そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

江戸川だより (白鳥)

2009-10-30 07:57:15 | 江戸川ウォーク
10月30日

6時スタート。
今朝も雲が多く太陽は姿を見せない。

昨日書くのを忘れたが、土手の上に新しい杭が打たれていた。
今日はその範囲が広がり、土手の芝生部分全体を覆うように杭が打たれ、「デンジャー・入るな!」という札をさげた部分もある。
歩いて行くと、二差路に分かれるところからはもうオレンジ色のシートが張られていて、物々しい。
いったい何をするのだろうか?
心配だ!

江戸川の水面を何気なく眺めると、何と白鳥が二羽飛んでいくではないか。
? 二羽ということは、行徳の野鳥観察舎にいる白鳥なのかも・・・
それにしても白鳥はかっこいい。
この辺では始めて見た!

今日のカワセミも仲良し二羽。
鋼材を積んだ大型トラックの駐車場の前あたりで、二羽仲良く並んでいた。
気配を察したか、もつれるように飛び上がり去っていってしまった。

ムクノキの黒い実はすっかり鳥たちに食べられたようだ、一つもない。
そういえば、先日行った国立博物館平成舘の近くにあったムクノキにヒヨドリが群がって、競うように啄ばんでいた。

帰りに空を見上げると、青空が覗き始めている。
お天気良くなるようだ。




伊藤若冲さんに完敗!

2009-10-29 10:46:11 | Weblog
10月29日

今朝は曇り。どうしようかグズグズしてる内に6時を過ぎてしまった。
グズグズの原因は、「嵐」の二ノ宮君にある。
今朝のズームインに二ノ宮君が出演するというので、いったい何時にでるのか気になって、ついついズームインを見てるのだ。
私はミーハーである。「嵐」のグループはそれぞれ個性があって全部好き。
以前「マゴマゴ」という企画をやってた頃からファンになった。

しかし、やっと羽鳥アナウンサーが7時25分頃出演の予定と告げたので、丁度後1時間はあるなとウオーキングへスタート。

雲が全体を覆ってるので、あまり面白くない。
サッサと歩いて、途中から下に降りる。
ノイバラの赤い実はおいしいのかな?不味いのかな?
小さいけれど可愛い赤い実がまだまだ道に色を添えている。マルっきり実を食べられてるのも2本ばかりあるが。

とっつきまで行ってもカワセミには会えない、いつもより遅いせいか?
スパの前、モッコクの木に大きめの赤い実がなっていて、可愛く弾けていた。
モッコクの実がこんなに大きいとは知らなかった。
1センチ以上ある。

下の道へ戻り、ミミちゃんの松の前でエクササイズをしていて大発見!
昨日観て来た「皇室の名宝」展で、今注目の伊藤若冲の絵の中で、松の絵に奇妙な模様を見つけ、「松にこんな模様はないわ、大げさな・・・」と心の中で思ったのだ。
しかしだ、発見してしまった。
目の前の松にもあったのだ、その気味の悪い模様が!
そう、蛇のような模様があるではないか。
たしかに一部分だが、幹ではなく枝の部分にあったのだ。

若冲さん申し訳ありませんでした。不遜な事を思ってしまって。

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昨日(28日)、国立博物館平成舘の「皇室の名宝」展へ行ってきた。

11時ごろ着いたら、行列がずらり。
40分待ちという事だった。
何時もの私なら絶対待たないが、今日は友達二人と三人なので喋ってればすぐ時間が経つだろうと待つことにした。段々日差しも強くなり、サンバイザーを忘れた事を公開し始めたころ、漸く中へ入れた。35分待ちだった。

何年か前に、三の丸尚蔵舘に行った時見たような物もあったが、曖昧な記憶!
入り口付近は人が多く、なかなかチビの私は作品の上の部分しか見られない。
残念だけれど、なるべく人垣の少ない所を見て回る。
係りの人が「並ぶ必要はありません、動いて行ってください」と言ってるのだが、なかなか前の人は動かない。

丸山応挙の「旭日猛虎図」。
朝日を浴びたトラの絵。この絵が実に気に入った!
トラが立派なのだが、愛らしい!
多分この時代、実物を見てないので、応挙さんの想像で描いたのだろう。

若冲の絵は「動植綵絵」30幅、「旭日鳳凰図」1幅、31点。
一室全部、緻密で見事な絵で埋め尽くされていた。圧巻!
あまりに緻密で、あたまがクラクラしてきた。

横山大観の絵をみてホッとする。
川合玉堂の「雨後」など本当に心が安まった。

思うに若冲さんの絵は2・3点の展示がよろしいのでは?

