そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

こちらは連日晴れなのに・・・

2011-03-28 13:52:16 | Weblog

3月28日(月)

昨日も今日も晴れ。
ただ、昨日は気温は低目だったけれど、晴れたので気持ちよく江戸川歩きが出来た。

このお天気を東北にそっくり送りたい。
尋常ではない災害の上に、非情な雪が降り注ぐ。
何という無慈悲な天候!

福島の原発もまだまだ危険な状態が続くし、せっかく丹精した野菜類も出荷できない有様。
二日前にスーパー行った時、店頭に茨城鉾田産の野菜が105円で積まれていた。
迷わず買った!
洗えば大丈夫な物まで風評被害にあっている現状が歯がゆい。
生産者が気の毒でならない。
潮来地区も液状現象で大変な被害がでたとのこと。

液状現象は、ここから近い浦安地区で大きく出てしまった!
ディズニーリゾートは未だにオープン出来ないで居るし、海辺の高層マンション群や住宅地のライフラインはズタズタ。
下水が分断され水道が使えない状態が長く続く。どんなに辛いか想像がつく。
いつも車で通ると、美しい街並みで広々とし、羨ましいような環境だと思っていた所。
しかし、埋立地は牙を剥いてしまった。
どこまでもどこまでも埋め立てていく人間の果てのない業に対する警鐘ではないのか?

大きな夢を持ち、高額な支出をして手に入れた家々。
せめて、ライフラインを司る人たちの叡智を集めて早く復興できる事を!!!


江戸川だより (ツクシ)

2011-03-26 11:31:24 | 江戸川ウォーク

3月26日(土)

夜から明け方にかけ雨が降ったらしい。
6時45分スタート。アスファルトが濡れているのと湿っぽい匂いが残っている。

今日はツクシが見たいので上流に向かうことに。
土手に上ると、対岸は少しボヤッと春霞か?
空気は春なのに、風は冷たく指先がしびれる。冬のよう・・・

久しぶりの上流。
おや、あれはもしかして富士山?やっぱりそうだ。
ぼーっとではあるけれど富士山の白い輪郭が見えていた。
今日はこれから強風になるとの予報なので、多分明日は富士山ばっちりかな?

上流の高潮防潮堤の工事はとても進んでた。
今回の想定外といわれる大津波にどれだけ有効かわからないが、やらないよりはやったほうがいいと思えるようになった。
長年市川に住んでるが、江戸川が洪水になったことは一度も無い。

真間川が氾濫したことは何度もある。
私が高校生の頃、通っていた学校の近くが水につかり、ボートで行き来してる光景が頭に焼き付いてる。

江戸川には信頼を置いていたので、高潮工事が度々あると、予算消化の為ではないかと勝手に腹をたてていたが、こんな惨事を目の当たりにすると考えが変わった。
しっかりやってもらいたい!勝手なものだ。

新行徳橋を折り返し、下の道に下りる。
確かびっしりツクシが去年生えていたところ、今年はどうか?
外環の管理地、最近工事でいじったのでどうだろうか・・・

あッ、出てる。
去年ほどではないが、結構生えている。しかも、もう丈高くなってる。
しばらくここを通らないうちに、成長してしまった!
フェンスの中なので、摘むことは出来ないが。

友人の桜の樹は健在、少ないが蕾をつけている。

ちょっと心配・・・
フエルト犬の姿が見えない。ひょっとして・・・
犬小屋に入らず、玄関前で早朝震えてた姿が脳裏に浮かぶ。
その犬小屋もない。ひょっとして~悪い考えが浮かぶ。

どうか、家の中で元気にしてることを祈ろう!

 


いつもの生活へ~

2011-03-22 13:05:50 | Weblog

3月22日(火)

三連休がやっと終わった。
茨城の孫達も地震以来はじめての保育園が始まった。
お友達に会えて嬉しいだろうな・・・

地震以来どうも気持ちが落ち着かない。

三連休は停電もなく、被災地の方々とは比べ物にならない生活が出来ているのに、何か不安な気がする。申し訳ないことに・・・
ちょっとの揺れにも敏感に反応してしまう。情けない!
家族には「もう慣れてもいいだろ」と呆れられてる。
私でさえこうなのだから、災害地の方はどんな思いだろう。

ここよりもずっと多い余震、激しい余震に心を震わせて居るのではないかと思う。
或いは、地震より強い心で立ち向かっているので、それどころではないのでは。
これから徐々に時間がたち、月日が経つ内にこのことが被災地の皆さんに深く静かにトラウマにならないように祈るのみ!!!

