先日本屋さんであるマンガを探してもらったのですが、在庫が一冊あるはずだと店員さんはいっていたのに、結局3人で探しても見つけられませんでした(私と店員さん2人の計3名で探しました)
それでもどうしても読みたくって、週末に隣町の本屋を3軒回ったのですが、どこも品切れ。
しかたがないので、最初の本屋さんに戻って改めて取り寄せてもらおうと注文窓口へ行きました。
対応してくれたのはこの間の若い女の子じゃなくて、ちょっと頼りなさそうな男性。
先日在庫はあるはずなのに見つからなかった事情を説明し、注文したいと告げると、彼はパソコンをパパッと操作して、「一応探してきます」と、小さな声で言って売り場の方へ。
それから5分くらいは待たされたでしょうか。
頼りなさそうだし、二度手間だなぁ、と思っていると、なんとその男性はちゃんと一冊のマンガを持って戻って来るじゃありませんか!
「そう、これです。あぁよかった♪」
この間は三人で探しても見つけられなったのに、やるなぁ~
私が20代後半の独身女性だったらホレていたかも!
お互いむさくるしい男同士というのが残念(苦笑)
その場で購入して、ようやく手に入れることができました!!
埜納タオさんの
『夜明けの図書館』 (双葉社)
雑誌「ダヴィンチ」で紹介されていて、読んでみたかったんですよね。
市立図書館で働く新人司書が、様々な利用者からのレファレンス(「調べもの、探しもの、お手伝いします」)の要望に、悪戦苦闘しながら答えようと奮闘する物語。
あこがれの職業に就けて、はりきりすぎてカラ回りしたり、同僚とのエピソードがあったり、それぞれのレファレンスにそれぞれの物語があったりして、絵柄はいわゆる少女マンガしていますが、楽しく読むことができました♪
欲をいうと、探している本が実在の著名な本だったりしたらもっと面白かったかな?
図書館ってあまり利用しないので、レファレンスがこんなに大変だとは思いませんでした。
自分の好きなジャンルならまだしも、郷土史とか社交ダンスのマニュアルとか、いろんな要望に答えるなんて、自分だったらちょっと無理かも。
だからマンガを探してくれた本屋のお兄さんには感謝しています。
頼りなさそうなんて、見た目で判断してゴメンナサイ(苦笑)