そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

高尾山 (男女七人旅物語?)

2008-11-30 19:19:54 | Weblog
2年ぶりに高尾山に行ってきた!

始めはガヤさんと二人か三人で行く予定だったが、いつの間にか参加者が増えて、
七人の参加となったのだ。
これはヤバイ(心の声)、言いだしっぺとしては五人以上は緊張する。

何しろ今、高尾山は猛烈に混むのだ。
聞く所によると、ミシュランの観光ガイドに載ったらしい。
ミシュランなんぞに載せてくれるな!
それでなくとも近年は混んで来てるのに・・・迷惑だ

今回の参加者は、私が所属している東部混声OB合唱団のメンバー七人。
 ガヤさん・寿美ちゃん・ヒロちゃん・キヨヒメ・ヤナコ
 イッチャン・のっぽさん(私の命名)
以上女性五名、男性二名の参加。

住んでる所があちこちバラバラなので、高尾山口駅に10時集合と決める。
七人ともなると、ケーブルのチケットを先にゲットした方がいいだろうと、1時間早く家を出る。
9時に着くと、思ったより混んでなくケーブルのチケット購入。
駅にとって帰すと、今まさに電車が着き、ものすごい人・人・人!
「エーッ、これじゃあみんなを見つけるの大変だ~」
しかも、みんなおんなじ様な服装、おんなじ様な帽子、おんなじ様なお年ごろ。
「しまったな~、ご一行様の旗でも作ってくるんだった(*_*)」
と思ったその時、ガヤさんが現れた。
強~い味方だ! 彼女はいつも早い。
ホッとする。
次に現れたのは、イッチャン。
野球帽に赤のジャンパー、白のパンツ。
「おッ、決まってる、紅白じゃん♪」 目立つので、彼を目印にしよう。

10時10分、なんとか全員集合。
今までの山行と違い、今回は文明の利器は眼いっっぱい使うというハイクなので非常に気は楽だ。

肝心の紅葉は、半分終わりかけていたが、あちこち赤や黄色が美しく、山のグラデーションを楽しむことが出来た。
ケーブルに乗ると、眺望がいいので往復のどちらかを利用するのがお勧めだ。

ケーブルカーを降りると、さあガヤさんの出番だ。
山頂まで、いろいろ説明つきでガイドしてくれる。
私は楽だ!
無料のお茶どころにも案内してもらい、しばし休憩。
何度も高尾山に来てるが、こんな所があるとは・・・

山頂も人でいっぱいだ。
ここから見る富士山は最高なのだが、山なみははっきり見えるのに、富士山だけは御隠れになっていた!残念

何とか場所を確保し、お弁当を広げる。
女性軍が多いとおかずが豊富でよろしい。
手作りおかずが次々と出て、満足・満腹!

下りは、みんな調子がいいので、4号路を選択。
ここはつり橋もあってなかなかいい道なのだ。
2年前に友人と三人で行ったとき、なんと熊の子を谷間の樹の上に発見したのだ。
二日後に(高尾山に熊現れる!)と新聞に載った。
でも、これだけ人が多いと、熊ももう出ないだろうな~

調子が悪いと言ってたガヤさんは、あくまで元気。
ヒロちゃんは相変わらずお散歩程度、スミちゃんも軽々と歩く。
キヨヒメ様も快調だ。お駕籠は要らぬらしい。
今回初めて参加のノッポさん(帽子をかぶるとNHKの子供番組人気のノッポさんに似てる)も飄々と歩く。
紅白の彼も大きな体を目印に元気だ。
何のアクシデントもなく終わりそうだと思って安心して下ってたその時、私の身に
とんでもないことが。
枯れ葉に隠れて見えなかった木の根っこに足をとられて、思いっきりつんのめって転んでしまったのだ。情けない格好!
顔まで打ってしまった。足もひねったようだ。
幸い、リフトまでもうすぐの所だったので、格好つけて「大丈夫よ!」と歩く。

リフトからの眺めは相変わらず素適だ!
ドウダンの赤がまだまだ鮮やか。リフトの下へ行くとモミの木の群落がある。
イッチャンはやっとモミの木に納得。ずっとカヤの木を「モミの木?」と聞いてたので。

リフトから降りて、ノッポさん「あ~、こわかった!」。
これでノッポさんの弱点もゲット!

