そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

兄の入院!

2017-07-30 14:26:49 | Weblog

何十年ぶりかの戸塚へ行った。

駅前の変貌はすさまじい!

横浜の実家の兄が入院したと聞いたので、入院先の横浜医療センターへ向かう。

バスは混んでいて座れず、しかも坂がとても多いので体が前後に振られ疲れることこの上ない。

バス停の名前も「大坂下」「大坂上」とダイレクトだ。

20分ぐらい乗り、やっと「次は医療センター前」とコールがあり、降りようとすると、その次の表示

が「医療センター」とあり、一体どっちだと迷う。

一瞬外を見ると右手の先に白い大きな建物があるので、次でおりることにした。

この名前の付け方はまちがっているのでは?

ま、文句を言ってる場合ではないか。

入り口で面会の札をもらい6階へ急ぐ。

丁度義姉と姪も来ていたので、兄も一緒に談話室へ向かう。その位元気だった。ホッとする。

脳梗塞一歩手前と先生に脅され、首から切開しコレステロールの塊を取り出したそうだ。

義姉と私は、いまは切らない方法があるのにねえと事前に話していたのだが、取り出した塊が

1センチ以上あったというので、仕方がなかったようだ。

さっき、私が食べたカシューナッツの大きさ位あった!写真を見せてもらったら・・・

本人元気だったので、話が弾む。

姪とは母の一周忌以来なので、子供たちのことやスマホの操作を教えてもらったりし、兄そっち

のけで楽しい時間だった。

それにしても、兄の首はもう簡単にテープが貼ってあるだけなのだが、内出血が黒々と痛痛し

い。まるで首を絞められた跡のようだ!私は心の中で思っただけだが姪はからっと揶揄う。

「お父さん、当分家に来ないでね。私が虐待したかと思われるから。」

兄は娘婿の事務方の仕事を少し手伝ってるので。

病院だというのに、楽しく話してあっという間に1時間半も経ってしまった。

こういうお見舞いは楽でいい。

帰りは姪の車で戸塚駅まで送ってもらう。姪の運転技術は上々!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


すっぴん!

2017-07-23 11:52:53 | Weblog

日曜なので時間をきにせず、江戸川をウオーキング。

早朝4時半家を出る。

思ったより風が強く、サンバイザーを飛ばされた。まだ人の姿はない。

ここ3週間ほどサボっていたので、途中の工事が進んでいるのに驚いた。

土手の上、またサンバイザー飛ばされる!

雲が多く日の出は拝めないが、いつも撮影してる女性が今日もいる。

草はボウボウ、背丈が伸び放題。お花はアカツメクサくらいのようだ。

まだ薄暗いので分からないだけかな?  

人が居ないし、なかなか明るくならないので橋の手前で引き返すことにした。

土橋に差し掛かると、相変わらず鯉たちが大口を開け待ち構えてる。

こちらも相変わらず「世の中甘くないよーッ」と答える。

鯉と対話(?)したら元気が出て気のせいか足も軽くなった。

信号の手前で友人と出会う!

「あら~、人に会いたくなかったのにー。ひどすぎるすっぴんだから~」

「いいじゃないの、こっちも呆れたすっぴんだもの!」

アハハ、楽しい朝!

 

二日前に船橋で友人と会った。

ロシア帰りのお土産話しが面白かった!初めての海外旅行で、しかもロシア!しかも短期5日間。

中三泊の強行軍。エルミタージュ美術館がメインだ。

私はロシアには勿論行ってないので、どんなものだろうと興味しんしんだ。

豪華絢爛な美術館の中で迷子になった話しや、同行者がお土産買いに夢中になり遅刻寸前のやき

もきなど、どれも経験済みの懐かしさだ。

今年は大分寒かったらしい。写真をみるとダウンを着ていた。

ツアーの中にはスリにあった人もいたそうだ。

私も昔、ハンガリーの地下鉄の中でスリの集団三名に囲まれたことがある。

ホームの上にはお客は一人も居ないようだったのに、いざ乗り込んだ途端に男たちに囲まれた。

アッと思い、必死でショルダーバッグを抱え込み、三人のお腹をぐいぐい押し切った。

丁度、地下鉄が次の駅に着いたので、三人はサッと降りて行った。

友人が心配そうに「大丈夫?」と聞いてくれバッグを見ると、それでも5センチほど開いていて危なかっ

た。スリといち早く気づいたのはガイドさんのお蔭だ!

自由行動の多いツアーだったから、ガイドさんがその度にスリの注意をしつこく耳にいれてくれたので

すぐ気が付いたのだ!

「日本の女をなめんなよ!」

ガイドさんありがとう!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


息子の同窓会!

2017-07-19 11:59:15 | Weblog

久しぶりに、息子が来た。しかも一人で。

日曜の昼頃、「今夜泊めてもらえる?」と電話があり「いいけど、どしたの?」

「もうそっちへ向かってる途中だよ」

何だ、はじめから泊まるつもりじゃない。夫婦げんか?

「今日ね、中学の同窓会なんだ。その後友人達と飲むので多分夜中に帰る」

なんだ、同窓会か。つまんない!とは言わない。

「明日は仕事あるので、朝早く帰るよ」

丁度良かった、私もコーラスの月に一度の練習日だから休めないしと胸をなで

おろす。

コーラスは非常に暑かった!みんな汗だくだった。

冷房があまり効かないのだ。

しかも練習会場の森下神明幼稚園の園庭は、ただならぬ気配・・・

お祭りさながらの様子のお兄さんたちが集まって、太鼓をドーンと敲きだした。

しかも神輿らしき担ぐ台も用意され、何と練習がはじまったのだ。

昔のようなワッショイではなくセイやセイや!かな?

