そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

江戸川だより (キャタピラ)

2009-11-29 10:29:13 | Weblog
11月29日

待望の日曜日。今日はいくらなんでも工事はしてないだろう。

土手に上がると静かだった。
どんどんガードの固くなる工事現場、当たり前だがそれを破る事は難しい。
昨日の砂煙りもうもうの現場を見れば、もう柵をくぐる事は出来ない。

スパの前まで行って下を見ると、昨日午後4時にみた埋め立て場所と変ってないようだ。まだミミのいる松の前は水が光っている。
カワセミは居るだろうか、アカハラは、ジョウビタキは?

もう我慢できない、一旦江戸川入り口まで戻り、下の道へ。
誰か入った人がいるらしく、通せん棒がすこし動かされていてスルリと体が入ってしまった。
ラッキーとグングン歩き、小型のダンプカーの置いてあるところ迄様子を見に行くと、土が乾ききってて何とか歩きやすそう。
キャタピラの跡のついた道を辿って行くと、アカハラが目の前を飛び立つ。
カワセミも一羽、道の縁にとまっていた。
ミミも定位置に鎮座していたし、自然界の鳥たちの生命力の横溢差にひたすら驚くばかり。
もう、私などが心配する事も無いと思い至った。

キャタピラの跡は真ん中が深い溝、両脇は浅い溝なので、歩きやすい脇を辿って帰る。ここで怪我をしたら自己責任だ。当然のこと!

明日からは規則を守ろう!

江戸川だより (工事進む)

2009-11-28 15:48:23 | 江戸川ウォーク
11月28日

土曜日、朝行く気がおきない。

午後3時にウオーキングスタート。
今日は土曜なので工事は休みとばかり思っていたが、とんでもない。
ダンプカーとショベルカーがうなりをあげていた。

これでは到底ミミの所へは近づけない。
一昨日の早朝に行った時は靴がドロドロになってしまって失敗した。

スパの前まで行って、見下ろすと、もうすっかり高谷川は埋め立てられてた。
ミミの場所は遠いので埋め立てが終わったかは良く見えないが。
どっちみち今日中には終わるだろう。
カワセミにはもう会えないかも・・・

セキレイが工事の車の後ろで二羽遊んでいた。たくましい!

展覧会めぐり(2)

2009-11-28 12:34:38 | Weblog
11月26日

二日前に大宮の友人から「六本木で写真展やってるのよ、見に来ない?」と電話があった。
そそっかしい私は彼女の作品が展示されてるんだと勘違いして、快諾。
その日はコーラスの練習が夜あるが、演奏会終わったばかりで気持ちにゆとりがある。昼間でもあるし。

会場はミッドタウンのウエスト舘にある富士フィルムフォトサロン。
随分いいところで開催するんだと感心。
いつもは大宮かたまに池袋なのに。

入ると1階に目を見張るような「イングリッシュ・ガーデン」のすばらしいお花の数々が出迎えてくれた!無論写真だが花園に紛れ込んだかのよう・・・

エスカレーターで2階へ行くと、友達が待っててくれた。
もう一人友人が来るのを待って、サロンへ。
あれ、「三浦恵美子写真展」となってる。?

「今日は私の先生の作品展なのよ」
エーッ、でもいいか。
「夫婦万歳」というタイトル付きの写真展。
全て金婚式を過ぎたか、近いご夫婦の写真ばかり。どの写真もいい顔!

すぐに撮るのではなく、何度も通って心が通じてから撮らせて貰うと言う先生の姿勢をきいて納得がいった。
夫婦の表情が実にイキイキとしているし、過ぎてきた人生(仕事)が人を形ち作るという事が如実に出ているような気がした。
しかし、日本の夫婦は腕を組んだり、肩を抱くという動作が板につかないというのも発見してしまった。笑顔は実に自然なのに・・・

隣のフォトサロンでプロのカメラマンの記念写真展をやっていたので、それもちょっと覗いたが、こちらは夫婦或いは恋人たちの晴れの写真という展示で対照的で面白い展示の仕方だなあと、冨士フォトサロンの企画に感心した。

1時過ぎたので、ミッドタウンでイタリアンのお店に入る。
前に来たときは混んでたので入れなかったが、すんなり入れた。
これでこのタウンで韓国・メキシコ・イタリアと三国の料理を食べた事になる。
昨日はトルコを食べたし、次はなんにしようかな?

