そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

つづき~9月・10月に観た映画~

2010-10-29 13:06:41 | Weblog
  ~~「ナイト&デイ」~~

私は、”嵐”の二宮和也君の演技力を買っている。
彼が出ている映画やドラマは殆ど観ているので、男女逆転の大奥を描いたという映画「大奥」を観るつもりで妙典へ来たのだが、気が変わってしまった。

大奥ものは明治座以外観た事がないし、そう興味を感じないのだ。
二宮君に「ごめん!」と謝って時間の丁度いい「ナイト&デイ」を観てしまった。
二宮君には「なんのこっちゃ」だろうが・・・

 監督  ジェームズ・マンゴールド
 出演  トム・クルーズ
     キャメロン・ディアス

「陶酔を誘うアクションと危ういロマンスが彩る、極上のエンターテイメント超大作!」がうたい文句の映画。
平凡な女の子ジューンが空港で出会った素適な男性トム・クルーズ扮するロイに振り回され
、助けられたりしながら世界各地をゴージャスに駆け巡る。

のっけから凄いのだ。
ジューンが乗ってしまった飛行機はなんとスパイ(?)ロイを暗殺目的の集団が乗っていたのだ。次々やっつけるロイ、ついには操縦士も死んでしまうという状況。
否応なく巻き込まれるジューン。
しかし、ヨーロッパでのカーチェイスやアクションが息もつかさず起こるので、観てるほうもどんどんそのテンポに乗っていってしまう。
こんな年の行ったオバサンでも、実に愉快になって来てしまった。

内容がある映画ではないが、これこそアメリカ映画というものだ。
面白かった!
年をとったら、どうもあんまり考えないで楽しめる映画がよくなってしまったようだ。
自分でもビックリ!

9・10月に観た映画。

2010-10-28 12:01:14 | Weblog
~~映画「海猿」~~

  監督   羽住英一郎
  出演   伊藤英明 佐藤隆太 時任三郎
       加藤あい 吹石一恵等

2年ほど前に日比谷で友人と前作の「海猿」をみたので、今回も見て見ようと思った。
今作が完結となっているので、もう最後なのだろう。
そうそう、時間的に3D作品の方を見る事になってしまった。
「今ですと、3D作品になりますから専用のメガネが必要です。」
「あらそうなの?別に飛び出してこなくてもいいのでメガネ必要ないわ」
「メガネ無しでは、二重になりますからダメです!」
まるで漫画の問答を経て、メガネを購入。

初めだけ「へーッ」と思うがすぐ馴れてしまう。
内容は前作と似たようなもの。
主人公に妻子が出来た分、過酷な仕事に思われるが・・・
実際の話し、海難救助の仕事は大変だと思うし、それが一般に良く知られたのはこの映画の功績。CGが駆使されているが、伊藤英明の海中での演技は立派な物!


~~アルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」~~

 監督  ファン・J・カンパネラ
 出演  リカルド・ダリン
     ソレダ・ビジャミル
     パブロ・ラゴ

第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞。
長年勤めた刑事裁判所を退職した男が、25年前の未解決殺人事件をモチーフに小説を書く決心をし、次第に過去の思い出に支配され苦悩するサスペンスドラマ。
軍事独裁政権が猛威を振るっていた時代の事件なので、理解できない所もある。
衝撃的なラストに驚いたが、主人公には救いがあるのでホッとした。

江東区文化祭参加、翌日「二紀展」へ。

2010-10-27 09:35:48 | Weblog
10月24日

私の所属しているもう一つのコーラスグループは、月一回日曜の練習だけなので、一年に一回文化祭に出演するだけの合唱団。
その文化祭が今日なのだ。

ところが、一大事勃発!
困った事になった。
何時もの練習会場に2時に集合すると、指揮者が見えてない。
「なんで? 先生どうなさったの?」

先生は81才。この頃調子を崩してはいたけれど、やる気充分で「今度の演奏は成功させましょう!」と意欲的だったから、よもやこういう事態になるとは思ってなかった。

前日、委員長には知らせがあったので指揮者無しでもやりましょうと決定。
こういう時ピアノ伴奏のある曲だと安心である。アカペラだったら大変!

ピアニストのO氏にお願いし、指揮無しの練習を1時間やってから会場へ移動。
本番では、なんとかうまくいったかな?

何時も出だしでうまくいかないソプラノがすんなり入ったので、テナーもスムース。
曲は「メサイア」の中の12番。
メリスマ部分が私には難しいので、苦手なのだけれど、何とか乗り切った。
あっという間の7分間だった!

終わって、打ち上げに出席。
お腹がすいてたので、誰よりも早くパクパク食べてしまい、「あらッ、もう食べちゃったの?」とお隣さんに言われる始末。

それにしても、先生早く快復してくださるようみんなで願った!


