そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

つくしんぼ!

2014-03-27 10:42:54 | Weblog

3月25日(火)

5時40分スタート。お天気はいいし、月は縦の半月。

いつものように高谷川をのぞくがカワセミはいない。

橋の手前のアパートの前に、階段ではないがちょっとしたコンクリートの出っ張りがある。

そこでよく昇り降りを繰り返してる中年の女性がいる。

今朝もやってた。根性のある人だなあ。

だって、私が40分ほど歩いて戻るとまだやってることがあるのだ。

これを根気のいい人と言わずしてなんと言う?

私には丸っきりないものだと感心しながら橋を渡る。

土手の定位置にはカメラを構えた若い女性が今日も佇んでいる。

日の出の定点観測をしてウエブに投稿してるのだそうだ。

世の中には根気のいい人がいっぱい居るのだ。なんとなくシュンとなる。

妙典橋の工事の手前で先へ上らず、土手を下へおりてみた。

そしたら、なんと思いがけずツクシが生えていた!

数えてみたら20本ぐらいはある。来年が楽しみだ。

今年はもうトウがたっているので。

何年ぶりかでツクシを見つけて嬉しい朝になった。

 

3月27日(木)

5時20分ウオーキングスタート。

なんとなく湿っぽい朝。雨になるようだ。

高谷川をのぞくと、黒くてどことなく品のあるようなカワウがスイーッと泳いでる。

カワウは潜水が得意。潜るとおどろく程さきへひょっこり頭を出す。

そう思ってずっと先を眺めてると、ちょっとだけ先に頭を出したので拍子抜け。

多分まだ幼鳥なのだろう。

今日もツクシを見る。昨日の雨でだいぶ痛んだようだ。

30日にやってくる孫達に見せたいので、もうちょっと頑張って!

 


板谷波山→シャトルバス

2014-03-25 16:03:16 | Weblog

3月23日(日)

木曜の夕方「日曜日空いてる?」と友達から電話。

「空いてるけど、何?」

「波山のチケットがあるの、これから送るね!」慌しい電話だ!

この頃の郵便事情は信用できない。土曜日中に届くかな?

板谷波山の大ファンである友人に金曜日電話してみると「日曜はだめ、土曜の午後

なら行けるんだけど・・・」

「じゃ、土曜のお昼過ぎまでに届いたら電話するわね」

結局待てど暮らせど、土曜の午後6時になっても来ないではないか・・・

ああ、でももう一回見てみよう。

6時10分やっと入ってた。こんなに遅い郵便か?

波山のファンの友人は見切りをつけて土曜の午後に観に行った。

さて、日曜だけど行ってくれる友達はいるかな?

おそるおそる電話すると「空いてる!いいわよ」と即答があった。

うれしい!!!

久しぶりに一緒にでかける。快晴、風もないし最高だ。

日比谷からお堀端を歩いていくと帝国劇場の前は時ならぬ行列で賑やか!

何をやってるのかしらねと看板を見ると「堂本光一ショー」。

やっぱりね!明治座とは違う若い客層よねと二人で納得。

そこで、なんと亡くなった友人の娘さんに会う。

「あらま、これから観るの?」

「なんで?どうしたの?」とびっくりしてる。

アハハまさか私達が堂本光一は無い!

「出光にきたのよ」というと、ああ納得と言う顔をした。

そりゃそうだ。

板谷波山を観終って、ビルを出るとショーも終わったらしく観客がどっと出てきた。

そのまま帰るのも芸がないと、無料のシャトルバスにちゃっかり乗って一周し、その

まま大手町まで。

利用出きるものはしっかり利用。オバサンはえらいのだ!

そうそう、本末転倒ですみませんが、波山の陶器は素晴らしい物だった。

いつもより出品が多く、確か180点もの展示。それをゆっくり観られていい時間を

過ごせた。出光美術館は大好きな美術館!