自分もいい加減しっかりしなくては。
さあ、今自分に出来る募金をしに行かなくては。
せめて、自分に出来る事を!


江戸川だより・・・あれから10日!

2011-03-20 17:13:55 | 江戸川ウォーク

3月20日(日)

あの大地震の日からもう10日が経過。
この辺でさえ、しょっちゅう余震がある。昨日も夕方大きく揺れた。
その度に、被災地の震度が気になってテレビを見る。

息子一家の住んでる茨城県沖が震源というのも多いので、折角やっと点いた電気がまた消えるのではないかと、気が気じゃない。

しかし、息子一家は逞しい。
昨日はお隣の鹿島地区で被害にあった人たちに炊き出しを開始。
オムスビを沢山作って運んだそうだ。

そう、若い人たちには頑張って欲しい。
私などは、地震以来ちぢこまってしまってる。
江戸川へも、行ったり行かなかったり。外出するのが恐ろしい。

なので、昨日は頑張って市川の市営霊園にお墓参りをしてきた。
いつもは、混む道がすんなり行けた。
はじめ、車が多いなあと感じたら、それは全てガソリン待ちの行列だった。

逆にお墓は、それどころではないのかすいていた。

今日は、怠け心を何とか押さえつけ、12時に江戸川へ行ってみた。
日曜なので親子連れがちらほら土手に見受けられる。
平和な光景が戻ってる。

このところ、地震後3,4回はあまり人に会わないのだ。
2日後に行った時、人も居なかったけれど、特に変わったところはなかった。
緑とオレンジに塗り分けられた釣り船が一隻傾いていたぐらい・・・

今日はその船は完全に引っ繰り返ってた。
土手には、赤紫のホトケノザやヒメオドリコソウが、芝生の下からいっぱい頭を持ち上げ、健気に咲いている。春が確実にやってきてる。

スズメ・ムクドリ・ツグミ・ハト達が楽しそうに忙しげ!
帰り道、はじめてみる鳥!

頭から胸ぐらいまで青みがかった濃い目のグレー、下半分は臙脂色。
大きさはツグミより少し大きい。

帰って鳥図鑑を見るが、なかなか同じ鳥はない。難しい!
一番似てたのが、磯ヒヨドリ。でも、自信はない。

今、テレビで驚いた情報が!

10日ぶりに80才の女性と16才の少年が救助された!
ああ、なんということ。何という生命力。
まだまだ生きてる人が居るかもしれない。
災害救助の方々、諦めずにお願いします!!!


神も仏もないものか!

2011-03-17 11:57:20 | Weblog

3月17日(木)

大震災が起こってから今日で一週間が経過した。

大地震・大津波・原発問題に加え、猛烈な寒さが東北を襲っっている。
無常な雪が舞っている!

なんで、どうしてここまで非情な仕打ちを受けなければならないのか?
被害を受けない地区でも今日は寒いが、被災地の寒さは尋常ではない。

東北の主だったコンビナートや空港が軒並みやられて、物流が滞っているため救援物資がなかなか届かないもどかしさ!

さっきのニュースでは、折角避難した入院患者が14人死亡。
あんな寒い体育館では無理もないと思う。

福島の原発も大変な状況!
今朝から自衛隊のヘリが海水を空から撒いているが、風も強く見ていてもどかしい。
しかし、自衛隊の人達にとっても初めての体験、決死の行動だ。
強い放射能が放出されているので、上空にホバーリングすることは出来ない。
撒いて通り過ぎるだけなのだ。次々に別のヘリが放水して行く。
知識の無い私たちには、祈る思いで見るしかない現状。

翻って、我が家。
灯油が殆ど無いので、節約していたが今日はいよいよ買いに行って見ることに。
9時半に行ったら、もう売り切れだとのこと。
スタンドの話しでは、早朝から並ばれたので7時開店し、とうに売り切れたとのこと。

仕方がない。被災地を考えたら我慢できる。電気がある!
先日から計画停電の覚悟をしてるが、いまだこの地区は実行されない。
せめて、そのぐらいの協力はしたいと思ってるのだが・・・

停電で寒かったら、布団にくるまればいいし、しかも2,3時間のこと。
幼児がいるわけでもないので、何てこと無いと思ってる。

驚いたのがお米。
あと二日分くらいのお米になったので、もう落ち着いただろうとスーパーに行ってみたら
2軒とも空っぽ。
店員さんの話しでは、4・5袋買う人たちで凄かったと。
昨日から入荷してないんですと。
諦めて帰る途中、昔からあるお米屋さんの前を通った。

「あッ、そうだお米やさんがあるじゃない!」と寄ってみた。
ある、ある5キロ・10キロと置いてあった。
いつもは業務用が主なんですが、こういう時なので出したんですよと店主。
ありがたく10キロ袋を3,800円で購入。ホッとする。

こんな被災地から離れた所でこの有様!
なんで買いだめするのか!