10月25日

あっという間に25日の月曜日。
二紀展の最終日になってしまった。
今日行くしかないか・・・

先日の個展と同時期になり、なかなか暇がなく友達とも約束できず今日になってしまった。
さっさと行って、とっとと帰ってこよう。
毎年見てるので、行かないとなんか気がすまない感じになる。

六本木に10時到着。
先日行ったゴッホ展には人が集まっていたが、二紀は空いていてゆっくり見られる。
委員、会員の室から順繰りに観て行き、彫刻も面白いのでゆっくり楽しんで観た。
会員のいつもの定番位置に板倉画伯の絵はあった。
いつもの人体、美しいがちょっと今回は寂しい感じがする。
この頃は、まわりにトケイソウを描くのが気に入ってるようで、確か個展でもみた。

観終わって帰ろうとしたが、早いので気が変わり上の階へも行ってみる事に。
2,3階は主に同人の絵。並べ方が2段になってるのでしっかり観ると疲れる。

少し休憩と中の椅子に腰をかけると、同時に隣りに座られた方が「疲れますよね~」と。
品の良いご年配のかたで杖を持ってられる。
会話の進んだ所で「日展には行かれますかな?」と聞かれ、
「いえ、あまり。作品が多すぎて疲れますから」と正直に答える。
「それでしたら、是非観に来てください。招待券差し上げますから」
「えッ、出展されてるんですか?日本画ですか?」
「いやいや、洋画です。」とチケットを下さった。
「ありがとうございます。でしたら、お名前をお伺いしてよろしいですか?」
「○○です。この苗字は一人しかいませんから」

「29日からの展覧会、必ず拝見させていただきます。」
と申し上げて、ちゃっかり頂いて来てしまった。

一期一会、必ず観させてもらいましょう!



江戸川だより ~カワセミ再び?~

2010-10-20 10:42:59 | 江戸川ウォーク
10月20日

今朝は6時にスタート。

予報通り曇り、良くなる気配なし。
昨日は早く外出する予定だったからウオーキングをサボったので、二日ぶりの江戸川。

この所上流ばかり行ってたので、今日は下流を目指そう。
曇りだけれど、スカイツリーは良く見えている。
キノコは減ったような気がする。

湾岸道路の下まで行き、石を使ってストレッチをする。
いい気持ち!

芝生の草刈りは70%ほど終わったのかな?
草の実を食べていたらしいスズメの群れが足音か気配に驚いて飛び立った!
50羽ぐらいも居ただろうか・・・

今日はスズメぐらいか~
と思ったら、最後に。

小さい橋を渡りながら鯉を見ようと、ヒョイと川面に目を向けた時、チラッと過ぎったコバルトブルー!!!
アッ、カワセミだッ・・・
と思うが、そのあとためつ眇めつしても見えなかったので、ちがうかな~