ゆっくり鑑賞でき、皇居を見下ろしながらお茶もいただける。素晴らしい!!!


ちいさなヒバリに春がきた!

2014-03-22 14:54:43 | 江戸川ウォーク

3月22日(土)

朝5時40分スタート。

もう十分明るい。月もまだ出ている。

昨日ほどではないが、風は少しあるし肌寒い。

しかし、いかにも春の空気で気持ちがいい。

橋を渡って、土手に上がると草がようやく伸びてきて、カラスノエンドウも大分立ち

あがってきた。

ヒメオドリコソウ・ホトケノザ・オオイヌノフグリたちがまだ遠慮がちに咲いて、何か

天気を窺っているようだ。

ツグミが一羽、ハクセキレイ、定番のムクドリたち。

あらッ、小さな鳥!

ヒバリの幼鳥だ。ハッキリした模様、すぐ傍に私がいるのに気がつかない様子。

しばらく見とれてほんの少し身じろぎしたら、慌てたようにツツーと草むらに隠れた。

その仕草がとっても愛らしい。

今朝は昨日の強風のせいもあって富士山も素晴らしい姿を見せている。

まだ五合目までは真っ白!

今日はツイテル朝だった!いい事ありそう・・・


お彼岸!

2014-03-21 16:19:06 | Weblog

3月21日(金)

本当はきのうお墓参りに行く予定にしてたが朝からの雨で断念。

祝日のしかも三連休となると、車が混むのでなるべく早く家を出る。

しかし、やはり14号線に出ると途端に渋滞。

競馬場前の道はいつものような大変さはなく、10時前に出てよかったねと一安心。

競馬の開催日なのかガードマンの姿ばかりが目に付く。

霊園に通じる道はのろのろになるが仕方がない。

まだまだ桜並木のつぼみは固そう。これで来週には咲くの?

何年か前のお彼岸にはきれいに咲いたことがあった。あの方が特殊か?

相変わらずお団子屋さんにはすでに行列が出来、買うのを諦める。

風はちっとも止まない。強風だ!

折角挿した花束が飛んで行っちゃうのではと心配になる。

母に三回忌を横浜でしましたよと報告。

かわいい八人目の曾孫一才二ヶ月も来て、とっても楽しい会になりましたよ!


上野公園口界隈・・・

2014-03-20 11:17:54 | Weblog

3月15日(土)

友人の絵を観に久しぶりで上野の都美術館へ。

いつもの土曜なら公園口は待ち合わせの人で一杯なのに、今日は?

駅前がすっきりしてる。

晴れて気持ちのいい日だ。文化会館をまわると、沢山のリュックが広場に並んでいる。

3月だから卒業旅行か、子供会かな?だんだん人が増えてくる。

この公園は古く大きな樹が多いので私は好きなのだが、なんせ人が多い。

今日は、このところ確定申告で大忙しだった寝不足気味の友達と一緒なのであちこち

歩き回らず、まっすぐ都美術館へ急ぐ。

国立新美術館に二紀展が移ってから、六本木へ行く事が多いが、どちらかというとこち

らの美術館の方が好きなのだが。

今回は変わった趣向で、気に入った画家の名前を一人記名してという用紙を渡された。

へえ~~

東京展ということで、今まで観た事のない方々の絵が多いのに二人でびっくり!

マアどちらかと言うと、記憶のよいほうではないが20年も観てれば何となく分かる。

友人の絵は今回の作品ではないが、共通する作品を上記に掲載。

人体専門、いつも美しい肢体を描く。

個展では様々な絵を描くけれど、春秋展は大作ばかりなので大変だろうなと思う。

しかし、美大を出てから絵一筋というのはやっぱり凄いし、尊敬する。

二人とも、なぜかいつもよりゆっくりと時間をかけて見て廻った。

観終わって、さあお腹がすいたし次のお楽しみはランチ!