災害地の人に対して、恥ずかしい行為は自分もそうだが、慎みたいものだ!


未曾有の大地震と大津波!

2011-03-16 15:31:05 | Weblog

2011年3月11日 東北関東大震災発生!!!

この日を私たちは忘れないだろう!いや忘れ得ない。
千葉のこの市川地区では震度5弱。

この震度でも、その時私のとった行動は座卓の下に潜り込むことだった。
珍しく用事の無い日で、家に一人だったので何しろ怖かった。

揺れが収まってから這い出て、まずテレビをつけた。
「東北地方震度7」とテロップが出ていて、眼を疑った。
何かの間違いじゃないの?

始めはテレビ局の内部の様子が映し出され、ああなんて凄いと呆然とみていた。
と、また強い揺れが。また潜る。
そして、揺れが収まってからテレビに戻ると、
そこには恐ろしい光景が・・・

大きな大きな大津波だ。
こんな地獄のような光景が、現実?映画じゃなく?
胸の震える情景が延々と映し出される。

恐ろしいとしか言いようの無い光景。

今、同じ日本で起こってることと到底思えない津波によって、家が車がビルが、大きな船が。
あっという間に10メートルも上の陸上に運ばれた!
先年のインドネシア・スマトラ沖だったかの津波で、こんな事が起こるなんてと思ったが、それ以上の大津波!
信じられない情景がこれでもかこれでもかと迫ってくる。

最終的に死者は2万人に及ぶのではないかとの予想。

その上、またまた恐ろしい事態!
福島原発が地震による損壊で次々に危機的事態に。

はじめレベル4だったのが、みるみるひどい事になり、アメリカの原子力長官によるとこれはもうレベル6だと言う状態になってる。
チェルノブイリの事故を思い出す。

東京電力の人たちも必死で事にあたってるが、どうか最悪の状態にならないように祈るのみだ。

大津波・大地震にあった人達が、今度は原子力の恐怖で避難しなければならないなんて。
あまりにひどい!

今、私たちに出来ることは?
取りあえずは、出歩かず、あるもので食べて暮らそうと思っている。

今日も地震が何度も起きてる。

息子一家は茨城県鉾田に住んでるので、停電・断水にあってるが、実にうまくやってるので感心した。ようやく昨日は水が出たとメールがあった。明るいメールだった!

今朝の朝日新聞の「ザ・コラム」は実に嬉しい記事だ!
読んでて不覚にも涙が出た。
せめてこの記事を被災地のひとに読ませたい!

「被災地のみなさん、どうか勇気をもってその内立ち上がれることを祈ってます!」


コンサートと能・狂言の世界。

2011-03-10 11:10:40 | Weblog

ここ10年以上東京都の都民芸術フェスティバルのコンサートを聴きに行ってる。

略して「都フェス」のチケットは、とてもリーズナブルな料金で聴けるのでうれしい。
ただ会場が池袋の芸術劇場を主にしてるので、ちと遠いのが難点。
こちらも年をとって、夜出るのはなるべく避けたくなってる。我が儘!
今年は、丁度良い土曜の午後2時のコンサートがあって、しかも好きな曲だったのでチケットを取った。

2月26日

東京フィルハーモニー交響楽団

  ベルリオーズ    序曲「ローマの謝肉祭」
  ドヴォルザーク   チェロ協奏曲 ロ短調
          休憩
  ドヴォルザーク   交響曲第9番 ホ短調「新世界より」

    指揮    渡邊一正
    チェロ   横坂  源

チェロ協奏曲はドヴォルザークの曲が一番好き。
昔、サントリーホールでヨーヨーマのこの曲を聴き、いっぺんに好きになってしまった。

きょうの弾き手はとても若い。私は初めて聴く。
パンフレットによると、15才からいろいろなコンサートで優勝してるらしい。
若者らしい力演だったけれど、時々オーケストラの音にかき消されて聴きたいところが消えてしまうのが残念!