秋の展覧会めぐり

2009-11-27 07:14:17 | Weblog
このところ、ご縁があっていろいろなチケットを頂く。

私の中では苦難の演奏会もどうにか好評のうちに終わって、ホッとしたところで頂いたチケットをフルに活用しようと動き出した。

11月25日

出光美術舘へ。「ユートピア 描かれし夢と楽園」
鎌倉時代・室町時代・桃山時代に描かれた六曲一双の屏風の数々。
そして江戸時代・明治時代に描かれた「蓬莱仙境ー福寿と富貴」。
福禄寿と寿老人が逆に描かれてたりして面白い。
池大雅・丸山応挙・狩野栄信それぞれの寿老人・福禄寿の描き方の違いがわかって興味深い。
そして明治の富岡鉄斎の絵になると、とても鋭くなる。
またも出てきた仙 さん!何だかこの人の絵が出てくるとうれしい。
出光の収蔵品に多いのかな?

しかし昔の画家の想像力に感心する。
行った事もない中国の景色や情景など、書を見て描いたとはいえ、やはりすごいと思う。

源氏物語・伊勢物語からの挿画や勝川春草の美人画などにみとれたり、最後は花鳥風月画で華やかに締めくくる。

出光美術舘は手ごろな広さで疲れず鑑賞できて、前にも言ったけれど好きな美術舘だ。
そして最後のお楽しみは、大きなウインドーの休憩所。
素晴らしい眺め!皇居から日比谷公園、桜田門と一望できる。
日比谷公園の木々の紅葉が美しかった!

トルコ料理のお店で千円以下の昼食をとり、まだ早いのでもう一つのチケットも使いましょうと友と意見一致。
まだまだ元気がある私達!アハハ

次はお台場にある「日本科学未来舘」。
’美味しく、食べる’の科学展
久しぶりのゆりかもめに乗って、わくわく。

乗客はビジネスマンが断然多い。平日だから当然だろう。
初めてテレコムセンターで降りる。
歩いて5分。この辺はまだまだ余裕のある埋立地。

未来館は小学生や高校生で賑わってた。
私達のようなオバサンは殆ど居ない。
プラネタリウムがあると分かったので、すぐ申し込む。

食の展示を見るとすぐ、6階のプラネタリウムに行くと結構人が並ぶ。
何十年ぶりのプラネタは面白かった!
3Dの眼鏡をかけて宇宙が飛び出してくるのも楽しいし、いい気持ちでウトウトするのもいい経験の30分。

帰りはりんかい鉄道に乗って、京葉線に乗り換え南船橋から西船へ。
楽しい小さな旅だった!

ありがとう、チケット!


明治座11月公演 「晩秋」

2009-11-25 07:26:53 | Weblog
ラッキーなことに今月の明治座「晩秋」のチケット頂いた!ありがとう。

今月は配役がいい。
森光子・八千草薫・坂東三津五郎・米倉斉加年・中田喜子・星野真里等。

~~せめて思い出だけは抱えたままで~~
  人生の晩秋を迎えた時、人は何を思い、求めるのか。

チラシの見出しに書かれた言葉通りの展開で物語りは進んでいく。
都内の大学病院に勤める医師鳴海春彦(三津五郎)のもとに、小学校の恩師上原清子が40年ぶりに会いに来る。
医療問題を抱え、屈託のある鳴海と娘を生来の明るさで誘い、生まれ故郷の登美島へと向かう三人。
清子先生には40年前に春彦に対し、大きな秘密を持っていた。
今の壊れ行く自分を知った先生の胸に、この秘密を伝えなくてはという強い思いが溢れている。

