そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

家庭訪問!

2019-07-02 15:58:54 | Weblog

30才近くなって結婚した私は、必然的に子供が幼稚園や小学校に入ると保護者の中で浮いた存在だった。

ような気がする。

明らかに20代前半のキャピキャピしたお母さん方の会話に入っていけないし、まあどちらかと言うと逃げた。

今は昔と違い、晩婚の人が増えてそうでもないらしいが。

一回だけひどく傷ついたことがある。

私の時代は、ピアノを習うような子はまだとても少なかったし、我が家は貧乏サラリーマンだ。

自身もピアノを弾くなんて思いもしなかったお転婆むすめ。

後年コーラスにかかわるようになった時、ああピアノが弾けたらなあとおもったが。

そう、子供の幼稚園時代、何人かのお母さん方と卒園の話しをしてる時「だったらみんなでピアノを

弾いて先生を楽しませましょうよ!」と言ったのだ。

私は止せばいいのに「ピアノなんか弾いたことないわ」と言ってしまった。

「えッ、ピアノ弾けないの?」と彼女の勝ち誇った顔!今でもありありと思い出す。

そこで、奮起してピアノを習ったかと言うと、そうはいかないのが私だ。情けないが・・・

ところで、今朝の新聞の声欄に「小学校の家庭訪問が1年生だけになるのは残念!」と言う意見が載っていた。

確か群馬県の人の意見だったと思う。

子供も親も家庭訪問を楽しみにしているとのことだった。

そうなのかあ~~

どちらかというと、私達の時代はみんな迷惑がっていたような気がするし、先生に同情していた。

お茶でお腹はガボガボになるし、失礼ながらトイレにも行きたくなる。大丈夫なの?と。

我が家の長男、5年生の時先生に会うのが恥ずかしいと押し入れに逃げ込んだことがある。

何故か、家で会うのは恥ずかしいんだそうだ。

そういえば、今思い出したが下の子が小学校に入った年、家庭訪問時に先生が「申し訳ありませんが、

トイレをお借りしてよろしいですか?」

勿論、否やはない。

あとで先生が恥ずかしそうに「先輩の先生から、お借りで来そうな家の申し送りがありまして」と打ち

あけられた。笑ってしまった!

可愛い先生だなあと思ったものだ。

 

 

 






























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