない。

私より気短かなのが夫である。私が何時に出るというと、その10分前には車をスタンバイするので

必然的に私も早く出る羽目になり、結局現地で時間つぶしの悪循環。

よっぽど、私の留守がうれしいようだ。

話しがそれた。

二人目の友人が15分たっても現れないので、Tさん携帯を確認。案の定電話の履歴あり。

何故か電話してもつながらない。

じれたTさん、止めるのも聴かずに急いで外に出て行く。

暫くすると、Aさんにこやかに現れた!

いっつも、このパターンなのだから、Tさんも右往左往気を使わない方が良いのだが・・・

言ってもダメ、これも私と同じで病気のうちかな?

私のように気を使わなすぎもよくないが。

性格はお互い変わらないようだ。

でも、三人三様「見識」は年なりに持ち合わせて来たように思う。

それで良しとしよう。

それにしても、Aさんの電話の履歴が二人が喋っている時刻なのに、なんと二人とも気がつか

ないとは!スマホのせいか?お年のせいか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


映画「四谷怪談」!

2019-06-24 15:26:17 | Weblog

少女の頃から映画を観るのが大好きだった。

中学生の時はまだ日本映画が花盛りだったので、友人と本八幡の映画館へ良く行った。

学校の校則では勿論友人同士で観に行くのは禁止。

学校は中高一貫の女子校なので厳しかったのだが、何故か二人とも映画を観るのが悪い

と思っていなかったので、平気だった。

中学生にもなって保護者同伴のほうがおかしいだろうという気持ちでいた。

ただ、隣のクラスの誰それが先生に見つかって大目玉をもらったりしていたようだから、

私達は運が良かっただけかもしれない。

その友達とは時代劇専門で、お互いに「錦之助が格好いい!」だの「違うちがう東千代

之介の方がイカしてる!」だのと言いたい放題。

でも、お小遣いはどうしていたんだろう?

今でも疑問だ。

私の母も映画が好きだった。と思う・・・

なぜなら私がまだ小さい6才位の頃何度か駅前の日活?へ連れていかれたことがある。

その一回は、忘れもしない「四谷怪談」だったのだ。

そんな親いるか???

その夜から何年も夜トイレに行かれなくなった。

母を起こしたのは言うまでもない。責任を取ってもらわなくては・・・

高校生になると、兄の影響で洋画にはまった。

兄の贔屓の「有楽座」や「東劇」などよく連れて行ってもらったなあ。

してみると、あのころ兄には恋人が居なかったんだなあと合点がいく。

その兄も、今や映画の二時間トイレを我慢できないなどと言い、映画はBSが一番

と言う始末。情けない! 年は取りたくないものだ。

 

 

 


幕張の一才児!!!

2019-06-20 15:27:20 | Weblog

幕張を散策して来た。

私にとっての幕張は、家族で行った海水浴の思い出の地。

勿論、何十年も前の話だ。

今や幕張は、外国のような有様だし、高層ホテル・メッセ・マリンスタジアムと人を呼ぶ

施設が一杯集まっている。

昔は、幕張は総武線で行く所と決まっていたが、今は京葉線で海浜幕張で降りる。

友人の息子さんが5・6年前に海浜幕張のマンション群の一角に住むようになり、友人も

幕張の街並みが気にいり、折に触れ私達に街路樹の話などするようになった。

5月の末にはベニバナトチの花が満開だと聞いた時、行ってみたくなりいつもの三人で散

策へ。

駅を降りると、賑やかなホテルやオフィス街と反対の方角へ歩く。

公園や広場が多く、ひとは誰もいない。

先ずは、20年も前にお茶会で使ったことがある日本庭園「見浜園」へ行ってみる。

一回行っただけなので、全然覚えていないのが悔しい。

考えてみれば、あの時はお茶会に一生懸命だったので庭園の散策もしなかったのだ。

今回、つくづく素晴らしい日本庭園だと感心した。

しかも入場料はたったの100円!

我ら高齢者は無料。申し訳ないので500円を払いお抹茶を頂く。

立礼式のお茶室からの眺めは最高!

和室のほうは申し込み制なので入室は出来ない。

今、ツバメの子育て中のせいか目の前の水面を次々に飛翔してゆく。

「濡れつばめ」と言う和菓子と甘めのお抹茶をいただく。

贅沢な時間だった。

庭園を隈なく散策し、街路へ出る。

実に様々な色合いのマンションが立ち、街路の区分けがわかりやすい。

学校も小・中・高と完備。

ゴミも独特の処理をしてるらしい。

新しい感覚で設計された街だということがようく分かった。

「今日和」というお店で食事をしてたら、次世代の勇気凛々ちゃんが登場して場が

パッと明るんだ!