掛け声と太鼓の音がすさまじくて、先生の注意が聞こえない。

こちらはジャズミサとはいえ、宗教曲だ。

なんとも、素晴らしいコラボレーションだった!

帰りがけ、いつもの三人でお茶をする。今日は1時間ほど。

帰宅すると、夫の車の脇に息子の車が収まっていた。

ああ、これで安心!

思う存分飲む気だな・・・当然だが

翌朝、5時半起床で朝食を食べ、帰って行った。

今回の同窓会は、先生が定年退職されて再出発のお祝いなのだそうだ。

先生と生徒がとっても仲の良かったクラス。

私も大好きだったI先生。懐かしい! 足の実に逞しい女先生だ。

息子が曲がりかかった時、毅然と対応して頂いた。

あれから彼は猛然と勉強した。3年の8月を私も忘れない!

 


仄かな・・・

2017-07-14 14:47:48 | Weblog

7月9日  太田光子&平井み帆デュオ 

 ~~~第30回記念シリーズ~~~  *前夜祭*

来年の2月が30回なので、今回は「前夜祭」と名付けられた。洒落てる!

コレッリ・スカルラッティ・マルチェッロ・バルサンティ・ガルッピ・

ベッリンツアーニなどの曲を6曲演奏。

当初はイタリアの15・6世紀の曲など何も知らず、ただバロック音楽も

たまにはいいなあと年二回いくようになった。

それがもう15年もになるなんて・・・驚きだ!

2時半開演なので、今回は2時間前に会って食事をすることに。

オペラシテイの中の二階「椿屋珈琲店」で待ち合わせ。

パスタランチを食べながらお喋り!

昔からのコーラス仲間なので話は多岐にわたり、楽しい。

20分前に会場の近江楽堂へ移動。

会場の手前で前からきた男性が「オ~っ!」と言いながら両手を差し伸べる

ようにHさんに向かって来た。

友人のHはあらぬ方を見ていて気が付かない。

その、ほんの一瞬に私は感じてしまった! 彼のほのかな気持ちを・・・

やはり、そうなのだなあという思い。勿論どうなるものでもないし、どうす

る気もないのだが・・・

時々お会いするが、とても感じのいい紳士。友人とは中学の同窓生で家族が

いる。

気持ちを消すことは出来ない。

年をとると仄かな気持ちは大事だ!

 

 


不思議なアート・・・立ちたさ展

2017-07-10 10:26:51 | Weblog

6月の終わりごろ、面白いアート展に行った。

アーティストは伊宝田隆子さん。

展覧会のハガキをもらった時、「?」なんじゃこのタイトルはと思った!

何となく鬱陶しい雨の日、気分をかえに行ってみた。人形町へ・・・

明治座へ行く時の人形町駅と違い、A5から地上へ出ると、まるで違う景色。

サラリーマンの街だ。

地図を頼りに歩き出すと、案外早く見つけ出した。

そのビル全体がアート関係で占められ、一階がギャラリーになっている。

1時からの映写を待つ間、置かれている資料をみると、1時間の間殆ど簡単に

いえば「寝ている姿勢から垂直に立つ」動作を映し出すだけ。

?人間が立つ一連の動作に1時間?

それをじっと観ていられるだろうか?疑問だ。

やっと、始まった。

オランダの市立美術館の開館前の1時間、彼女が尊敬してやまないアメリカの

画家バーネット・ニューマンの絵の前で行われた。

床に寝ている状態から垂直に立ち上がるまでをスローモーションで行い、それ

を同行したカメラマンが撮っている。

美術館側は開館に向け準備している様子が反響する音から感じ取れる。

画面はあくまでも彼女の動きのみ!

1時間弱かけるので、パントマイムよりゆっくりな動作。

何というか、段々その動きに魅せられるというか、飽きずにみてしまった。

体幹が鍛えられてなければ出来ない動作。

何年も前に観た舞踏家田中泯の舞台を思い出した。

たしか、身体を表現した舞台だったが・・・

赤いツーピースの衣装を身に着けているのだが、それが素材といいデザイン

といい機能性が素晴らしいと感じた。

雨の中面白そうと思って来たかいがあった。

若きアーティスト、次は何をうちだしてくるかな?注目したい。 

 


ブラボー! 小菅優

2017-07-02 10:30:07 | Weblog

紀尾井ホール室内管弦楽団 第107回定期演奏会 (7/1)

 今年度から紀尾井シンフォニエッタ東京を改名してこの名称になった。

指揮   ジョン・ネルソン

ピアノ  小菅 優

コンサートマスター  アントン・バラホスキー

曲目    ルーセル  「蜘蛛の饗宴」から交響的断章

      ショパン  ピアノ協奏曲第2番へ短調

      ビゼー   交響曲ハ長調

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ショパンもビゼーも30代後半で亡くなっているが、今日の曲は三曲とも音楽家としての

初期の作品。 

蜘蛛の巣に絡めとられて死んでゆく虫たち、そして勿論蜘蛛自身もカマキリにやられて死

んでいくという生物の摂理を描いた蜘蛛の饗宴!

この曲の後の20才・17才の若々しい響きに驚かされる。

ショパンの第1番・第2番は何度も聴いている素晴らしい曲だが、弾き手にも依る。

小菅優は名前は知っていたが、今日がはじめてのピアニスト。

失礼ながら容姿はパンフレット通りというか、飾らない逞しい感じだ。

鍵盤に手を置いた瞬間から、引き込まれた!

男性的?いえ男女を超えた存在のピアノ。

どんどん胸に迫ってくる。

まるで20才のショパンが弾いているようだ(会ったことないけど)・・・

今日のティタイムコンサートは完璧だった!