三時前に降りたので、駅そばのレストランでゆっくり過ごす。
コーヒーとピザで乾杯! 楽しかった小さな旅!

 追記・・・私の右ひざは完全にアウト。薬局によって、冷湿布を買う。
      翌日はなんとも無かった!ばんざい。




セイタカアワダチソウ

2008-11-30 16:06:01 | Weblog
11月30日

今日も快晴。
日曜日なのでゆっくり6時50分に家を出る。

今日も富士山は真っ白で大きい。見飽きない存在だ!
カワセミには会えなかったけれど、ツグミ・アオジは健在。
アオジは私のすぐ目の前で、チッチ・ジジジとヨシの枯れ葉の間を忙しげに行き交う。とてもかわいい。

今日、新しい発見が。
すっかり黄色味を失ったセイタカアワダチソウを、何の気なしに見やると、みんなまるでムクムクとアワでも吹いたようになってるのだ。
そうか、花が咲いてるときよりも、この状態から付いた名前だったのかと勝手に納得する。

アカメガシワの大きな葉っぱがとっても綺麗な黄色になって自分を主張してる。
この木は、芽吹きが楽しみな木。可愛い赤い芽!
芽吹きのとき意外は、地味で注意を惹かないけれど・・・

今日も、ブタ君と「おはよう」「ぶうブウ」と挨拶。
釣り船屋さんのペット君だ!かわいい。いつもセンダンの樹の下にいる。

センダン

2008-11-25 14:45:25 | 江戸川ウォーク
センダンの花を知ってますか?

五月になると淡い紫色の花を一杯つけます。
五弁のはなびらで、円錐状に花がさきます。品がいいのです。
よく言われる「栴檀は双葉より芳し」の栴檀とは違います。

そのセンダンの木が私が歩く江戸川の入り口、釣り船屋さんの角にあるのです。
今、まあるいかわいい実が一杯ぶらさがってます。

ようやく少し薄茶色になりかかってきたところ。まだ葉も青々としてます。
これが12月も末になると、茶色のかわいい実だけが円錐状にそちこちにぶらさがり、愛らしい姿になりますよ。
実は食べる部分が余りないらしく、いつまでもぶらさがってます。

昨年、紀州を旅した時、勝浦のあたりにセンダンの木がたくさんあったのを見て、
思い出しました。紀州出身の作家、中上健次を。
亡くなる何年か前に、朝日新聞に連載された小説(題名失念)のなかで、センダンの街路樹を描写した部分が素晴らしかったので、その地を訪れたいと切に思ったものです。
その頃まだ子供達も中学生だったので、旅など出来ず、いつしか忘れていました。
ただセンダンの木を見ると、並木道を想像してうっとりしたものです。

気をつけてみると、自宅近くにもセンダンの立派な木はあって、その前を通るときは必ず仰ぎ見ます。
そうそう、センダンの花は上向きに咲くので、見るときはちょっと離れて見るときれいです。花は淡い色なので地味目ですが、そこがいいのです!

いよいよ雨?

2008-11-24 17:33:20 | 江戸川ウォーク
この所ずっと続いた晴天もいよいよ終わり!

今朝(11月24日)は全員お休みでのんびりなので、早朝ウオークはなしで、8時に江戸川へ。

お休みの8時は、若い人のジョギングが多い。
若い息吹を感じる朝。
しかし、空はどんより。歩いていくうちに、雲はどんどん様子を変え、層をなした雲の間から青空がのぞきだした。
お天気良くなるのかな~と望みがわく。

土手から見ると、紅葉した桜もだいぶ散り始め、対岸の木のしたは赤い葉が散り敷いて綺麗な光景だ。
途中、人もいないのでストレッチをしてたら、カワセミがスイーッとよぎっていった。きれいだ!
今日は、はじめてツグミも発見♪ いいぞ!

