そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

江戸川だより・・・ミンク

2013-05-31 06:21:45 | Weblog

5月31日(金)

久しぶりにミンクオジサンに会った!

5時半スタートする。

夜中に大分降った雨で道路が濡れている。

雲は流れてるし、青空も少し垣間見えるので多分晴れるのだろう。

橋の上で、いつものように集まってきた鯉たちに「だれでもエサをくれると思ったら大間違い!」

とお説教をしてたら「ホンとにここの鯉は太ってるよね!」と声がかかる。

振り向くと暫くぶりのミンクおじさんだった。

自転車の前かごに小さなミンクが相変わらず乗っている。

「このミンクは前からの?」と聞いてみる。

「いやこれは4代目で三才だよ」

どおりで前のミンクより白っぽいし、幼い感じがする。

このオジサマは話し好きなので、丁度知り合いが来たのを潮にお別れする。

土手の草は伸びきって枯れた草が目立つ。

そういえば、今年はニワゼキショウを見かけないなあ。

アカバナユウゲショウは一箇所だけ咲いてるが・・・

土手ではないが、前はいっぱい咲いてたのに、道路工事が大幅に変わるので道端の花は

壊滅だ。

スペアミントも出なくなった。

土手はギシギシが頭一つぬきんでてる。一番主張してる、オレサマを。

さすがのヤセウツボも枯れ草に埋没した。

今朝はオオヨシキリ(行行子)がとっても賑やか、ギョギョッ・ギュギュッと濁音だらけ。

雨上がりなので、アスファルトの上はナメクジが多く、それをムクドリがせっせと啄む。

私は踏まないように気を使って歩くので今朝の土手歩きは疲れた。

 


みどり・みどりの千鳥が淵散歩!

2013-05-28 23:47:26 | Weblog

5月28日(火)

久しぶりの友人と会う。

九段下で待ち合わせ、少し歩いてからランチにしましょうと提案。

彼女は、息子の友人のお母さん。私より10才若い。

でも、何故か子供の幼稚園時代から気が合って、近年は一緒にチェコやスイスに行ったことも

ある若くて明るい友人。

北の丸公園を散策するつもりが、喋ってる内にあっという間に千鳥が淵の緑道へ。

どっちみち話しに夢中になるのだから、どこを歩いてもおんなじか。

桜の咲いてない千鳥が淵は初めて!気持ちがいい。

何しろ全く人がいない。

「えッ、ここってこうなってるの?いっつも人の頭見て歩いてるから違うとこみたい!」

その通り、おんなじ感想だ。

みどり濃く、対岸の城壁の上もみどりに溢れてる。お堀もみどり色。

お花は殆ど無いが、最後のほうにクリスマスローズが地味にまだ咲いていた。

緑道を抜け、左に曲がって竹橋方面に向かう。

桜の樹にかわいい赤い実が一杯付いてるが、8ヶ月ぶりなのでお互いの近況を語り合うのに

忙しく、植物愛でるどころではない。

なんと幡ヶ谷の彼女の家は今外壁やら防水工事やらで大変とのこと。

エーッ、だったら工事終わってからでいいのにどうして今日なの?

いいの、いいの夫もいるし、3時前に帰ればいいんだから。

相変わらず気楽だ。そこがいい!

竹橋で食事をし、秋に一泊旅行をしようと約束して別れた。

二時半に帰宅。彼女とは何でもチャッチャと早い。そこもいい!


溜飲を下げる!

2013-05-28 23:03:11 | Weblog

辞書を引く。

溜飲を下げる・・・胸をすっきりさせる。
           不平・不満・恨みなどを解消させて、気を晴らす事。

そう、その通り!昨日はちょっと溜飲を下げさせてもらった。

日頃おなかに溜めていたことをみんなで吐き出したのだ。

きッつい人がいる。常に当たられている人が居る。

その状況をみんなで喋ったらすっきりした。

きつい人が居ない中での話しなので、平たく言えば悪口だ。

なので、ちょっと心がチクチクする。

でも、話した事で分かったというか勉強になったことがある。

当たられているご本人が、

「私は何言われても平気なの。だってあんな風な物言いしか出来ない彼女を可哀そうな人と

思ってるから」と。 強い人だ!

そうか、それで打たれ強かったんだ!合点がいった。

その為に、日頃居心地悪い会になっていたので、原因がちょっと減ってよかった。

でも、やっぱりいつまで続けられるかな~

どっちにしてもガス抜きをさせてくれた友達に感謝!