友人のお孫ちゃんがやってきたのだ。

この凜ちゃんすごいのだ。

ママが持参した離乳食を実に旺盛な食欲で平らげ、外を歩けばトコトコ・ちょろちょ

ろ休みなく歩くのだ。バギーに乗せると機嫌が悪くなり、すぐに降り立つ。

そして、また歩く歩く。

心底びっくりした一才五か月児!!!

バイタリティーが半端じゃない。

この国の未来を託せる一才児現れたか?

楽しみだ。

 


ゆで卵の「ト・リ・セ・ツ」!

2019-06-10 15:25:54 | Weblog

朝の番組を斜めに見ていたら、あれッ私のことかしら?とびっくりした。

今日は、所謂トリセツ(取扱説明書)の注意書きをちゃんと読んでますか?というのが

テーマ。

我が家の朝食は8時から9時の間というアバウトな時間なので、支度をしながら見てる

事が多い。

洗濯機で防水性のシートや服を洗うと危険であるとか、電子レンジで牛乳やコーヒー等

を加熱しすぎないとかの注意書き。

そして、ゆで卵の話しになった時、私の耳が反応したのだ。

電子レンジでゆで卵を温めると爆発するから危険!

この事は、いい加減な私でも知っていた。

隣りでテレビを見ていた夫が「ゆで卵を温める必要があるのか」と笑った。

隣りに、その張本人が居るとも知らずに・・・

今までに二回失敗しているのだ、彼の妻は・・・

 

ゆで卵を作る時、おでんの場合は多めに作って翌日朝食に食べたりする。

冬なので温めて食べたいと思い、テレビで聞きかじった1分以内なら大丈夫だろうと、

ラップもせずに爆発させた!!!無惨な庫内。

凝りもせず、何年かして今度はラップをし、しかも35秒で取り出した。

見事、何の異常もない!

お腹が空いていた私、そのままパクリッ。

あつッ!口元で大爆発。見事くちびるに火傷を負ってしまったのだ。

その日、友達と約束していた私は勿論マスクで防備。

でも、食事の時に発覚。

顛末を離すと大爆笑され「ゆで卵だよ、なんで温めるの?」と夫とおんなじ反応。

私は、やっぱりバカである。

ゆで卵は電子レンジしない、お行儀の悪いたべかたをしない。

以上が私のトリセツである。

 

 

 


古き良き「てんしき」!

2019-06-07 13:33:10 | Weblog

朝食を食べながらあさイチを見ていたら、怪優?の佐藤二朗が金曜日のゲストだった。

大げさな演技で、なんかうるさい人だなあと思っていたが、こういう番組に出ると人と

なりが分かって見直したりする。

彼の俳優仲間が人となりをシビアに寄せていた。

その中で、ある俳優が「彼ね、絶妙なタイミングで屁をこくんですよ。笑ってたら自分

が本番でやっちゃいました!」と笑わせてた。

ところで、「てんしき」と言う言葉を知ってますか?

昔、小学生から中学生のころ、良くラジオで落語を聴いた。大好きだった。

中でも「てんしき」はおなかを抱えて笑った思い出がある。

たしか、お坊さんの話だった。

医者に行って、「てんしきはありますか?」と聞かれ、意味が分からず適当に答え、小僧

を使いにだし言葉の意味を聞きにやるのだ。意味を知った小僧が和尚をからかい恥をかか

せると言うような話だった。

てんしきは転失気と書く。

つまり、オナラのこと!

本当に落語は愉快だ。何十年経っても面白いところだけ覚えてる。

ただ、あまり役に立たない!

わが生涯で今日初めて役に立った。

4,5日前、近くのマツキヨでレジに並んでた時、前に立ってたジイジ様が突然ぷ・ぷーぷッ

というちょいと長めの転失気をなさったのだ。

その御仁、少し間を置いてから振り向いて私の顔を見た。

振り向くなと予想できたので、超真面目な顔をして軽くうなずいてやった。

今思うと、良き転失気でしたと讃えるべきだったか?

或いは、出るもの所嫌わず!というべきだったか? 疑問だ。

 


不思議な服?