どこで食べるか考えた末に、また同じ所に意見一致。

上野の森美術館の横の階段を降りる途中にあるお店「音音♪」。

駅に近いし、美味しい。満足満足。

楽しい一日。徹夜で仕事をし、少しだけ寝て付き合ってくれた友に感謝。謝々♪!

 

 

 


百合の花・・・シベリア

2014-03-13 14:53:39 | Weblog

3月10日(月)

きのう花屋さんを覗いたら綺麗な百合の花が目に付いた。

そうだ、明日伺うお宅に久しぶりに百合を持参しよう。

花の名は「シベリア」。

カタカナの名前がついた百合の花の中で、はじめて覚えた白い百合。

カサブランカのように華やかではないし、大きくもないが好きな花。

お宅に着き、百合を差し出すと、「わあ、うれしい!今日はお花がないなあと

思ってたのよ」と言ってくれて、こちらもほっこりとした嬉しい気持ちになった。

言葉の力は大きい!

3月12日(水)

やっとやって来たこの日。

プラチナチケットと言われてる「ムサシ」の観劇日。

藤原竜也の大ファンである友人(私もファンだが)が何とか取ってくれたのだ。

過去に二度挑戦したが失敗。

その友人が2週間前にインフルエンザに罹り、激しい咳で胸骨を圧迫骨折。

あらら、折角のチケットがふいになるのか? 

同情よりもついチケットへ、思いがいく自分に呆れる。

思いが伝わったのか「絶対に12日までに治すからね!」と激しい宣言!

若者だって骨折二週間では治せないのに、無謀なことを・・・

反面、そんな反骨(?)の彼女に感服。

その言葉どおり、渋谷のシアターコクーンにやって来た。すばらしい!

今公演の武蔵はもちろん藤原竜也、小次郎役は溝端淳平。後は大体同じ

メンバーのようだ。2010年の初演。

テレビで観た舞台映像では、小次郎は小栗旬だった。

井上ひさしの脚本は、本当に凄い。

必ず笑いがあり、どんでん返しがあり、殺し合いに対する深い反戦の思い

に貫かれてるのだ!

役者たちもしっかり応えてる。

私達の席は最高だった。役者の花道!

私のすぐ横を竜也が走りぬけていった。

友人はしっかりその後姿を振り返って見送った後、私に「みんな誰も振り

向かないわ。あなたもね!」とのたまう。

はい、すみません。

3時間10分。あっという間だった。

座席すこし辛かったけど、そんなに痛くならなかったわと少しお茶することに・・・

結局2時間しゃべって別れる。女性は強い!

 

 


またもや雪!

2014-03-08 07:24:10 | Weblog

このところ風が強いし、寒い!

3月8日(土)

今朝夫を送り出した後、風もないし春めいた空気に歩きたいなと思った。

5時40分、早朝だがだいぶ明るい。

なんか気持ちの良い朝!

土手にあがると、やはり寒い。無いと思った風もあるので鼻が痛い。

持参したマスクをつけ、帽子も目深に被りなおす。

歩いてる人は一人もいない。

奥まで歩こうと下流へ向かう。下流は久しぶり。

川面には鴨たちがまだ眠ってる様子で静かだ。

工事のお陰で登ったり降りたりしているうちにはじめて歩く人に会う。

そうか、今日は土曜日。みんな始動が遅いのか・・・

帰り道、土手下にツグミが一羽。カワセミにはあわない。

昨日の午後よりはましだけれど、指先が凍ってしまった。

そう、昨日は天気が恐ろしく変化した。

午前中はお天気も良くウラウラした日だったので、ようやく検診に行った。

ここ何年も市の検診を受けていない。自慢にならないが・・・

レントゲンを撮り、お腹周りを測りますとメジャーを出された時は驚いた。

メタボの検査があるのをすっかり忘れていたので。

先生によると、平成19年に検診受けたきりですとのこと。

少しだけ反省しながら家に帰る。

午後は急激に天気が悪くなる。雪まで降ってきた。寒い!

