そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

真っ白と真っ赤!

2019-04-28 15:00:53 | Weblog

庭のヒメウツギが真っ盛り!

こういう時写真を載せれば一番いいのだけれど、私は写真が苦手というか下手なのだ。

元々のセンスがゼロ。

庭とも言えない小さな庭なのだが、椿が咲き終わり、レンギョウが一杯の花をつけ、そ

れも終わりワタシの番よとばかりに咲き始めたヒメウツギ。

ウツギ系の花はなんでも大好きなのだが、10年ぐらい前に小さな苗木を求め地植えに

したものだ。

初めの2,3年はひょろひょろと頼りなく、ドクダミに占領される体たらくだったが

ここ4,5年はドクダミを寄せ付けず輝く白さで貧弱な庭を照らしてくれている嬉しい

存在だ。

そう、存在と言えば、わが小庭のピカイチは「千両」。言わずと知れたお正月定番の添

え花である。

20年以上前に、横浜の友人宅から一株貰ったもの。

何故か我が家の庭が気に入ったらしく、年々根を広げていき今や玄関前の一角を幅広く

千両ゆえにか占領している。

色は定番の真っ赤。引き立つ!

12月に入ると徐々に色が付きはじめ、近くの友人達から「暮れに何本かお願いね!」と

予約が入るぐらいだ。嬉しい!

そして、この千両驚くほど日持ちがする。

お正月花として玄関に飾ったものは他の花が消えてから3月の初めまで実が落ちず、台

所の片隅に活けておいたものは4月5日にはじめて赤い実が落ちた!

何と逞しい赤い実!

しっかり「ありがとう!」と言って処分したのは言うまでもない。

私は面倒くさがりなので、手入れはいいほうではない。

思うに、我が家で良く咲くものは私と相性がいいだけのことだろう。彼らは偉い!!!

 

 

 


ひややっこさ~ん!

2019-04-25 14:35:54 | Weblog

先日、船橋市飯山満(はざま)という難しい読み方の所にある病院へ友人の付き添いで

行ってきた。

7年ほど前に、その病院で友人は両足の手術を受けた。

そして、同じ敷地内にある施設へ入院していたことがある。

入院中いつもの仲間三人でお見舞いに行くと、相変わらず明るく話し好きの彼女が居た。

我々三人は、彼女が入院する度に鴨川・飯山満・行徳とお見舞いに行く。

いろんな考え方があるけれど、彼女は入院したら見舞いに来てほしいタイプなのだ。

明るく「来てね!」というのだから、こちらも気楽に行ける。

だから、義理で行くのでもない。ふつうに行ける。

そして、何故かいくと病気の顛末を明るく聞かされる。不思議なひとだ!

暫くぶりの飯山満の病院は建て替えられ綺麗な病院になっていた。

待合室も広く、ちょっとまごまごする。

A・B・C・Dとブースが分かれていて、初診者はAブースで先ず待つ。

診察券をなくしてしまった彼女は初診者ブースから始まり、確定した先生のまえのブース

へ移動。またしばらく待ち先生に呼ばれるのだ。

その後、レントゲンをとり又先生の説明を聞き、首・肩のリハビリを受けるように指示さ

れた。

リハビリテーションは二階にある。

ついて行くと、凄い広さ!

リハビリとトレーニングに分かれている。

私達の話を聞いていた傍のきつそうなオバサマからクレームが・・・

私に「あなた、付き添いさん?ダメよ付き添いカードを首に下げなくちゃ!」と。

勿論、指示に従う。

20分ほどして若い先生が呼びに来る。

待つこと30分。読みかけの本が役に立った!

リハビリを終えてきた彼女、ニコニコ顔だ。

あのね、いい先生なの。説明がいちいち腑に落ちたし、肩の痛みが驚くほどなくなったの。

その上、イケメン先生なのよ。

いやはや、来た甲斐があった! 