清子先生の強い思いは通じ、春彦に過去をどうにか伝えられる。
その間にも先生の記憶の欠落がまじるのだ。
過去の事は鮮明に覚えていて、今現在の事を覚えていないという恐怖。
もうすぐそこにやって来てるようだ、私にも。

一時期どうなる事かと思われた森光子。さすがに大女優!
この作品では、第一幕でジャズを一曲唄い、あと第三幕で最後の方に登場、軽妙に演技。
台詞がちょっと混乱したようだが、わざとなのかなと思わせられてしまった。

最高に素適だったのは八千草薫!
品があって優しく、いい佇まい!舞台に打って付けの存在感だった。

~~~~~~~

今朝は雨で江戸川中止。
おととい(23日)は早朝と午後4時二回歩いてみた。
カワセミには会えなかった!
とうとう引っ越したかな?
ミミとジョウビタキは無事に居た。
いっつも居るハクセキレイは何だかすごく元気でチッチと飛び回ってる。
そうそうアカハラもちゃんといる。
連休が終わって24日からまた工事が始まるので、どうなることか・・・

涙です。

2009-11-22 08:01:31 | Weblog
11月22日

バッサリ伐られました。
やっぱり、埋め立てに邪魔になる物はバッサリ排除!

大きく育ってきたエノキ、大きな蜂の巣のあったエノキ、そしてムクノキ、桑の木三本などみんなバッサリ。
見事な切り株に胸を衝かれた。
勝手にご神木と思ってる一番大きなエノキはかろうじて残してくれたが、それも邪魔な部分はバッサリ伐られて哀れな姿。

救いは今の所、市川の樹である松の木は伐ってないこと。
この松の木の間にミミがいる。
今日もちゃんと居た!
昨日のチェーンソーの音にも動じなかったのか?

ジョウビタキ・セキレイ・カワセミ・アオジそして今日は新顔アカハラも現れた!
本当に小さな三角の緑地、林とも言えない場所にこんなに多彩な鳥たちが来るのに
人間のすることは恥ずかしい。

カワセミの巣はやられなかったのか、清掃工場の前の水辺に今日は佇んでいた。
水が何時まであるのか不安。

江戸川だより (ツグミ)

2009-11-20 21:17:20 | 江戸川ウォーク
11月20日

6時10分スタート。
今朝は昨日と打って変わっての快晴のようだ。
気温は低く、土手の上には霜が降りている。私にとって今季初。

期待したとおり冨士山が堂々と姿を現している。
工事が進んでるようで、下の道は昨日の雨でだいぶ汚れてるので下りる気にならない。足元危ないし、今日はやめておこう。

しかし、途中ミミの松のあたりに来ると確かめたくてムズムズしてきた。
誘惑に勝てず、やっぱり防護柵をくぐってしまった!
ミミはいた!目をつぶって澄ましてる。
カワセミにはあえないが、ツグミの姿が見えた、今季初。

江戸川だより (コノハズク)

2009-11-18 15:06:58 | 江戸川ウォーク
11月18日

今日は晴れるという事なので、昼間行ってみる事にした。
11時スタート。

江戸川に着くと、工事の音が大きい。
やはり、これでは禁を犯すことは出来ないと思って、せめて冨士山でも見て帰ろうと先を急ぐ。
残念、冨士山方面は雲が多い。

しかし、昼間の江戸川の何と明るい事!
気持ちが晴れ晴れとしていいものだ。
スパのあたりでお隣さんに会う。犬のお散歩でよくスパの足湯に浸かるのだが、11月はもうやってないとのことだ。ふ~ん、知識が一つ増えた。

帰り道、工事の人は遙か向こうにみえるので、ミミだけでもいるかどうかを確かめたくて、防護柵をくぐり下の道へ下りて確認。いた!カワセミも飛んだ。
サッサと戻る。

たまには昼間歩くとしよう。

今日は冷たい雨・・・  映画「サイドウエイズ」