今はもう10月、いつもなら9月には姿を現してるのだが、多分カワセミだと思うので期待しようっと。

新日フィル~新クラシックへの扉~

2010-10-18 08:12:48 | Weblog

10月16日

新日フィル定期演奏会  トリフォニーホール

  曲目  ベートーヴェン  ヴァイオリン協奏曲ニ長調

         〃     交響曲第6番へ長調「田園」

  指揮  下野竜也
  ヴァイオリン  徳永二男

~~~~~~~~~

今日は二曲ともベートーヴェン。
一曲目の協奏曲は、二曲目と同じくらいの長さがあり、長大。
徳永さんのヴァイオリンは冴えている。
この難解な曲を、特に第三楽章では当時としては実に珍しいテクニックが必要な所を、自在に弾きこなし、惹きつけられてしまった!
素晴らしい演奏に鳴り止まない拍手・カーテンコール。

「田園」は聴き慣れた曲。
自然を楽しく、厳しく謳いあげていて聴いていると心が広がっていくようだ。

指揮者の下野竜也氏は小柄な方だけれど、指揮ぶりは豊か。
そのせいか、大きく見えるのだ。

先日友人に会ったら、「あの指揮者は嫌いなので、コンサートも良くなかったわ」と。
まあ、イケメン好きと公言して憚らないので、仕方がないが、損をしてると思う。

アンコール曲の説明にもユーモアが滲んでいて好感が持てた。

 今日は、午前は銀座で個展を見、午後は音楽会と充実した一日になった。


友人の個展とコンサート!

2010-10-17 01:15:24 | Weblog

10月16日

本日は忙しい!

午前中は銀座へ友達の個展を見に行き、午後は新日フィルのコンサートがある。友人三人方向が全く違うので、ソニービル前で待ち合わせた。

初めての経験だが、ソニービルの前は待ち合わせのメッカだった。
外国人の待ち合わせも多い。
その為か道路に喫煙所が設けられてるのだ。しょっちゅう通るのに初めて気が付いた。

アトリエスズキは「坂口ビル」の4階。9階の天ぷら「近藤」に何回か来たことがある。

板倉画伯は居なかったが、こじんまりした会場で外の廊下側にも展示されていた。今回の絵は二紀会に展示される絵とは全く違う。

水彩画が主。これは彼女としては非常に珍しい。

多分、画商からの依頼があったのではと推察する。
でも、素人の私がいうのもオコガマシイけれど、こういう風景の水彩画は原点に戻る気分で描けるのでは・・・

しかし、やはり本人にとって複雑ではないだろうかと思う。

チェコの絵が何点かあって、チェスキクロムロフやボヘミアという地名にあっと思った。何年か前にチェコを訪れてるので懐かしい!

それでも、彼女の絵はやはり人体がいい!力がある。

アトリエを後にしてから、友人が「ぶらタモリ」でみた有楽町界隈から丸の内の話しをするので、昔丸の内に勤務していた私がガイドすることに。

ビルは悉く変わったが、私のいたビルはつい最近変わったばかり。

今年の初め、見に行ってるので分かりやすい。
三菱一号館として新しく建てられた隣のパークビルがそれだ。

懐かしい外壁が一部残ってる!

今は中央郵便局が改装中。どんな建物になるのか?
東京駅も正面部分が改装中なので、残念な光景。

何年も東京駅丸の内南口を利用してたのに、中央口の皇室専用入り口はどこにあるのか、関心を持ったことがなかった。

友人からテレビの知識で教えられたが、工事でよく分からない。

ビルというビルが建て替えられても、区画がはっきりしてるので往時を偲びやすいといえる。
中央口から真っ直ぐの皇居への道は遮るものが無く気持ちがいい。

こんな事も若いときには、さっぱり気が付かなかった事の一つ。
全くおバカな娘だったのだろう・・・

コンサートの件はまた明日に!疲れた


アンサンブルof トウキョウ 第96回定演

2010-10-17 00:06:34 | Weblog

10月15日

プログラム

ヴィヴァルディ  チェロと通奏低音のためのソナタト短調
チェロ   河野文昭  チェンバロ  菊池百合子

バッハ   無伴奏フルートソナタイ短調
フルート   竹山 愛

バッハ   結婚カンタータBWV202
独唱   朴 瑛実

ヴィヴァルディ   オーボエ協奏曲二短調
オーボエ   青山聖樹

バッハ   ブランデンブルグ協奏曲第4番ト短調
ヴァイオリン   大林修子
フルート   金 昌国  竹山 愛

~~~~~~~~~

今年度初めてのアンサンブル。前回も前々回も都合で行けなかった!
年4回なので、とっても残念。

来年は木曜日に重ならないといいのだけれど・・・

このアンサンブルofトウキョウは小編成ながら室内楽のみでなく協奏曲、交響曲と幅広く演奏できるので曲目が多彩で楽しめる。
アットホームな雰囲気もあり、何年か前サプライズで美智子妃殿下もお見えになったぐらいの魅力ある楽団なので、このまま会員で居たいと思っている。

今日の曲目は、1曲目からチェンバロとチェロの組み合わせなので嬉しくなる。

バッハの世俗の結婚カンタータも楽しいし、最後のブランデンブルグ協奏曲は一番馴染んだ曲でもあるので楽しい気分で会場を後にした。

帰り四谷駅で友人と別れ、地下鉄南北線で飯田橋へ行こうとし、丸の内線の方向が書かれているのを目にし、気が変わった。
それが間違いの元!

なんと丸の内線は矢印から延々と歩かなくてはならない。
「なんなのこれは?ばかにして!」
途中で腹が立ち、JRに戻る。

あ~あ、この頃何かしら失敗する。これも加齢によるものか・・・

 


キノコ (タマゴタケ)

2010-10-14 06:36:59 | Weblog

10月13日

今朝はゆっくり起きてウオーキング6時に開始することにした。
家を出るとすぐ雨が降り出し、戻って傘を持参する。

常々、雨の中歩く人を「ねばならない症候群」とその真面目さを心の中でからかっていたので、まさか私が雨中歩くとは考えられないのだが、何だかとっても歩きたい!