あ、そうそう。

Aブースで待っていた時、突然「ひややっこさーん!」と読み上げられたのだ。

えっと思い、隣りを見ると友人も目を丸くして笑いが爆発しそう。

二人で笑いをこらえるのに必死。とんでもなく苦しかった。

でも、そんな名前ある? 「テレビ 日本人のお名前!」さん教えて!!!


八重桜みごと!・・・新宿御苑

2019-04-18 12:39:52 | Weblog

先日行った佐倉の川村美術館の庭園、まだまだ枝垂桜が美しくオオシマ桜?か白い桜も

あちこちに咲き、レストランからの眺めの良さにうっとり!

庭園の途中左側の広場にサトザクラの樹がぐるりと植わっている。

見ると、まだまだ固いつぼみが一杯。

二週間後にはみごとに開くだろうなあと、頭の中で映像が勝手に動く。

その三日後ぐらい、新宿御苑の園遊会のニュースが映った。

そうだ、御苑に行こう。

いつも御苑に行く時は、幡ヶ谷に住む友人と一緒。

17日に市川で食事をする予定の二人を誘って行っちゃおうかな?

でも、旅の話しをする予定なので、また話せなくなりそうだし・・・葛藤する

何となく今回も旅は無しになりそうな予感もする。

それなら、あっという間に話は終わるだろう。

結局、桜の魔力には勝てず、駅で提案・即実行。

行ってよかった!!

御苑の桜の見事なこと!

今回は同行のTさんの案内で千駄ヶ谷門から入る。

驚いたことにTさん、仕事で通りかけるだけで御苑に足を踏み入れたことはないそうだ。

初体験でこの景色、味わえて良かったと他人事ながら思う。

写真の撮り方のうまいAさんは、入るとすぐからスマホをかざす。

千駄ヶ谷門から入ると、賑やかな新宿門と違ってゆったりした雰囲気で広々と気持ちがいい。

八重桜の何と種類の多いことか!

20年も前に松前藩の桜を見に行った時も驚いたことがある、その多さに・・・

圧巻は「フクロクジュ」の一本桜。その見事な樹形に圧倒される。

初めて知った名前。松前にもあったのかな、忘却の彼方・・・

関山・南殿・御衣黄・鬱金など覚えられない程の八重桜。どの樹ものびのびと枝を伸ばす。

みどりの樹々もゆたかに香ってくるようだ。

妖艶な八重桜のなかに、ひときわ清楚な白い花「リキュウバイ」。

初めて知った絶滅寸前?の桜の名前はあっさり忘れてしまった。ごめん!

りっぱなヒマラヤスギが威容を誇って大地を踏みしめている。

しかし、これだけの庭園を毎日手入れするのは何と大変なことだろう。

この美しい公園が末永く続いて行くよう祈りながら、一目散食欲をみたしに走った(?)

三人。

良き日だった!

  ~後日談・・・絶滅寸前の桜の名前は”兼六園菊桜”とTさんからメールあり!~

        さすが現役仕事人!!!

 

 


ミリオンダラー・ベイビー!

2019-04-14 14:48:51 | Weblog

何日か前、久しぶりにいい映画をテレビで観ることが出来た。

クリント・イーストウッドの「ミリオンダラー・ベイビー」。

15年前の映画だが、すでに尊厳死を扱っている。

当時、観たいと思いながら行くことが出来なかった作品。

この頃のテレビときたら、やたらひな壇に芸人たちを並べてクイズだか何だか知らないが

二時間も三時間も騒ぎたてる番組ばかり。

煩いので他のチャンネルを回すと、そこもおんなじ。まるで金太郎飴!

NHKもまるで民放か?と呆れる変貌ぶり。

こうなればBSしかないではないか。

というわけで、その日夫に「9時からテレビ頂きます!」と宣言し、早く寝るよう促す。

最近の夫は洋画を観るのをめんどくさがり文句をいうので早めに釘を刺す。

「別にいいですよ~。もう飲み終わるし~」

映画が始まる。

こういう映画だったんだ!

前半はまるでボクサーのサクセスストーリー。有名なロッキーの小型版?