2019-06-04 15:35:35 | Weblog

この所暑かったり涼しかったりするので、着る服にとても迷う。

と言っても、そんなに枚数持ってるわけもなく去年はこのシーズン何を着てたのか

なあと毎年のように思う。

先日船橋で会った友達と2年前に同じデパートで会った時、珍しく一目ぼれして買

った服がある。丁度バーゲン中で何とか買える金額だった。

初めてその服を着て、駅のエレベーターに乗った時「あら、その服とっても素敵よ」

と見知らぬ婦人から声をかけられた。

エッ、私のこと? エレベーターには二人だけ。

急いで振り返って、その方を見ると薄いグレーのコートに赤のショールを羽織った

素敵なグレーヘアーの老婦人だった。

私、思わず「そちらの方がとっても素敵ですよ!でも有難うございます」とヘドモ

ドしながらお礼を言った。

その日一日、素直に嬉しかった。

服装でも何でも人を褒めるというのは度量がいること!

 

その後、二週間ほどして用事で日本橋の高島屋へ行き、帰ろうと東西線へのコンコ

ースを急いでいたら「すみません!」と後ろから声をかけられた。

そのオバサマすばやく前に回り込み「あら!やっぱり同じだわ」

な、なんとおんなじ服ではありませんか。

私にとっては「あちゃー!」でした。

ところが、その人の良いオバサマはニコニコと嬉し気に「どちらで買いました?」

「やっぱりお安いものを買うとこんなこともあるのね! あら、そうじゃないわ。高

かったのよ、高島屋だものね!」と矢継ぎ早や。

私「東武デパートで買ったけど、それがどうした!」と心の中・・・

どうも行き先が東西線らしい。

困ったなと思っていると、「私、浦安なの。あなたは?」と聞くではないか。

「その先きですけど、お揃いの服もどうかと思うので、お先きにいらしてください」

やっと、解放された。

しかし、その方あくまでも嬉し気で無邪気なのだ。

何だか自分が相当曲がってしまった女のような気がしてきた。

二度あることは三度ある!

もう一回ぐらい何かが起こるかな?楽しみだ。

 

 


母犬!

2019-06-01 14:59:11 | Weblog

早朝、深夜便を聴きながら夫のおむすびを握っていた。

どうやら今朝の話題は、詩人の工藤直子さんと小児科医の細谷亮太先生の対談のようだ。

子供が子犬を拾って来た時の親の対処法の答えは今も見つからないのと詩人。

大人になっても分からないことは一杯ある!

コンクリートの床で飼われるヒグマのやるせなさ。

はるか北海道の大地を夢見ているのではないかなあと思ってしまう。

と、これは主に詩人の話しだった。

私も、動物園や水族館に行くと狭い水槽や走れない空間に入れられてる動物たちを気の毒

に思ってしまう。

この頃は、動物たちの為に随分工夫がされるようになってきたとは思う。

身近なところでは、ペットの猫たちは結構自由にいかされてるが、犬たちは自由ではない。

昔と違い、この辺でも全く野良犬は見かけなくなった。

犬たちはどちらかというと、ねこっ可愛がり?されるようになり、やたらとかわいい衣装

など着せられて、散歩などしている。

私には忘れられない光景がある。

そのころ我が家には、息子が貰って来た犬がいた。

息子が家を出てからは、わたしが散歩をするようになった。

早朝5時過ぎに江戸川の土手を歩くと実に気持ちがいい。

20年も前で、土手も昔の儘なんにもいじられず野趣豊かだった!

春は桜、ノイバラ、桑の実、大きなクサギの樹、日本ミズキなど素敵な樹があった。

それが今や、土手のかさ上げで工事・工事となりスッキリはしたけれど人工的な土手とな

りさがった。

その昔、丈高い草や小さな竹藪のあたりにたまにだったが犬を見かけることがあった。

半年ほどたって、ある朝土手をおりて釣り船屋の角を曲がると、先方から遠目にも痩せた

犬が何か咥えてやってくる。

とっさに私は家の犬が吠えないように脇道にそれ、そっと見ていると速足で何と食パンを

一枚しっかり咥えて、急いでいる。

その犬のお腹を見た時、その健気さにグッと来てしまった。

ガリガリのお腹に赤い乳房がはっきりと!

子供の為に貰った食パンをせっせと運んできた母犬。

今でも思い出すと、涙っぽくなる光景だった。