そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

江戸川だより (チガヤ)

2010-04-27 17:14:19 | 江戸川ウォーク
4月27日

ここ2,3日快晴だったのに又曇りに逆戻り。
午後は雨になるらしいので、6時15分スタート。

土手の上を行く事に。今日は上を歩く人は見当たらない。
埃っぽいし、鉄板の上を歩くのもあまり気分がよくない。
そろそろ私も土手の上を歩くのはやめようかな?

土手の端っこに青々と茂っている雑草たちは逞しい。
こっちの斜面に見かける可愛い白い花。
一つ一つは目立たない小さい花の集まりの雑草。なんていう花かしら?

下の道におりて、マテバシイの並木を行くと、赤っぽい穂先のチガヤがいっぱい自己主張。もう少しすると、穂先が真っ白になる。
チガヤはツバナともいう。
そう言えば、土手の斜面にも結構生えていた。

例のフエルト犬とも今朝はご挨拶。お早うというと小さく「クウーン」と一声。
なかなかの風格!

いつでもラッシュ並み横浜駅!!!

2010-04-27 11:56:20 | Weblog
4月24日

風邪をひいてからなかなか行く機会のなかった横浜へ今日こそ行こう。
三日ほど前に母に電話を入れて「ゲゲゲの女房見てる?」と聞くと、「全然見てない」というではないか。

えッ、じゃあ又何もしないでボオッとしてるのかと心配になる。
一時期いつ行っても暗くした部屋の中で、ジイッと一点を見つめてるので「せめてテレビでも見なさい」と言った事がある。
その後、テレビや週刊誌を見るようになったので安心してたのに・・・

でも、大丈夫。返事を聞いてホッとした。
「あんたが買ってくれたサザエさんの漫画繰り返し読んでるのよ。もう五回は読んだ」
それなら安心。
「又何冊か買っていくからね」と電話を切る。

NHKの「ゲゲゲの女房」の主人公が、母そっくりの結婚の仕方だったので、おかしくて思わず電話したのだが、ま、いいか。

両親の結婚に至った話しを聞くのが、私は好きだった。
母は女学校を出てから大阪で働いていた。
二年後の年末、名古屋に嫁いだ姉のところへ遊びに行くことになって楽しみにしていた。
ところが、急に富山の実家から「帰って来い!」の電報が。
両親に何かあったのかと慌てて帰ると、なんとお見合いせよと強制的。

暮れの30日に見合い。3日に結婚式。
式が終わると翌日東京へ連れて来られたそうだ。
この話しを聞くたびに、私は笑い転げた。
古き良き時代!母19才。

そんな母、91才に会いに行く。
又今日も、小言小兵衛の兄に怒られるのかな。それもいい。

今日は市川駅から横須賀線で横浜駅へ。
改札を出ると、ああ・横浜!
この駅へもう何十年と通ってるが、いつも、いっつもものすごい人出だ。
今日は土曜だが、平日でも混んでいる。
しかも今までは何処かしら工事中だった。

何と工事が終わって、駅の全貌が現れた。
しかし、人の流れは変らない。縦横無尽!
疲れる人混み、何とかしてくれ~~~

母は元気だった。新たなサザエさん五冊に破顔一笑!

圧倒的声量の持ち主とヨシキリ!

2010-04-24 21:26:14 | Weblog
4月23日

今日は雨との予報だが、9時までは降ってなかった。
9時に出かけようと歩き出してすぐ降り出した皮肉屋の雨。

先ず、予定通り松屋で開催のミッフィー展を見てから浜町の明治座まで歩き、12時から始まる「島津亜矢歌謡ショー」に間に合わせたい。

「ミッフィー展」は松屋8階、そんなに広くない空間をうまく使って展示されている。
ディック・ブルーナの愛らしいうさこちゃんの絵。
懐かしい!
長男が0才の時に買い与えた本。
とっても簡潔な絵と、そのころ流行り始めた真四角の本。
子供ながらに気に入ったようで、這い這いしながら器用に本を運んで来、「読め」と促す様子がおかしくて、楽しかったあの頃を思い出す。

デパートを出ると、やはりしっかり降り始めてた。
そう激しくないのに、傘をさしていても何故か顔に降りかかる不思議な雨。

昭和通りを選択して、とっとと(・・つもり)歩く。
途中もうトチの花が咲いていた。ベニバナトチノキ。
日本橋郵便局を過ぎた辺りに八重桜が綺麗に咲いていて、疲れが取れる。
江戸橋を渡って、さああと半分。