平凡で小柄な下層階級出の女の子が、その類い稀なボクサーとしての才能をみいだされ

ヨーロッパ中を転戦、勝利していく。

女子はとらないと頑なだったオーナーの心を掴み、一心に努力する姿にコーチとなった

イーストウッド。

賞金を次々稼ぎ大金が貯まったのに少しもお金を使う様子がないのを不審に思い、もっ

と良い服をかったらどうだときかれ、「母や兄妹の為に家を買いたいの」。

家をプレゼントした時の母親の発言が無惨なものだった。

「こんな大きな家貰ったら、生活保護費を止められてしまうじゃないか!金でくれれば

良かったんだ!」

傷心の彼女に声もないイーストウッド。

そして或る時、それが最後の試合になる。

「反則の女王」の異名を持つ相手との闘い。

互角に勝負するも、勝ったと思い後ろを向き歩き出した瞬間首をパンチされ頸椎損傷。

そして、当然のこと寝たきりになる。

毎日毎日病院へ通うコーチ。

親兄妹は見舞いに来もしない。

やっと来たと思えば、悪徳弁護士を引き連れ彼女の財産権の放棄にサインせよと迫る始

末。何とか撃退したが、その後生きる意欲をなくしてしまう。

力を振り絞ってコーチに「チューブを抜いて」と懇願する。

私だったらどうするだろうと頭の中が一杯になる。

何日も何日も考えた末にとうとうチューブを抜き、どこかに去って行くコーチで終わる。

ボクシングを観るのは苦手なのだが、どんどん引き込まれた。

尊厳死を扱った映画なので、宗教界や教育方面からも批判があったそうだ。

この映画から5年後に「グラン・トリノ」と言う映画を撮り、差別意識にも踏み込んで

いる。

そうだ、最近作「運び屋」を観に行こう!

ところで、なんと夫も最後まで観てしまった。驚いたことに!

言いぐさが気に食わない。

「年取ったよなあ!」  己を見よ!!!

我々の世代は若い時のカッコいいイーストウッドを散々見ている。

「ローレン・ローレン ローハイド♬(^^♪」

あの頃テレビにかじりつく様にして観た「ローハイド」。

年をとってもカッコいいではないか!

渋い少し猫背になったイーストウッド。まだまだガンバレ! 

 

 

 

 

 

 

 

 


巌窟王!

2019-04-06 16:38:47 | Weblog

小学校低学年の頃、我が家にある本といったら兄がとっていた「冒険王」というその頃

流行っていた漫画雑誌ぐらいだった。

貧乏サラリーマンの家庭で、その上女の子向けの雑誌などとってくれる訳もない。

私は兄が読み終わった後のそれに嵌り、夢中で読んだ。

女の子向けの本を読もうなんて一度も思ったことがない。

活劇は面白かった!

その後、紅はこべ・巌窟王・三銃士、そしてコナン・ドイルのシャーロック・ホームズ

とどんどん読んだ。

それらの本はどうしたのかあまり記憶にないが、兄が読んでたダイジェスト版だったか

も知れない。

そして、小学校6年生の時、生涯の愛読書といってもいい「赤毛のアン」に出会う。

これが実に魅力的な本! 

そばかすいっぱいで赤毛の好奇心あふれる少女の物語。

何度も何度も読み返し、アンの言葉を復誦出来るまでになっていた。

その結果、家の手伝いはおざなりになるし、勉強もやっつけ仕事!

自分が赤毛のアンと化し、毎日が夢見心地!

今思えば「バカなんじゃないの?」

中学生になって、お小遣いを少し貰うようになると、何回か貯めては「赤毛のアン」を

揃えた。

全巻夢中で読んだが、やはり出色は第一巻だと思う。

中学3年生の時、担任の先生に呼ばれ「成績が下がってる。本ばかり読んでるんじゃな

い!」と注意を受けてしまう。

考えてみると、その頃はディケンズとかドイルなど洋ものばかり読んでいたような気が

する。

今は情けないけど、名前に苦戦し前ばかりひっくり返さねばならない自分に嫌気がさし

外国物は殆ど読まない。

上橋菜穂子の本は名前が割りあい簡単なので読みやすい。

大人になり、本が買えるようになった時は嬉しかったなあ。

ただ、時間の自由がきかなくなった。

本を読む暇が俄然なくなり、山登り・スキー・旅行と開けた目の前にもう夢中。

どんどん軽い?女子になっていった。

ある時、電車のなかでサラリーマンがモンテクリスト伯の話をしているのを横で聞いて

てハッとなった。

ああ、小さいとき夢中で読んだ「巌窟王」!

