本について。
最近の私は本を読む量が驚くほど少なくなった。
作家の方には本当に悪いが、図書館が近くにあるので今は殆ど図書館で借りる。
買うのは、電車に乗る時の文庫本ぐらいである。
電車の読書は、実に集中できる。
母の生前、よく横浜へ通っていたころは快速電車の一時間と支線の一時間弱は
至福の時間だった。
この頃の私は時間はたっぷりあるのに、本を開くまでになぜか雑用ばかり思い
つくのだ。
まるで中学時代、期末テストの時になると何故か机の整理とか、掃除をしたく
なったみたいになる。
明日こそは朝から何もしないで読もう!と思う毎日だ。
そんな私でもたま~に火がつくことがある。
3年ほど前、上橋菜穂子さんに嵌り、精霊の守り人シリーズ、獣の奏者シリーズ
鹿の王シリーズと瞬く間に読んだ。
ファンタジー物では昔読んだル・グインの「ゲド戦記」以来のワクワク感だった。
年を取ると、なぜか恋愛ものなど馬鹿らしくなる。
あり得ない話のほうが魅力だし、楽しい。
何のことない。自分自身が枯れて来たってことだろう。
かと思えば、ミステリーに取りつかれるという濫読ぶり。
この所は、堂場瞬一に嵌っている。
シリーズはいろいろあるが、アナザー・フェイスシリーズが人物が良く書かれて
いて好きなのだが、ほかにも読みでのあるものがいっぱい。
女性では、この頃柚木裕子の作品がいい。
ああ、書いていたら止まらなくなりそうだ。今日はここまで・・・
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