ご機嫌な江戸川!

2009-10-27 07:44:37 | 江戸川ウォーク
10月27日

昨日の予報では今朝は強風ということだったが、全然風がない。
ただ、5時半にはまだ雨がすこ~し降っていたので、6時に雨が止んでから江戸川へ。
空には少し青空が見えてる、これは期待出来そう!

土手に上ると、太陽が雲間から元気な顔を出しまぶしい。
そのすぐ上は黒い雲、その又上は白い綿雲が呑気そうに動いてる。
この黒雲はすぐに去りそうな様子。
何しろ今日は太陽がハッキリしてるからお天気はバッチリだろう。

対岸のサティのビルを過ぎて、煙突の左側をじっと眺めながら歩く。
あっもしかしたら、あれは頭かな?白い雲?
其のままズンズン行くと、第一ビュー地点で、素晴らしい富士山が見えた!
この地点まではなるべく右を見ないようにする。

もうすっかり頭は白い富士山だ!
暫く見とれて、左の道から下へ降りる。

落ち葉のへばりついた道を行く。
さすがのススキももう元気が無くなってる、安達が原は遠くなったようだ。

マサキの実が一つ弾けた。まだみんな白っっぽい実のままなのにね。
タケニグサの枯れたあたりから又、カワセミが飛び立った。

とっつきで土手を上って、第二ビュー地点、フェンスの上からの富士山は最高の眺め。

スパの前で石を利用してストレッチをし、また下へおりて帰路へ。
おっと、またしてもカワセミがフェンスの上に!
暫くじっとして、また風を切って水平に飛んで行ってしまったが、今朝はサービス満点だ。

カワセミの飛び方は本当に潔い。スピード感に溢れてるので、風を切るようだ!
帰り道空を仰ぐともう黒雲は下に降り、空は晴れ晴れとしてきた。
気持ちのいい一日になりそう。

ああ、今日は眼科の検診日だった。両国まで出ると映画が見たくなりそう・・・

第47回江東区民合唱祭

2009-10-26 11:07:15 | Weblog
10月25日

コーラス「東部混声OB合唱団」はアルテリーベの前身「東部混声合唱団」を昔卒業(?)したメンバーたちで再結成した合唱団。
月一回の練習なのでこちらは気楽。
練習の後の飲み会は呆れた事に毎回途切れた事がない。
皆勤のツワモノも何人か・・・

こういった具合なのでメンバーの結束力は最高!
指揮者の熊沢先生は、48年前から替わらない。
ただ、ご高齢になったのでいろいろアクシデントが襲うこの頃である。
今日も、首に高々とコルセットをつけ、大昔のポルトガル人の様なのだ!
早く良くなって頂きたい。

しかし、音楽にはとても真面目に取り組んでいる集団。
年一回の文化祭出演の為に12回の練習日は休まない。
そして今日が一年一回の大切な晴れの日。

結果はどうだったか? 私には言えない。
江東文化センターの舞台は、音響が今一のようで、自分以外の声があまり聞こえないのだ。
初め勢い良く出ていたのが、みんなの声が聞こえないと不安になり、声が小さくなってしまったり、男性陣はどうも指揮に頼りすぎ、出遅れたようだ。
聴衆の反応はどうなのか?知り合いが来てないので分からないが。

曲目は、ヘンデルのメサイヤから第4曲(英語版)のみ。
持ち時間は7分と決まってるので、普通はもう1曲歌うのだが、先生の体調もあって今年は1曲のみ。

来年もメサイヤからやると決まっている。第12曲。
先生はとても意欲的!
ま、来年がんばりましょうっと。

終わった後、勿論打ち上げがあったことは言うまでもない。
シークワーサーのサワーは飲めない私にも美味しかった。

江戸川だより (ヒバリ)