11時半ごろ人形町に着いたので、何時も歩く甘酒横丁は歩かず、都営地下鉄側の久松通りを歩く。ここは私は初めて。
今日の2種類のチケットの提供もとの友人は、人形町で働いてた事があるのでこの辺には詳しい。お任せだ。

演歌歌手「島津亜矢」は素晴らしい声の持ち主!
歌がうまいのは知っていたが、声量も圧倒的。スゴイ!
男性の歌を何曲か歌ったが、三波晴夫の「俵星玄蕃」をこれだけ唄える男性歌手が今居るだろうかと考えてしまった。あまり演歌に詳しくもないのに・・・

始まる前に私が何故かオオヨシキリの話をして、「そのヨシキリって、大利根月夜の中に出てくるヨシキリのこと?」って友達が小声で唄ってみせたのだ。
そしたら、なんとその曲が唄われたので、二人ともビックリ。
友達は「鳥肌が立った!」と。
そういう事もあるんですね。

江戸川だより (アカツメクサの葉)

2010-04-21 08:47:29 | 江戸川ウォーク
4月21日

昨日も朝のうちは曇っていて、江戸川からスカイツリーは見えなかったが、今日は濃い霧で対岸の景色は大分違う。
でも、こういう日は暑くなる事間違いなし。

江戸川の工事は、思いがけない展開になってて、一体何が出来るの?という感じ。
昨日は、それでも土手の上を行ったが、途中工事の人の車が前からやってきてヒヤッとしたけれど、何も注意受けなかった。
思うに、7時までは仕事の邪魔ではないので、黙認してくれてるのだろう。
ま、オバサンに注意したら危険と思ってるフシもあるが・・・

今朝は土手の上は霧で面白い景色も無いので、下の道に切り替える。
しかし、昨日は気が付かなかったが、道の途中に足場が組まれ一体何が出来るのか頭を捻る。
無理に行けば行けない事はないが、気持ちがそがれてそこで引き返す事に。
斜面の雑草は、あっという間に丈が伸びて青々し、カラスノエンドウなどは花も終わったの?と声を掛けたくなるほどだ。
驚いたのはアカツメクサ!

まだ花は殆ど咲いてないが、その葉っぱの見事な大きさにビックリ。
毎年いっぱい咲くので見ているが、こんなに葉っぱは大きくなかったと思う。
スギナもイキイキした緑色。
帰り道の紫色のゼニアオイはまだ花も少ないが一際綺麗な色合いで、嬉しくなる。

垣根のレッドロビンも少し色落ちしたエンジ色になってきた。
垣根といえば、先日友達と歩いた時、この頃良く見かける垣根の樹。
前に教えてもらったのに、どうにも思い出せなかった樹。
やっと分かった。ベニイロトキワマンサク!
この頃とっても目に付く垣根の華やかな花。マンサクとは思えない派手な色。

最近聞いた樹木の名前はすぐに忘れる。情けないが・・・

「米原万里展 ロシア語通訳から作家へ」を見る!

2010-04-19 10:42:41 | Weblog
今、市川の芳澤ガーデンギャラリーで米原万里さんの展覧会を開催中。

4月17日、土曜日。
朝から何と雪混じりの霙が降り、少し積もってるという有様!
なんて事でしょう。
テレビでも何十年ぶりとか放送してる。呆れた事態!

友達三人と約束したのは12時前なので、その頃には止むだろうと楽観。
驚いた事にその通りになった。

家を出る11時すぎには、太陽まで顔を出した。
今年の春のエレベーター気候を一日に圧縮したようなものだ。
こうなると、薄手の上着がいいかなとなる。
全く、着る物に困る毎日だ。

久しぶりの友とも会い、楽しく食事。
市川では老舗のお蕎麦屋さん「三久庵」が何年ぶりかで開店し、懐かしいので食べに行こうとなったのが前日。
私はこの日絶対に「米原万里展」に行こうと思ってたので、便乗させてもらった。

三久庵では自分に似たキャラの狸ソバを注文。美味しかった!
用事のある友人とはそこで別れ、残り二人で展覧会場へ。

朝の寒さが信じられない春めいた空気の中を、まっすぐ真間川を目指す。
途中の住宅地の花ばなが目を楽しませてくれるので、二人で「ほら、あれッ」「あッ、この花は何?」とか、何しろ楽しい。
そういう住宅街に芳澤ガーデンギャラリーはある。