第二回 東日本復興支援コンサート!

2013-05-26 12:24:02 | Weblog

5月24日(土)

このチャリティーコンサートもいよいよ二回目になった。

当然だが昨年よりずっとすっきりしたコンサートになり、嬉しい。

主催者の「雀の会」代表は十回は続けると宣言してるので、是非続けて欲しい。

ま、私があと何回聴きに行けるかは?神のみぞ知る。

今回初参加のオカリナ奏者「富山賢和」さんの演奏は一年程前に行徳文化ホールで聴いた

ことがあるので、ああ活躍してるんだなあと嬉しくなる。

楊雪(ヤンユキ)さんの二胡演奏は胸がキュンとなってしまう。何度聴いても。

二胡や風の盆で有名な胡弓の音色は、何故か心の琴線にふれる音。

確かこれも初参加のヴァイオリン奏者安田紀生子さんの演奏も素晴らしい。

歌ありダンスありのバラエティに富んだおもちゃ箱スタイルが、このコンサートを支えてると思

う。

三時間があっという間だった。

クラシックのコンサートばかり行ってる私にはいい意味で新鮮で楽しい。

来年も友人達と聴きに来よう。

そうそう、書き忘れるところだった。

折角コンサートで友人三人集まるので、その前にかねて希望のカルミアを見る会をした。

なに、友人宅の手入れのよい満開のカルミアを見て、食事をするだけのこと。

こういう何気ないお花見やお喋りが年をとると本当に嬉しい。

私達オバサン族は、何かにかこつけて集まり、楽しむのは得意中の得意技!

企画力あり。楽しいな~

ロビーでの復興支援の製品の販売も順調のようだった。

休憩時間に出てみると、結構売れていた。

私もついついいろいろ買ってしまった。明日は孫達に会いに行くので・・・

 

 


江戸川だより・・・ヤセウツボ

2013-05-22 06:13:56 | Weblog

5月20日(月)

朝方4時に目が覚めたらまるで眠れなくなった。

しょうがない、4時半にムクムクと起きだす。

眠りが深い方なので寝不足という感じはしないのが私の強み?

言っておくが早起きは昔からの習慣なので、決して年を取ったせいではない。

何を朝から威張ってるんだか・・・

4時50分ウオーキングスタート。

無風、曇り状態。明るいが太陽は見えない。

釣り船屋の近くへ行くとふわっといい匂いがする。

角のセンダンの樹が花盛りで、香しい匂いのもとはここだった。

まだ花びらも殆ど散ってないので、しばらく楽しめそう。

土手を上り始めたら、いつも日の出を観察してる女性がもう戻ってきた。

全くの曇りで太陽を写すことが出来ないためだろう。

6時半には仕事に行くといつか言ってたので、早起きの若い女性もいるのだ!

土手の上、人はまだ居ない。

イネ科の雑草が丈高くなり60センチぐらいはある。

雨上がりなのでスズメ達が楽しげに雑草の間を飛び回りお食事中。

ムクドリもちらほら。

ここのムクドリはどこかの駅前のように群れは多くないので可愛げがあるほうだ。

あれッ、ジョウビタキがまだいる。

さすがにツグミは見かけなくなった。ハクセキレイはいつも通り二羽厳守。

そうそう、ずっと書きたかったこと。家に帰ると忘れてしまう。

今年は異常に土手に繁殖した草。それは「ヤセウツボ」だ!

毎年土手を歩いてやっと2,3本見かけるぐらいだったのに、今年は結構おおいのでびっくり!

シロツメクサの生えてる所にニョキニョキ異様な姿を現している。

今までたまに見かけて「これは一体何の草?ツチアケビとも違うし・・・」と疑問でならなかった。

確か4月のはじめにネットで他の花を検索してたら、まさにこれが載っていた。

とっても変というか不気味な草なのだ。

この名前で疑問の半分が解けたような気がする。

ウツボは魚ではなく靫と書く。矢を入れる筒型の袋(ウツボ)に花の形が似てるので付いた名。

ハマウツボより細いのでヤセウツボという名前になったとのこと。いいかげんだ!

そういえば、山に行くと見かける「ウツボグサ」というのも紫色の綺麗な花だが、共通する所が

ある。

こんなに一杯咲くと、目が慣れてあまり不気味さを感じなくなった。

最初に見たときは、緑の草の中ににょっきり真っ直ぐ立つ姿が世の終わりを告げる悪魔?