散歩の最後に友達とぱったり、京都旅行の話しを聞いたりして笑いあう。
彼女の話はいつも愉快だ♪

結局空はどんよりに戻った。午後やっぱり雨になった。

古流 創立80周年記念展

2008-11-23 00:35:53 | Weblog
11月22日

銀座文祥堂イベントホールで友人の華展を見てきた。

実は手帳に予定を書き込み忘れて、今日は予定無しだとのんびりしてたが、午後に明日の予定を確認すると、なんと展覧会のお知らせハガキがハラリと落ちた。
しまった!
小尾さんの出品は今日までだ。あせる。
この頃こういうことが多くて情けない。
先日は、金曜と土曜を書き間違えて一方に平身低頭して変更してもらったばかり。

三時に家をでて、銀座へ。
文祥堂は行きやすくて好きだ。
記念展のせいか、いつもより作品が多い。

入り口に家元の作品が飾られて(いつもより小ぶり)華やかに。
入ってすぐの盛花に惹きつけられた。
サンダーソニアと紫色の胡蝶蘭に似た花の組み合わせ。これが意外にいい!
写真を撮ってみたが、バックがガラスと白い壁にまたがってるので、写りが悪い。

お目当ての友の作品は中央にあった。
花材はヒバ(?)かな。彼女の作品はいつも地味だが落ち着いていて、王道を行ってる! とてもいいのだ。性格が現れてる。
携帯で撮ってみたが、うまく撮れない。ゴメン!

お花を見ると、気持ちが落ち着く。

秋晴れ三日間!

2008-11-21 10:14:54 | 江戸川ウォーク
この三日間、天晴れな富士山!

 寒気が増すと富士山もバージョンアップする。
もう五合目ぐらいまで真っ白だ。そして大きくなる姿を市川の私が見て感動してる。冬場はどれほどの人が富士の姿に喜びを貰ってることだろうか・・・

江戸川はそろそろ冬枯れの様相を見せてきた。
枯れススキが物寂しい。
そんな中、元気がいいのは相変わらずのヒヨドリたち。
黄葉のエノキの中ではしゃぎまくってる。

そういえば、前から不思議だったこと。
結婚して市川でも総武線の南側、原木・高谷地区に住むようになって、全くお目にかかれなくなった鳥がいる。
声は悪いけど、綺麗な姿の「オナガ」だ。
何故か一度も見かけない。

実家のあたりは黒松が多い所だったが、それも関係があるのだろうか?
鳴き声は「ギーギー、ギャーギャー」と悪声だが、姿は美しい。
私が高校生のころ、ある朝登校しようと家をでると、オナガのすさまじい鳴き声が。上を仰ぐと、いましも青大将がスルスルと松の木を登って行く。
上にオナガの巣があるのだろう、二羽がバタバタと蛇を攻撃するが、蛇はものともせずにまっしぐら。見ている私は何も出来ず、頑張れッと親鳥に声援を送るが無力だった。
今でもハッキリ焼きついている凄惨な光景。
結局、学校には遅刻した。

ピカソ

2008-11-19 23:45:03 | Weblog
「巨匠ピカソ 魂のポートレート」展

 11月19日(水)ピカソ展へ。
3日(月)の祝日明け4日にミッドタウンに行ったところ、ピカソ展は休館だった。そういえば、祝日は月曜日でも開けるんだった!

この頃うっかりミスが増えて困ったものだ。友達と二人してウッカリ!
逞しき二人は、殆ど同時に「映画でも見よう」。
六本木ヒルズに移動し、映画を一本見てきたのだった。

今回は二度目の挑戦(?)、やっと見ることが叶った。
有り難いことにフェルメールと違って、実に空いている。
悠々と見て回れた。

今展は、初期~青の時代を経て、キュビズム、新古典主義時代からシュルレアリスムへ、そして戦中・戦後を通して晩年へと約60点の作品を展示。

入ってすぐに驚かされたのは、自画像だ。
若干20歳のピカソの自画像なのに、顎鬚はやした40歳にも見えるという作品。
解説によれば、自分を大きく見せる為、ことさら老成させた描き方をしたようだ。

ピカソの絵は、私自身が同時代に生きてもいるので、よくも悪くも親しみがあるし
知ってる絵も多い。
ピカソというと、キュビズムの絵が頭をよぎるが、92歳で亡くなるまでの間には当然のこと、いろんな絵を描いているのだ。

今展で一番いいなと思った絵は、「海辺を走る二人の女」「座る少女」。
やはり、私は分かりやすい絵のほうが好きだ、特にピカソは・・・
海辺を・・・の絵、胸もあらわに逞しい足で駆けてる女達。
女性の問題で次々悩み多かったピカソの、つかの間の心穏やかなときに描かれた絵ではと思うほど、生命の輝きに満ちた絵!

 ピカソの特にファンではないけれど、行って良かった展覧会だった!