8年ほど前に、本や映画の趣味が私と良く似てる友達から「面白いわよ」と借りた本。
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」。
これが実に面白かった。嵌った!
それから米原万里のファンになり、次々読んでたら、4年前突然亡くなってしまった。
56歳、ショックだった。
つい先日井上ひさし氏が亡くなられたが、氏は万里さんの妹さんのご主人だ。
その縁で、市川の文学後援会理事長(?)である氏がこの企画に協力してくださったようだ。万里さんの作品の中に妹さんは良く登場するけれど、その旦那さんが井上ひさし氏だと言うことは全く書かれてない。
そういうところも実にいい。

今展で幼い頃のチェコ時代の写真や通訳時代の写真なども見られて、ますます身近に感じ好きになった。
私が余りゆっくり見てるので、仕事の残ってる友達とはここでさよならする。
付き合ってくれて有難う。

設置されてるビデオで「ニュース23」にでてる筑紫さんと万里さんの対談を懐かしく見る。ああ、もう二人ともこの世に居ない!残念。




雨のお墓参りと泉自然公園の枝垂桜!

2010-04-18 10:52:11 | Weblog
4月16日

昨日の練習日も寒かったけれど、今朝も雨が降り寒い!

今日は友人たち3人と3年前に亡くなった友達のお墓参り。
この天気なのに、誰からも電話が無いという事は、みんな行く気満々?
なんといい人達だろうか・・・

何時ものように幕張本郷駅前から友人の車でお墓に向かう。
車の中は、何時も通りの賑やかさ。
始めは四人の会話、そのうち前後二組の会話になり収拾の付かないうちにお墓へ到着。
この泉地区にある墓苑はとても広く、木々も落ち着いて素晴らしい環境。

桜は終わったが、枝垂れはまだきれい。
雨のせいか新緑がみずみずしく美しい。
車を降りると、雨が殆ど止んだ風情になる。歓迎してくれたようだ!

お墓は綺麗になっていた。
ご家族がきちんとされてるのだろう。
お墓の前で、故人の好きだった和菓子を頂く。

もう何年も前になるが、亡くなった友人が「私ね、食事の後必ず甘い物を食べるのよ」と。
「えッ、考えられな~い」
私は食事でお腹がいっぱいで、その後に甘い物なんてと驚いたものだ。
しかしだ、今の私は彼女とおんなじ事をしてる。
食事自体あまり一杯食べなくなったので、自然にそうなった。

お墓を後にする頃、急に雨が激しくなった。
私の頼みで、折角近くに来たので泉自然公園に行ってもらう事に。
多分今が枝垂れ桜の盛りだと思うので、少しだけ足を延ばしてもらう。

泉自然公園は大好きな公園。素晴らしいエノキのご神木がある!
この時期は、次々と違う桜が咲き誇る。
ソメイヨシノ・オオシマザクラ・シダレザクラ・サトザクラと次々楽しませてくれる。
大きな桜広場があり、そこは子供を遊ばせるのに実にいいところ。

雨が強くなったので、広場には行かずに戻る。
車を運転してくれた友人が、足の調子が悪く散策できなかったので、自分中心の私を反省した。スミマセン!
ありがとう、お陰で満開の枝垂桜にまた会えました。

途中で初めてのお店に入り、食事をする。
もともと御寿司やさんとのことで、お鮨を注文。当たりでした!
活きのいいお鮨で締めて、満足した一日になりました!

きっかけを作ってくれてる故人に感謝。友人達に感謝。
何より運転手さんに感謝の一日でした。

江戸川だより (ズミの花)

2010-04-13 23:21:26 | 江戸川ウォーク
4月13日

昨日は猛烈に寒かった!

今朝は雨もあがり、それほど寒くないのでウオーク再開。
4日ぶりかな?

しかし、土手に上ると6時半だというのに工事が始まっていた。???
一部だけだが、余程工事が遅れているのかという感じ。
スカイツリーはと見ると、モヤか雲に覆われて殆ど見えないのに、タワーのテッペンの部分だけが雲の上に浮かんでるという珍しい映像!これだけでも来た甲斐があった。

船着場に下りてみる。
上から見ると、貧弱な木が何本かあるなと思ってたが、近づくと嬉しい事にエノキだった。
5本ある。桜の木も若木だが3本。センダンが1本あるではないか。
何故貧弱に見えるのだろう?

エノキはその独特の芽吹きが始まっていた。
桜もまだ目立たないが、花が咲いた跡がある。
江戸川に生えていた木という木は4キロに亘って全て伐られてしまって、ここだけ残った貴重な木!
せめて楽しみにしてあげよう。

ゼニアオイにもう花が付いていた。
まだ丈も伸びてないのに、早いなあ咲くの。
綺麗な濃い紫の花。ゼニアオイは息の長い花で、秋まで次々咲くので楽しみ!