2009-10-24 12:32:38 | 江戸川ウォーク
10月24日

家人が寝ている間にウオーキングへ出発。
6時10分スタート。

今日は完全に曇り、雲が厚い。
高谷川沿いの道を選択。
特に変わったことはないのだが、エノキの葉がいっぱい落ちてるのは寂しい。
去年はもう少しエノキの葉っぱも黄色になり、色彩が豊かだったのに・・・

湾岸道路の下まで行き、戻ってミミちゃんの松の前で体操をするが、前方に黒い人影が見えたので、何時もの半分で止めにする。
普段この道は本当ににんきがなく人が通らない。
それが私にとってのお気に入りの理由。

途中で土手に上る。
土手は土曜日という事もあり、7時近い時間は結構人が多い。
江戸川も、小舟がいっぱい。ハゼがそんなに釣れるのだろうか?

土手の斜面を鳥が二羽、あッツグミがもう現れたんだ!
と思ったら、ヒバリだった。
土手の上に春から賑やかに4羽ぐらいのヒバリを見かけることが多いのだけど、
ヒバリは渡りなのかな?
調べてみよう。冬は見ないような気がするし。

センダンの実はたわわだが、まだ青いまま。

今日は時間が遅いせいか、カワセミの生活時間とかみ合わなかったようだ。
会えなくて残念!明日は忙しくてウオーク中止。

江戸川だより (マサキ)

2009-10-22 15:00:48 | 江戸川ウォーク
10月22日

今日もお天気は良さそうだ。6時にスタート。
しかし、太陽の昇る方向に雲が段々に張り付いていて陽がこぼれてこない。

土手の上を歩いて行くと、何箇所かチガヤの白い穂が可愛く揺れている。
去年はもっと群れになってたのに、今年はささやかな風景、残念だ。

第一ビュー地点、冨士は今日も見えず。
なので、下の道に下りる。

昨日友達に聞かれた木を確かめたい。
やはりマサキしか該当する木はないようだ。
今の所薄い緑色だが、だんだん赤くなり実がはじけて可愛らしいのだ。写真のように!
キカラスウリの大半は、どうも黄色くならない内に茶色になってしまったようだ。
これも残念。

今日はカワセミにも会えないようだと思って踵を返すと、待ってたように二羽が飛び立った。しかもいつもと違いもつれるように飛んでいく。
カワセミさんは恋愛中のご様子、失礼しました!

橋のたもとに戻ると、暫くぶりにミンクオジサンのご登場。
お元気なようだ!

聖地チベット(ポタラ宮と天空の至宝)展

2009-10-22 11:13:51 | Weblog
10月21日

又も友人のゲットしたチケットで、上野の森美術館へ行って来た。
我ながら図々しいが、ロハのチケットは単純に嬉しいものだ。
そして、特に自分が見たいと思って無くても思いがけずいい展覧会にめぐりあったりするのが、頂いたチケットの良いところ。

今回もそれだった。
チベットというと私の中では、ダライラマ・タクラマカン砂漠、そして最近はテレビでポタラ宮の中を撮影できた映像を見たぐらいの知識しかない。

行って見てビックリだった。
チベット密教美術の素晴らしい仏像や仏具。そしてタンカという宗教画を描いた日本の掛け軸のようなもの。
巡礼に出る時、このタンカをくるくる巻いて携帯するのだそうだ。
600年も前のタンカが見事な極彩色のまま美しく残っている。
ノルブリンカ宮殿所蔵のものは、日本の国宝にあたる国家一級文物ということだ。
本当に素晴らしい!