どうなってるの?

夫によると東京は凄い降りだったよ、とのこと。

まあ積もるほどではなかったが・・・

今は三月、雪が降ってもおかしくない。

そういえば、四月の長男の入学式に雪が降ったことがあるぐらいだもの。

 

 


イタリアバロック音楽の変遷“早春の華やぎ”

2014-03-04 11:48:43 | Weblog

私のブログは日付が行ったり来たりの迷走ブログ。

ブログの意味を検索すると、ウエブログの略称。

簡単に言えば、日記形式のホームページ。

つまりは几帳面な日記ではなく、自分流の覚え書きというのが私の意識だ。

というわけで、3月4日だというのに2月23日のコンサートに戻る。

態の良い言い訳をしてしまった!

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2月23日(日)  初台オペラシティの近江楽堂にて

“早春の華やぎ”

花ひらくメロディー~はじける変奏曲

 リコーダー    太田光子

 チェンバロ    平井み帆

   フォンターナ     ソナタ第6番

   ロニョーニ      丘や野は春の装い

   ウッチェッリーニ  シンフォニア第1番「アマリッリ」

   フレスコバルディ  トッカータ第9番

   リッチョ        リコーダーのためのカンツォン

   ヴィヴィアーニ   シンフォニア第2番

   他四曲。

相変わらず明るい二人の明るいイタリアの音楽で楽しい!

光子さん、ちょっと前回の7月よりふっくらしたようだ。

曲にまつわる話しをする時の楽しそうな顔。

本当にリコーダーもバロックも大好きなんだな~とみんなが思わせられる。

周りの人みんなを笑顔にさせてしまう。

光子さんと親交のある友人が、どうも調子が悪く休憩時間に帰った。

残った二人で心配する。風邪だけじゃないようだ。

後日、咳が激しくて胸骨が折れたのと言われ、驚いた!

何が起こるかわからない。

早くよくなってね、12日の舞台観劇もあるのでと言ったら「その日は這って

でも行くわよ!」と力強いお言葉。アハハ、これなら大丈夫!

 

 

 


竹本住大夫さん引退!

2014-03-01 12:16:27 | Weblog

3月1日(土)

昨日、文楽の重要無形文化財保持者竹本住大夫さんが引退の会見を

行った。

私が文楽に嵌りだしたのはたかだか2年半前ぐらいからだ。

丁度そのころ住大夫さんは病を得て休演された。

そして復活されてからの公演を一度だけ聴いたが、やはり少し痛々しかった。

ご本人はさぞや葛藤があるだろうなと思わされた。

無論、至芸の持ち主だから語りには何とも言えない微妙なもの、色気と言うの

かもしれないものがある。

それだけに、尚更ご本人には耐えられないだろう。滑舌の問題は・・・

私は潔い引き際だなあと感心した。本当にご苦労さまでした!

ところで、二月の文楽を観たのに書き忘れた。

私が観た第二部には住大夫さんは出演せず、第一部に出演されていた。

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2月12日(水)

文楽二月公演  第二部

演目   染模様妹背門松

      油店の段  生玉の段  質店の段  蔵前の段

かの有名なお染久松の物語。

やはり文楽は面白い。無茶苦茶なお話しだ!

油店のお嬢さんのお染は親の決めた結婚相手がいるのだが、丁稚の久松

と相思相愛の仲。

しかも、事もあろうに番頭の善六に横恋慕される。

この善六がひどいのだ、恩ある主の家のなかでやたらとお嬢さんを口説き、

下女に怒られる始末。

他にもいろいろ悪さの限りを尽くし、結局久松に殺される。

その善六の人形遣いが桐竹勘十郎。

素晴らしい気持ちの入った善六だった!

細かい動きに研ぎ澄まされた感覚が如実でしかも軽妙な動き。

凄いのだ!観た甲斐があった。