10時前に家を出る頃は、もう大分暖かくなっていた。
昨日との寒暖の差はどうしたものか?
今年はどうも気温に振り回される年になりそう・・・

本八幡の住宅街。古い昔ながらの門構えのお宅の木々がそれはそれは綺麗に花をつけていて春爛漫。ドウダンツツジ、コヒガンザクラ、ハナズオウ、紫モクレンなど。
コヒガンザクラは枝垂れていて美しいし、ドウダンは塀の上から丸く何本もビッシリ花をつけていて道行く人のために咲き誇っているようなのだ!
この家の持ち主の人柄が忍ばれるような樹々の様子。
今流行のガーデニングなどでない日本のお庭の良さというものを感じさせてくれる。
樹の好きな友人と歩きながら楽しませてもらった!
好きな者同士だと、楽しさも倍増だ!

そうそう、そのお隣には珍しくズミの花が咲いていて、久しぶり。
この花もとても綺麗で大好きなのだけれど、あまり見かけない。里山には多いのに。

今日は楽しい一日だった。
昨日は雨の中両国の眼科まで行き往生したので、生き返れた気分。謝々。

さくら巡り~新宿御苑・千鳥ヶ渕

2010-04-07 20:31:37 | Weblog
4月7日

昨日と打って変わって、うす曇りの寒い朝。
折角友達とお花見に行くというのに!

まあ、天気に文句言っても仕方がない。バチが当たるというものだ。
お昼まででも雨が降らないでくれる事を期待して出発。

10時に友と駅で待ち合わせ。
駅の入り口で1月に引っ越した友達にばったり。
公民館に行く所とのこと。少し喋って「またね!」と別れる。

日本橋から赤坂見附経由で「新宿御苑前」で降り新宿門から御苑に入る。
とうとう雨がポツポツ降って来た。
しかし、御苑内は美しいピンク色に彩られていて、雨など気にならない。

ピンク色にもいろいろある事が苑内を巡るとよ~く分かる。
ソメイヨシノも少し散りはじめたけれどまだまだ綺麗。
驚いたのは、早咲きのオオシマ桜が沢山咲いていた事。白は清楚でいい!
そういえば、クリスマスローズが3・4色も植えられていて、元気に咲いていた。

「陽光」という桜はとても鮮やかな紅色のさくら。
黄色のウコンザクラも咲き始めているし、奥のほうではミツバツツジ(?)も咲き始めていてさらにびっくり。

新宿御苑は、私にとって桜より何より「樹々」を見る楽しみを満喫させてくれる。
何しろどっしりとした巨木が多い。
桜も古木が多いけれど、銀杏やスズカケ、ユリノキ、セコイアなど樹高が高くどっしりとした幹をもった樹が多く、胸がわくわくする。

分からない樹、知りたい樹が二本あった。
一本はまだ新芽が少し出たばかりで、葉が出たらどんなだろうと思い興味がある。
西洋庭園はまだスズカケが裸木で、少し薄気味悪い。

千駄ヶ谷門から出て、新しく出来たようなダイニング「sunny table」というブッフェ形式の店で食事にする。
ウエートレス・ウエーターがみなさん感じが良く、椅子まで引いてくれるのには感心した。
ランチなのでそう種類は多くないが、野菜中心のあっさりした料理。
「けい子さんのポテトサラダ」は美味しかった。揚げ豆腐のタレは味がちょっと濃すぎる。
でも、また来てもいいお店だだった。

代々木まで歩き総武線で飯田橋へ。
飯田橋から歩いて10分。千鳥ヶ渕へ着くと、ああ素晴らしい!
やはり桜は千鳥ヶ渕だなあと思ってしまう。
皇居とお堀と桜は絵柄としてピッタリ。
毎年のように見に来てもやっぱり「いい」の一語に尽きる。

しかも、散り始めた桜の花びらの「花いかだ」がもっと興趣をかき立てる。
雨のせいか、人もぶつかるほど多くなく気持ちよく歩けるし、雨にも負けず来て本当に良かった。
今朝歩かなくて正解。
軽く2万歩は歩いたと思う。
千鳥ヶ渕からぐるっと歩き、実に美しく咲いていたベニシダレの満開も見て、東西線の竹橋駅に2時に到着。
毎日新聞社ビルでお茶をしてから帰る。

二人で存分に桜を楽しんだ一日。友人に感謝!