雨だから人が少ないと思いきや、普通にみんな傘など差さずに歩いたり走ったりしていて傘差す自分が恥ずかしいようだ。

ミミちゃんの松で引き返す。もちろんミミちゃんはまだ姿なし。

雨がだいぶ激しくなった。急ごう。

往きにも見たのだが、帰り道芝生の中に白いキノコが点々と生えてるのを発見し、暇なのでずっと数えたら、土手を下りるまでに62本あった。
頼りなげな細っこいキノコ!食べられそうもない。

キノコと言えば・・・

先週の木曜日、コーラスの練習日だ。森林関係の仕事をしてる仲間の男性から「これは珍しいタマゴタケだよ!食べてみる?」と。

みんなは口々に「危ないから食べちゃダメだめ」と騒がしい。
でも、そのキノコが余りに可愛らしくて喜んで貰った。
「バター焼きが美味しいよ」と。

夜の練習なので、帰宅すると10時だ。
すぐにパソコンで検索するとマルっきり同じタマゴタケが出た。
少しは用心しないとね。最近事故があったばかりなので・・・
イタズラ好きなPさんを信じないわけではないが。

このキノコ、超美味!!!
たった2本分だが、バター焼き最高だった。
スープもいいらしいが、遅い時間なので手軽な方を選択して夜10時半に食してしまった。健康には良くないが、大満足。トロっとしてしっかりした食感。また会いたい!

上の写真がタマゴタケです。可愛いでしょ?

 


江戸川だより

2010-10-11 13:33:03 | 江戸川ウォーク

10月11日

ここ2日間雨で歩けなかったので、今日は歩きに行こうと思ってたら何と寝坊し、6時40分に目が覚めた。

早朝を諦め、連休なのに仕事のある息子のお弁当の具を作る。
外は、絶好の行楽日和、快晴だ!

冨士山が今朝ははっきり見えるのではないかと、10時半にやっと江戸川を目指す。
空にはさっきと違い、綿雲が結構出始めた。

土手に上ると、連休三日目で人が多いようだ。
特に川面には釣り船が何百隻もでていてなかなかいい眺め。活気がある。

ああ、一年でもこんな気持ちのいい日は数少ない、でも気温が上がってきたようだ。
残念ながら冨士山の辺りだけ厚い雲がモクモクとかかっていて、見られないが、冨士の裾野の山ははっきり見えている。
多分早朝なら見えたかもしれない。

でも、ぽっかりぽっかり浮かぶ雲は楽しい気分にさせてくれる。

途中から下の道に下りる。
道の上は、いろんな種類のバッタの遊び場になってるようだ。
私の足が出るたびにピョーン、ヒュッとバッタが飛び上がる様子が面白い!
大きい殿様バッタもいれば、細っこいバッタ、緑色やこげ茶色と多彩。
この道は歩く人が少ないせいかな?
みんなのんびりとした様子。

高谷川を時々覗いてたら、驚いたように大きなアオサギが飛び上がった。
綺麗なブルーグレーの羽根。素適だ!

 

ゴッホ展 (没後120年)

2010-10-07 16:04:56 | Weblog
10月7日

今朝は4時に目が覚め、もう眠れない!

こうなったら5時に江戸川歩きを開始。
まだ暗いのでゆっくり歩く。真っ暗ではないので心配はない。

土手の上は、驚いた事にもう何人も歩いてるのだ。
今朝は上流を歩いて、帰りに高谷川沿いを歩きカワセミ探索としよう。

対岸にかすかにスカイツリーが見えてるが、雲の多い一日になりそう。
途中、何時も下流でお会いするご夫婦(?)を見かける。
ご夫婦と思ってたら違うらしい。
土手の上で待ち合わせてたらしく、お互いに手を大きく振り合ってる。
私よりご年配と見受けられるが、いつも楽しそうにお喋りしながら歩いてるので微笑ましく思っていた。
そういえば、丸顔でお二人は似ている、ごきょうだいか?
下らない事を思いながら歩く。

結局、カワセミには会えなかった!

~~~~~~~~~~~
きのうは友人とゴッホ展を観てきた。

没後120年を記念しての展覧会。

油彩画35点、素描画30点その他ゴッホが影響を受けた画家達の絵も数多く並べられていて見ごたえがあった。
27才で画家を志し、37才で没するまでものすごい劇的な人生の中で絵の描き方も劇的に変わったのがよ~く解る展示の仕方だったのに感心した。

入り口を入ってすぐの2枚の絵には驚いた。
どちらもいい絵だと思うが、全く表現が違う。

生前には少しも認められず、貧苦の中精神までも危うくなり、それでも描き続けたゴッホ。晩年の療養所の庭を描いた作品など素晴らしく、胸に迫る。

それにしても、ゴッホが生きていたら自分の絵が何十億もの値が付いている事を何と思うだろうか?

本当に見ごたえがあって嬉しかった!
又もや友人に貰ったチケットで、何とも申し訳ない!!!