これって、私の耳が悪くなったのか?或いはオーケストラが悪いのか?
はたまた本人が悪いのか?よく分からない・・・

3月5日

  NAKANO-ZERO NOH

  蝋燭能 「舎利」

  仕舞   玉之段
        熊 坂

  狂言   棒縛

演目は以上。出演者は狂言以外は観世流の方々。
狂言は、和泉流の野村萬斎さんがシテ役をつとめる。

始めに、いつも中野区在住の観世流シテ方の小島英明さんが分かりやすく解説をする。
今回は少し力が入ったか、長すぎたがこれはやってもらうと助かる。
特に能や仕舞は、私には分かりにくいので。

狂言「棒縛」は解説がなくても充分楽しめる。この演目は三回目だが、ちょっとずつ違っていて面白い。

今日のメインは「蝋燭能」。
舞台を暗くして幽玄な雰囲気の中、蝋燭の灯りで始まる。

舎利とは仏舎利のことで、釈迦の骨をいう。
この仏舎利の奪い合いを描いている能。
仏舎利を奪う鬼神の面と、それを取り返す韋駄天の天神の面が素晴らしい!

能・狂言の終わり方が私は好きだ。
静かに下手に下がってそのまま終わる。いいですね!        

 


江戸川だより (ヒメオドリコソウ)

2011-03-09 13:39:35 | 江戸川ウォーク

3月9日

10時半スタート。今朝も寒いがお天気は回復したようだ。

橋を渡りながら周りを仔細に見るが、カワセミは昨日同様見当たらない。
残念。
向かい風が少しあり、結構指先が冷たくなる。

下の道を下流へ向かう。
出会った鳥はハクセキレイ・ツグミ・ムクドリ。
未練たらしくミミちゃんの止まり木を見に行ってみたが、無論いない。

でも、この道はオオイヌノフグリが土手の斜面にいっぱいだ。
それに良く見ると、ホトケノザのほかにヒメオドリコソウも咲いていた。健気にね!
今までは、ヒメオドリコソウはそちこちに生えていたのに、工事のあとはあまり咲いてない。

そういえば、昨日は上流を歩いたが、ツクシを一本だけ発見出来た。
毎年一杯生えていたところは、今まさに外環道路の工事で蹂躙されてしまったので、
出てくるか分からない状態。生えてきてほしいな~

昨日は大回りをして、行徳橋からUターンして江戸川本流沿いを歩き気持ちが良かった!
富士山は、きのうも今日も11時ごろなので見ることは出来なかったが・・・

橋のたもとへ行って、ちょっと気持ちが変わりもう一度土手へ上って、体操をした。
すると、私を呼ぶ声がするので振り向くといつの間にか友人が傍にきてる。
そういえば、さっき家を出てからたまたま洗濯物を干してる友人に向かって手を振ったのだ。

「今日は上流じゃなかったのね?会えないかと思ったわ。」
「そうなの、私その日の気分でころころ変わるのよ」と私。

友人と会えてよかった!
友達は今、ご主人が思いがけず大変なことになっていて、それを話したかったのだ。
無論、私に何が出来るわけもない。
でも、聞くことは出来る。いくらでも出来る!

一時間ちかくあったかいお日様の下で話を聞き、別れるときの表情が柔らかくなったのを見てホッとした。
どうか良い方向に向かうよう祈るのみ!ガンバレ!


帰ってしまった?ミミ・・・

2011-03-04 14:26:26 | 江戸川ウォーク

3月4日

今朝は快晴。でも、真冬の寒さだ。

昨日は、猛烈な風でウオーキングは中止した。
というよりも、日曜に歩いて以来さぼっている。
なにしろ、月曜・火曜は雨だったので歩かず、水曜は行く気にならずで4日ぶりのウオーク。

4日の水曜日に、しばらく無精していて伸びきった髪の毛をカットした。
間の悪い時にカットしたものだ!また寒気の押し寄せたときなのに・・・
頭が寒いったらない。
あんまり寒いので、木曜つまり昨日、コーラスの練習を休もうかと思ったら、アルトの友人から「風邪を引いたので休みます」とのメールが。
わあ、先を越された。3人のうち1人が休むと2人だけになる。
とても「頭が寒い」ぐらいで休めません。

今朝は風が少なかったが、午後1時過ぎ歩き出してみると、風が強くなっていた。
土手の上は人っ子一人居ない。
途中、工事の人が3人。
スカイツリータワーは見えているが、富士山方向は雲が多いので見えないようだ。
でも、一応確かめてみよう。
ビュー地点に上ってよく見ると、雲のうしろに富士の輪郭がみえた。

さて、ミミは戻ってきてるかな?
下の道を行くと、オオイヌノフグリが沢山春めいて咲いている。
ホトケノザもだいぶ増えたようだ。

ミミはやっぱり居なかった。
27日にも居なかった。
やっぱり、もう今年は帰ってしまったのだろう。残念だけれど・・・

毎年、1月から3月はじめぐらい迄のご滞在。短いけど、嬉しい時間だった!