そうだ、来月買おーっと。今日は懐がさみしいし・・・

買った。読んだ!

分厚い大人用「モンテクリスト伯」。

児童用と骨子は同じだが、まるで違う感動がきた。

こんなに重厚な物語だったんだ。

またまた本への回帰が始まった瞬間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大腿四頭筋・・・やっと覚えた!

2019-04-04 11:05:24 | Weblog

再び妙典橋を渡る。

今朝は風が強く、橋の中頃で強風がきて踏ん張ったけれど1mも横に飛んだ。

歩道が広いから心配ないが、体重の軽い(?)私などは風の強い日に渡るのは

避けようとおもう。

体重の軽いなどと言ってみたが、背丈からしたら丸まっちい体形だ。

たまたま、今日はカーブスの計測日だったのでお腹廻りとか、体重などを測られた。

おへその上2センチを測る。

何だか、変だぞ!

体重もそうだが、お腹廻りが毎回2センチも減るのだ。

そんなわけない!

入って2か月くらいした時に、あれって確かに思った時がある。

ズボンというか今風にいうパンツをはくと、緩い。

家の計りに乗ると2キロ減。腕のフリソデが軽減と良いことづくめのよう。

でも、待てよ。

家のもう一台のタニタのはかり(もらいもの)で計測すると、1キロ減。

この計りはタニタだが、説明書がない古い型なので今一信用がならない。

大体、夫の持ってくるのはなんか間が抜けてる。

あ、夫に文句を言うのはやめよう。

肝心の私が一番鍛えたい「大腿四頭筋」は一向に上向かないのが残念だ。

カーブスに10年通ってる人が、こっそり教えてくれた。

「その筋肉を鍛えるのは一番難しい。プロテインを飲んでもね!」と。

やっぱりそうなのだ。

日々、たゆまず努力するしかないのだろう。

私の一番苦手なところだ!

 

 

 

 

 

 


本!

2019-04-01 16:19:21 | Weblog

本について。

最近の私は本を読む量が驚くほど少なくなった。

作家の方には本当に悪いが、図書館が近くにあるので今は殆ど図書館で借りる。

買うのは、電車に乗る時の文庫本ぐらいである。

電車の読書は、実に集中できる。

母の生前、よく横浜へ通っていたころは快速電車の一時間と支線の一時間弱は

至福の時間だった。

この頃の私は時間はたっぷりあるのに、本を開くまでになぜか雑用ばかり思い

つくのだ。

まるで中学時代、期末テストの時になると何故か机の整理とか、掃除をしたく

なったみたいになる。

明日こそは朝から何もしないで読もう!と思う毎日だ。

そんな私でもたま~に火がつくことがある。

3年ほど前、上橋菜穂子さんに嵌り、精霊の守り人シリーズ、獣の奏者シリーズ

鹿の王シリーズと瞬く間に読んだ。

ファンタジー物では昔読んだル・グインの「ゲド戦記」以来のワクワク感だった。

年を取ると、なぜか恋愛ものなど馬鹿らしくなる。

あり得ない話のほうが魅力だし、楽しい。

何のことない。自分自身が枯れて来たってことだろう。

かと思えば、ミステリーに取りつかれるという濫読ぶり。

この所は、堂場瞬一に嵌っている。

シリーズはいろいろあるが、アナザー・フェイスシリーズが人物が良く書かれて

いて好きなのだが、ほかにも読みでのあるものがいっぱい。

女性では、この頃柚木裕子の作品がいい。

ああ、書いていたら止まらなくなりそうだ。今日はここまで・・・