江戸川だより (レッドロビン)

2010-04-06 19:50:28 | 江戸川ウォーク
4月6日

とっても暖かい日。
朝のうちはもやっと、霧が発生してるとの天気予報があったので歩くのを中止。

家事を済ませ、新しいスーパーが開店するので10時半に買い物にいく。
この辺はスーパーが一軒しかなく、たまにできても何故か長続きしない。
今度は是非続いて欲しい。
9時開店だったらしく、もう落ち着いた雰囲気。

既存のスーパーも対抗して安い品もあるので、みんな賢く両方へ行く。
勿論私も、目当ての物が決まってるので行く。
こちらもそれなりにお客が入ってる。
相乗効果でこれから競い合ってもらいたい!

帰ると、やはり歩きたくなった。
しかし、工事中の時間なので下の道を行くしかないのが面白くない。

久しぶりに、ぶー君にあう。
釣り船屋のオジサンが飼ってるブタ君。
私がオジサンの家の前を通ると「ブォーぶー」とご挨拶された。
アハハ、元気だったんだ!

新行徳橋の手前の桜は4本は少し散り始めた。1本は満開一歩手前。
友達の桜は花は少ないながら満開だ!

帰途、とっても鮮やかなレッドロビン。
ベニカナメモチのことだが、ご近所の生垣の新芽はもうくすみかけてるのに、ここのはすごく美しい紅色。毎回見てるがいつまでも綺麗。

昨日は一日雨で退屈したので、やはりウオーキングは気持ちいい。

「さくら」とコンサート!

2010-04-05 07:32:27 | Weblog
4月3日

今日は暖かくなるようだ。
昨日は歩かなかったが、友達から江戸川の近くの桜満開になってたと聞いたので見に行くと、2日前には3分だったのに5本中4本は満開状態。
開くとなると何と早い事か!

友達の桜は、とても大事に幹を布で巻かれ、高かった樹高も短く伐られてるので、今年の花付きは悪いが、それでも頑張って5分咲きになった。エライ!

今日は午後2時から新日フィルの定演コンサートがある。
少しだけ早めに行って、錦糸公園の桜を偵察し、良かったら終了後に4人で行ってみようと決めた。

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 <新・クラシックへの扉> 新日フィル

4月3日(土曜日) 於 トリフォニーホール

  曲目   ピアノ協奏曲第3番ハ短調  ベートーヴェン
       交響曲第五番ハ短調「運命」  ベートーヴェン

  指揮   ゲルハルト・ボッセ
  ピアノ  陳 政宇

本日のプログラムはベートーヴェンオンリー。
どちらかというと、協奏曲の方が好きなので第3番に期待した。
今日の弾き手は、中国の若きピアニスト。26才だ。
今時の日本の若者は、音楽家でもヘアースタイルに凝っていて、髪の毛をムースでピンピン撥ねまくって出てくる子が多いのに、彼は古典的ヘアースタイル。
今時の髪型に慣れた目には一瞬年齢が高く見えた。
パンフレットで26才と確認。
一昔前の理髪店の写真に使われそうな端整さ。
技術的にもやはり端整な弾き方のように感じられた。
グイグイ弾いていくのでなく、流れるような手馴れた感じの弾き方。

指揮者は88才のボッセさん。
8年ほど前、新日フィルの常任指揮者(?)だったと思うが、ベートーヴェンシリーズで交響曲の全曲演奏を指揮されたとき、何回か聴きに行った。
この年齢で、精力的に指揮されるなあと感心したものだ。
今回はもっと年をとられての「運命」の指揮。

あの頃より大分背が曲がられ、幾分小柄になられた印象。
88才の「運命」!心して聴いた。

そうなのだ。
大歌手でも、年齢と共に声の出し方を変えていく。
ボッセさんの「運命」も若い人の運命とは明らかに違う運命だ。
「ジャジャジャジャーン」でなく「ダダダダーン」でもない運命。
ボッセさんの人生が詰まった運命のような気がした!
何故か、聴いててくたびれない運命だった。私だけ?

あれだけの曲を指揮してお疲れだろうに、拍手に応えて4回も舞台上に戻られた。
この習慣、酷なような気がする。
でも、それがないのもね~。難しい問題だ、いつも思う。

帰り、錦糸公園の桜を見物するが、人が多く公園の三分の一が工事中なので、どうも今一落ち着かない印象で早々に引き上げる。
でも、桜自体は満開で美しかった。