駅前まで買い物に行った帰り道、後ろから可愛い声が聞こえて来た。
「ねえママ!バアバは何曜日にくるの?」
「バアバは来ないわよ!」
「えッ、バアバ来るもん。何曜日とかって言ってたもん!」
「うううん、来ませんよ」
ママは至ってクールに、女の子の声はだんだん涙声に・・・
懐かしいやりとりだった。
孫娘二人も小学校1,2年までは私達ジイジとバアバが帰る時はオンオン
泣くので往生したものだった。
片道二時間かかるので、あの頃はそれでも二か月に一回ぐらいは会いに
行った。今は運転手もお疲れで年二回か三回しか行かない。
代りに孫達が泊まりに来るようになった。
上の子などは六年生になったので、そろそろ友人同士のお付き合いが優先
になってきた。
でも、それも成長過程のことだから、良しとしなければね。
うまい具合に、こちらも年を取って子供相手はだんだん疲れてくる。
良くしたものなのだ!