そこまでは大げさだが、なんか気持ちが悪い存在。

色合いが茶色で、良く観れば花の色は茶色がかった紫。あくまでも地味!

枯れると焦げたような色になる。

やっぱり帰化植物。ツメクサの根に寄生して生えるんだそうだ。

こんなに長く書いたが、ごめん、やっぱり好きになれないよヤセウツボ君!許せ。


ギョッ・ギョッ・ギュ大賑わい・・・行行子!

2013-05-13 14:40:44 | Weblog

5月13日(月)

5時半スタート。曇り空。

釣り船屋さんの角のセンダンの花が咲き始めてる。きれいだ!

今朝は上流を目指す。

曇りのせいか全くスカイツリーも見えない。こんなことは珍しい。

この間から不思議なのだが、今年はアカツメクサよりシロツメクサの方が多くなった。

なぜだろう。

ツバメも低く飛んでるが、オオヨシキリの鳴き声がとっても盛大。

姿はあまり見せないが、ギュッギョッ、ギュッギョと草むらの中から騒々しい。

子育て中は草むらの中に巣をつくるのか?母はどこも忙しい。

そういえば、昨日は母の日。

茨城の息子たちから可愛い鉢植えとメールが届いた。

孫達が長い髪をカットして、おかっぱになった写真。とってもかわいい!

二人とも初めてじゃないかな?ショートは。

私は不器用なので、お産の手伝いに行った時、明日香の髪を結うのに苦労した。

あの時、短い方がいいのにと切に思ったものだ。

次男が帰るなり「ハイ、ケーキ!」と。実にぶっきらぼうに手渡された。

びっくりマークが三つつく!!!珍しい!


新クラシックへの扉~~~新日フィル五月演奏会

2013-05-13 13:52:58 | Weblog

5月11日(土)

 いつものようにトリフォニーホールで午後二時開演。

  曲目    モーツアルト  セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

         モーツアルト  交響曲第40番ト短調

         モーツアルト  交響曲第41番ハ長調「ジュピター」

  指揮    飯守 泰次郎

  コンサートマスター   西江 辰郎

以上のように今日はモーツアルト一色。しかも聞きなれた曲ばかり!

私みたいに音楽素養の無い人間には、とっても嬉しい日。

初めての曲もいいけれど、全てがそうだとやはり疲れる。

どの曲を聴いていても、あああの時は誰と聴いたとか何かしら思い出があるものなのだ。

アイネ・クライネと40番は20年ぐらい前にコーラスの先生が全曲スキャットで歌わせる事に

挑戦されたのだ。

私はまだ参加せず、聴きに行った身なのだが、あれは失敗だったのでは?と思う。

聴いてる方が辛かった!

その後何日も頭の中をスキャットのメロデーが駆け巡って、正直迷惑だった。

40番大好きだったのに、しばらく嫌いになった。

でも、これもいい思い出だ。

終わって、お茶をする予定が雨が強いから帰りましょうとなってまっすぐ帰った。

これも年のせいか?帰心矢の如し!いや、私は違う。

 


明治座五月花形歌舞伎!

2013-05-12 14:08:32 | Weblog

幸せな事に又歌舞伎のチケットをいただいた。

感謝感激。 いつもありがとう。

ご主人の調子がどうぞ良くなります様に!

5月8日の水曜日。午後の部。

演目   1、 将軍、江戸を去る。

         市川染五郎  中村勘九郎  中村亀鶴  市川男女蔵 片岡愛之助他

      2、 藤娘

         中村七之助

      3、 鯉つかみ

         片岡愛之助  中村壱太郎  上村吉弥  坂東薪車

「将軍江戸を去る」は染五郎の将軍が江戸城明け渡しを前に悩みに悩む様子を描く。

静かに江戸城を去るか、薩長に一矢報いるか。

勘九郎扮する山岡鉄太郎の説得で、やがて静かに江戸を去る将軍。

最後はいい場面だった。

「藤娘」を舞ったのは中村七之助。ホンとに美しい!

指先の動きの妖艶なこと!酔ったり、妬いたり拗ねたりと感情表現も豊かでいい。

一緒に行った友人は自分も踊りを踊るので、「あの担いでる藤の花は軽く見えるけど、とって

も重いのよ」と話してくれた。

「鯉つかみ」はぎょっとしたり、前三列に水は盛大に飛ぶはで面白いったら無い。

片岡愛之助は最終的には水の中の戦いに我を忘れ、無我夢中になってた様な感じがした。

最後は楽しく終わって最高!

