どんな時でもお腹は減る。
どんなに忙しくても本は読みたくなる…
というわけで、東野圭吾さんの、
『歪笑小説』 (集英社文庫)
を読みました♪
悪ふざけがすぎるよ(笑)
東野圭吾さんの作品はドラマ化した物なら見ていましたが、本を一冊きっちり読んだのはこれが初めて。
多分、東野圭吾入門としては正しくない選択だと思います☆
登場するのは出版社の編集者と作家、そしてそれを取り巻く人々。
編集者の本音や”職業”小説家について、文学賞や出版社の内幕をユーモラスに、しかし皮肉たっぷりに描いています。
ある意味自虐小説?
ここに書かれていることが全部本当じゃないですよね、東野先生?(苦笑)
連作短編という形なんですが、ピンクの服を着たベテランミステリー作家だとか、土下座が得意な伝説の編集長だとか、サイン会に知り合いを総動員するだとか、「売れる作家」がいい作家だとか、どれもこれもどこかで引きつった笑いをしてる人がいそうな内容ばかり♪
いつもオチに使われている新人賞を受賞してデビューした作家さんというのがいるのですが、回を追うごとにどんどんあつかいがヒドくなっていきます!
東野圭吾さん悪ふざけしすぎ(笑)
短編なのでそれぞれ話ごとにオチはありますが、1話と2話は正直ちょっと物足りなく感じました。
3話と8話は面白い!
特に8話。「文学賞創設」は、タイトル通り新しく文学賞を作るお話なんですが、出版社同士のかけひきでずっと引っ張っておいて、最後の最後に意外なラストが用意してあり、見事に意表を突かれてしまいました。ちょっとジーンときました。
そういえば作家の有川浩さんも、自身の作品の中で、働きながら小説を書いている登場人物が何かの賞を受賞した折、担当編集者に「賞を取ったからって今の仕事は辞めないで下さい。将来の保証なんてできませんから」と言わせていました。
文学賞受賞=作家デビュー ってわけじゃないんですね。
一作だけで消えていく作家も星の数ほどいる。
ベストセラー作家の東野圭吾さんが書くと説得力あるなぁ~
最後まで読み終わって、すごく面白かったなと満足して本を閉じてしまうともったいないです。
実は読み終わってからもその続きのページをよく見ると、そこにも東野圭吾さんの悪ふざけが隠されています♪
気が付かない人がいるかも知れないので老婆心ながら。
息抜きにはピッタリの本でした☆
「歪笑小説」最後ですか?
今、本は娘のところです。
確かめようがありませんね。
去年までは、部屋に行って「ちょっとお」ですんだんですが(笑)
今は、月に一度やってきて
たまった読了本と前の分を交換していきます。
20日に持って行ってます。
来月まで、確かめるのはお預けです(笑)
お部屋に行って「ちょっとお」ですか♪
結婚すると確かにそれはできなくなりますね。
ナタリーさんのコメントを読んで、子供たちを送り出す親の気持ちにちょっと触れたような気がしました☆
「歪笑小説」面白かったです。
最後というのは文庫本ではおなじみ、既刊作品が紹介されている巻末の広告部分のことです。
あそこを読まない人もいると思ってあえて書いてみました。
特に裏表紙の作者の写真なんかは興味あります。
どんな顔しているのか知りたいです!
お引越しの準備中でも本は読みたいわけですね^^
スチームレンジ、とても高いのでしょう?!
ホークさんはお料理なさるのですね、えらいなぁ。
ももすけさんもそうなんですか。
映画も先にパンフレットを買って読みます。
作品にもよりますけどね。
引越しの準備をしなくちゃいけないのに、ついつい本を読んでしまいました。
集中力が持続しないタイプなんですよ。
ダメですね~
スチームレンジはまだまだ高いですね。
カロリーや塩分が気になるので油で揚げずに調理できたりするスチームレンジにはとっても興味があります。
料理も手抜きができそうなので(苦笑)
東野圭吾さんは、好きで結構読んだのですが
「夜明けの・・・」から、ちょっとうんざりして
読むのをやめていました
この文庫シリーズは気になっていたので
今度、読んでみます
ふんぎりがつきました ありがとうございます
わたしも、あとがきなどは必ず読む派です
お引越準備、ファイト
次はミステリー物も読めるかも知れません。
香さんのブログに影響されて浅田次郎さんも読み始めましたし、今まで読んでこなかった作家さんの作品を読むのって、苦手意識を攻略しているようで楽しいです☆
お、香さんもあとがき読む派ですか。
本好きさんといっても、いろんなスタイルがありますよね。
引越しも頑張ります!