フェルメール展

2008-11-19 16:42:42 | Weblog
11月11日

友人と上野公園口で待ち合わせフェルメール展へ。

ニュースで見ると、いつ行っても混んでるようなのでグズグズしていたが、やっと腰をあげてみてきたというか、拝んできたと言うか・・・

まず上野駅、この混みようはどうだ!
改札の内側で何年か前から各美術館のチケットを販売するようになったので、長蛇の列。幸いチケット持参なので並ばなくて済む。
改札を出ても人並みは続く。
「ここは姥捨て山の入り口か?」と言いたくなるような中高年の行列。勿論自分を含めてだが。
ただ一点違うのは、例外なく服装がいい。しかも背に背負ってるのはリュックで、断じて年寄りではない。

やっと美術舘に着くと、又長蛇の列。
幸い思ったより早く30分で入れた。
入れたはいいが、チビの私は悪戦苦闘。この頃の栄養のよい中高年に阻まれ、お目当てのフェルメールは遥か先き! 見えな~い

なので、私も作戦をかえ、並ばずちょっと空いたなとみたらあちらへ、こちらへ。
まるで牛若丸!しかもたまにお喋りしてるオバサマ達の間にもぐりこむ。
そうやって何とか全部見終えた!

そうそう、あの音声ガイドは便利だとは思うが、混んでる会場では絵の前を動かせなくする元凶だと思う。一考を要する。

今回のフェルメールの中には、鮮やかなフェルメールブルーはなかった。
ラピスラズリを使った絵はあっても、渋い紺色の仕上がり。
牛乳を注ぐ女のようなブルーは見られなかった。
高価な絵の具であるから、そうそうは使えなかったのか?

中で一番気に入った絵は、「小路」。構図が好きだ。いい絵!
「ワイングラスを持つ娘」の娘の眼の複雑な輝きにも魅せられた!
画集で見るのとは大違いだ。
やはり、どんなに混んでも実物には会う価値がある。

桜の紅葉

2008-11-18 21:26:42 | 江戸川ウォーク
11月17日

土日とウオークを休んだら、土手の紅葉が様変わりしていた。
ヌルデはだいぶ枯れてきつつあり、代わりに桜が美しく紅葉してきた。
清掃工場を建て替える前は立派な桜の木が30本ほどあったのだが、それらは全て切り倒され、かわりにヒョロヒョロの桜の木が20本ほど植えられた。
その桜もようやくしっかりしてきた。
桜の紅葉もとてもきれいだ。

桜の木の間には、クロガネモチが植えられていて、その実も真っ赤になりきれいだ。
モチの木もいろいろあるが、クロガネモチはとても鮮やかな赤。
何故かよく植えられるネズミモチは、その名の通り地味なねずみ色の実で、美しくない。
これはネズミの糞に形が似ているので、名が付いたらしい。

今朝も太陽ははっきりせず、霧がかかっている。
まるで薄墨色の十五夜のよう・・・
何気なく西に目を向けると、うすく欠けた月がまだ残っていた。
薄墨色の太陽と月の対比がおもしろい朝の空!

久しぶりの晴れ!

2008-11-13 09:22:43 | 江戸川ウォーク
11月13日

今日は晴れそうなので、6時に家を出る。
6時10分、陽が昇った。大きな太陽。

昨日は午前中風が強く、曇っていて寒かった。
鼻の頭が今期はじめて赤くなったので、今朝はマスクをかけてきた。
マスクは強い味方だ、一枚着たぐらいの暖かさになる。

今日も風があるけれど、昨日ほどではない。
第一ビュー地点、富士山はっきりしない。
第二ビュー地点までズンズン行くと、陽も少し高くなり、お目当ての白い富士山がくっきりと見えてきた。
もう真っ白だ!

満足して折り返し、下の道を行く。
さすがのヌルデも少し枯れ始めてる。でも結構長く紅葉が楽しめたのでお礼を言いたい。

あっ、カワセミだ。きれいなコバルトブルー♪
会いたい、あいたいと思いすぎると会えないのに、忘れていると現れる。
まるで恋の駆け引き?

草むらの中では、ちっち・じっじというアオジの声がする。
今日もヒヨドリの元気な騒ぎが、エノキの樹上に。

久しぶりのカワセミ・富士山ツアーとなって満足、満足。