2009-11-17 22:02:15 | Weblog
11月17日

予報は雨。早いうちに江戸川へ。
6時10分スタート。
ミミもカワセミも無事だった。埋め立ては昨日より進んでいる。

清掃工場の手前で雨がぽつぽつ降り出した。
天気予報はお昼前に振り出すといったのに、相変わらず当てにならない予報である。

急いで引き返す。

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先週、激しい雨の日に友達と観た映画「サイドウエイズ」。

この映画は、4年ほど前のハリウッド映画「サイドウエイ」を日本人俳優でリメイクしたもの。でも監督はチェリン・グラックという不思議な映画。

 監督  チェリン・グラック
 出演  小日向文世(道雄)
     生瀬勝久(大介)
     鈴木京香(麻有子)
     菊地凛子(ミナ)

売れない脚本家の道雄がロスの空港に降り立つ所から物語は始まる。
20年前留学していた頃の仲間である大介が、やっと結婚する事になったのでその式に出るためにやって来たのだ。

空港での道雄。なんて日本人らしい日本人なんだろう!
昔、初めてシアトルに降り立った自分を思い出す。
母を連れて、ツアーでもなく降りたタコマ空港は心細いのと緊張とで、今でも忘れ得ない印象。チビ二人のアメリカは今でも笑える。
なのに、70代の母は税関の大男に「アメリカ楽しんでね!」といわれ、「イエース!」とご機嫌だったっけ。

本題に戻ろう。
迎えに来た大介は「式まで一週間あるから、大いに遊びまくろうぜ」と気楽な男。
留学中お世話になっていた家を訪ね、古い真っ赤なムスタングを借り旅に出る二人。
途中偶然にも、会えないと思った麻有子とその友達のミナと会い、意気投合。
カリフォルニアのワインの産地で有名なナパバレーがふんだんに出てくる。
ブドウ畑の遙かな連なりが素晴らしい風景。
その景色でのピクニック。
ワイン好きの人には堪らないだろう、ガブガブ良く飲むのだ4人が。
ワインに弱い私には、見てるだけで酔ってしまいそう。

しかし、いつまでも昔の思い出に酔ってはいられない。
それぞれに、自分の思うようにいかないことが出てくるし、事件もおこる。
結構笑える場面もあるが、大介の役はやり過ぎだろうと思う。
菊地凛子は映画ではじめて見たが、アカデミー賞の時と違ってなかなかキュートでいい感じ。
鈴木京香は姿がいいし綺麗だけれど、さすがにふけましたね。
主役の小日向文世は、やはりそのままという自然体がいい。まあ、じれったいが。

こういう時代も過ぎたなあというのが実感。
そういえば、鈴木京香の乗っていた黄色の頑丈そうなトヨタのトラックがかっこいいこと!

内容的には☆みっつ。
     

ミミちゃん再来!

2009-11-16 09:10:22 | Weblog
11月16日

安心した!
昨日、友人からミミが戻ってるわよと電話を貰い見に行ったら、居た。

そうなのだ、こんな少ない雑木の中に来るぐらいの鳥は、図太い神経を持っているんだろうな。ちょっとばかり写真とられたぐらいでビクともしないのだ。

今朝ものんびり首を回したりして、悠々としていた。
昨日より見やすい位置。

カワセミもジョウビタキも工事にビクともせず、元気にいる。それが野生というものなのか。

しかし、今日は多分だいぶ埋め立てられるだろう。
入り口はしっかり土で固められていたので。風前の灯。
心配は、対岸の残り少ない木々を邪魔にして伐採されないかという事。そうなったらもう鳥たちは来ないだろう。

なんか大事なエノキが伐られそうに思えてならない。