今回は、日舞をたしなむ友と観劇ができて感激。下らない落ちになってすみません。

 

 


観劇(感激)の五月!

2013-05-10 15:40:40 | Weblog

5月10日(金)

五月に入ったと思ったらもう10日も過ぎてしまった。なんと速い月日。

一日にトイレの工事が終わってやっと心のつかえがとれ、観劇を楽しもうの五月になった。

どう云う訳か、今月は3日、8日、15日と芝居を観る日が重なってしまった。

3日は銀河劇場、8日は明治座花形歌舞伎、15日は文楽。

その間に定例のコンサートが一回入るという忙しさだ。

こんな事は初めてだ。贅沢すぎる!

明治座は恥ずかしながら友人からの頂きチケットで、実に嬉しかった。

3日の銀河劇場は井上ひさし原案の「樹の上の軍隊」。

沖縄の激戦でガジュマルの樹に逃げ込み、それから二年間その樹の上で暮らした二人の兵

士の物語。戦中戦後を通しての二年間。

ガジュマルの樹は二人を完全に隠し切るほど大きく、そして茂る。

敗戦さえも隠してしまったようだ。

上官はさすがに途中で気づくが、生き延びたい為に新兵に伝えない。

米軍に捕まれば殺されるか、捕虜になる。それはいやだ。

軍の戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」が軍人の心にしっかり根付いていた時代。

舞台中央に実物そっくりのガジュマルがセットされ、終始その上で物語りは進行する。

主演は藤原竜也、山西淳。樹の精片平なぎさ。三人のみの芝居。

藤原竜也は叫びも少なく抑えた演技、山西淳はテレビの相棒シリーズの「暇か?」とは違い

舞台俳優らしく声が良く通り、上官役がぴったりだった。

意外に素晴らしかったのが片平なぎさ。

ガジュマルの樹の精として語り役。テレビの2時間ドラマとは全然違う。

そこに居ながら、気配を消す。とても自然だった!

憲法記念日にいい舞台を観た!

 

 


美しい声の持ち主オオルリ!

2013-05-05 10:00:12 | Weblog

後半連休二日目、前日私は出かけたのでちょっと悪いかなあと、夫を誘う。

「お天気もいいし、大町の自然植物園に行かない?ついでにお墓参りもして・・・」

本当はお墓参りは必然なのだが、ちょいと遠慮してついでとする。

なにしろ私の両親のお墓なので・・・

お墓へ行くと、結構人が多い。

墓地は私ぐらいになると懐かしいところだ。同じように思う人も多いのでは。

我が家のお墓のまわりはスギナがいつものように茂っていた。

驚いたのは、江戸川で見かけたマツバウンランがうちのお墓にだけ咲いてたこと!

なんで?何十年ここに来ているけど初めて見た。

私が好きな花を母が連れてきたのかな。なんか嬉しい!

墓地から自然植物園はすぐ傍なので、車はそのままにして歩いて行く。

気持ちのいい木々の匂い。仰ぐと山藤がまだまだ綺麗に咲いているが高すぎる。

お日様を求めて天高く上がっていく藤の花。這われた木々は大変な日々だけれど。

池にでると、案の定カメラ小僧(オジサン)たちがずらりと三脚つきのカメラを並べてた。

カワセミ登場を狙ってるのだ。

そこを過ぎて奥へと向かう。

今日はカメラオジサンがやたら多い。

ハンノキの林にさしかかると、美しい声が聞こえてきた。

澄み切った声「ピーリ、ピールリ、ピッピ」のように聞こえる。

あッ、二三羽いる。ハンノキのてっぺんあたりを飛び交ってる。

もしかしてオオルリ?まさか?市川にいるの?

下から見上げてるのできれいなブルーや紫には見えないが・・・

近くの親切そうなオジサマに小声で「今の鳥は何と言うんですか?」と聞く。

「オオルリなんですよ!うれしいですね~」と教えてくれた。

やった~!何年か前に軽井沢で見て以来だ。私も嬉しい。

帰り道池に近づくと様子が変わってオジサン達真剣ムード。

もしかしてと、池面を見ると今まさにカワセミがホバーリング中。

さっとエサをとり、こちら側のハンノキに止まった!ラッキー

美しいコバルトブルーを堪能した。

「カワセミってこんなに綺麗なんだ!」とは夫の嘆息。良かった!

やっと分かったか!