仏像たちも日本の仏像と違って、殆どが金を使った派手なものだが、目に力が入ってるのが特徴的だった。
カーラチャクラ父母仏立像には素直に驚いた。

友人と「来て良かったわね!」と頷きあう。

文化に触れた後は、勿論楽しいランチタイム。
美術舘のすぐ下「音音」で会食。
この所、上野だとすぐここになる。能がないかな?
でも、美味しいし、高くないのでもってこいだ。

Tさんいつもありがとう。又お願いね、アハハハ・・・

江戸川だより (ススキ)

2009-10-20 08:15:15 | 江戸川ウォーク
10月19日

今日も天気は良さそうだ。でも、冨士は見えない。
下の道におりる。
ムクドリとヒヨドリの群れが忙しそうに木々の間を行きかう。

一ヶ所だけだが、ススキの叢が道の両側からせり出している所がある。
早朝とおると何だか能舞台の「安達が原」を思い出すのだ。
鬼女が現れるのでは? アハハ自分が鬼女だったりして・・・

エノキの葉っぱが早くも茶色くなって大分枯れ落ちてる。
奥まで行くと、クロガネモチの赤い実がきれいになった。
しかし、いつもより赤い実に派手さがない。
やはり、天候のメリハリのないせいか?

今朝もカワセミ二羽が飛び立った。昨日は一羽だったが。

満足して帰り道、新道を行こうとして新築されたノリ小屋の方を見るとも無く見ると、変化があった。
ず~っと不審に思っていた「水の神様」の鳥居が建っているではないか。
何時まで放って置くのかと、関係ないのに腹を立ててた私の気持ちがスッとおさまった。
良かった!

おめでとう板倉さん!

2009-10-18 08:14:25 | Weblog
第63回二紀展

板倉美智子画伯。二紀会会員。

10月17日
友人二人と待ち合わせして六本木の国立新美術館へ向かう。
午前中11時には美術館に入る。

二年前から二紀展は東京都美術館から国立新美術館へ移った。
都美術舘も良かったが、馴れてみるとこちらは広く、絵画の展示もゆったりとして見やすいし、描いた人にも優しい会場に思われる。
特に、彫刻の展示。屋外展示がイキイキとしてとてもいい!
今までは、一部野外にあるのだが、忘れられたような場所で可哀相だった。

ところで、板倉さんの絵は「7室」。
今日は最初に見ずにゆっくり見て回ってたら、他の友達からメールが入り「どこにいるの?」と。
板倉さんの絵の前で会う事にした。

板倉さんの絵、今回はすごい転回。
もちろんモチーフは何時もと変わらない人体。
彼女の持ち味の透明さは変わらないが、なにかどう言えばいいのか変化した。
「既にして、日暮れ」という題がついていたが、躍動感のある人体。
今まであまり使った事が無いのではと思われるピンクのバラが印象的に絡んでる。
どういう心境の変化があったのだろう・・・
この絵は会員賞に選ばれていた!

何十年と絵一筋の世界に生きてくるのは並大抵な努力ではないだろう。
その中で賞という誉を受ける事は、これまた大変に狭き門だと思う。
本当に良かったわ板倉さん!ほんの暫くでもこの余韻を楽しんでください。

私にまるで無い物を持ってる板倉さんは私達の誇り、これからも応援がてら楽しませてもらいます。
添付の絵、携帯から取ったのですが、失敗です!頭傾げてみてください。

最後になりましたが、敬愛する小西画伯の絵、黒リボンがついて展示されてました。又しっかり猫チャンにも会えてうれしかった!ありがとう。




アンサンブルofトウキョウ

2009-10-17 23:10:09 | Weblog
10月14日(つづき)

アンサンブルOfトウキョウ第92回定期演奏会

 10月14日(水) 19時開演
 紀尾井ホール

 プログラム
   J.Sバッハ  フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 

   J.Sバッハ  オーボエ(チェンバロ)協奏曲ヘ長調

   G.Fヘンデル ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ

   J・Sバッハ  ブランデンブルグ協奏曲第6番変ロ長調

 指揮  金昌国

 フルート 金昌国  ヴァイオリン 玉井菜採
 オーボエ 青山聖樹  チェンバロ 菊池百合子

バッハはやはり気が落ち着く。
今日は完全に寝てしまうと思ってたが、逆に目が覚めてしまった。
隣りに座ったTさん「眠ったらつついてやろうと楽しみにしてたのに!」
残念でしたね。
聴き進むにつれ目が覚めてしまう今夜の私。
やっぱり私はバロックが好きなのだ。