なんだか最近、「HSU」って言葉を聞くことがあるけど、なんのことなの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊『マックス・ウェーバー「職業としての学問」「職業としての政治」を語る』(幸福の科学出版)のあとがきで、次のように説いておられます。
マックス・ウェーバーは、学問の広さ、深さ、厳しさ、難しさを十分に教えてくれるだろう。大学の授業とは別に、個人的にはマックス・ウェーバー研究から、政治哲学者ハンナ・アーレントの研究に入った。私は、社会学から、政治哲学に勉強の軸足を移した。私が社会学、宗教学、政治学、哲学に詳しい法学部生であったのは、こうした個人的事情による。かくして思想家的頭脳と実務家的頭脳が形成されていった。
私の頭の片隅には、「諸学問の統合」という言葉がいつかしら宿って離れなくなった。超越的な天才でなければ、それを成し遂げられないことは百も承知しながら、独学の凡人にどこまでやり続けられるか。二十代の十年は、本当に自分自身の怠惰と闘う孤独の時代だった。三十代からは、世界との内なる闘い、外なる戦いも始まった。HSUは、私の知的努力の結晶である。自分の人生を無駄にするつもりはない。
(156~157ページ)
HSUは、私の知的努力の結晶である――。
ここで「HSU」という言葉が出てきます。
幸福の科学の内部で発表されているのは別にして、一連の外部向け一般書で初めてではなかったかと思うんですが、その紹介が次のように、「注」を付ける形で掲載されています(46頁)。
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)
「現代の松下村塾」として2015年に開学予定の「日本発の本格私学」(創立者・大川隆法)。「幸福の探究と新文明の創造」を建学の精神とし、人間幸福学部、経営成功学部、未来産業学部の3学部からなる(4年課程)。
ちょっとすごいのではないでしょうか。
考えてみると、松下村塾のような小さな私塾は、役所(幕府)の認可を受けていたはずもないのに、次々と明治維新を支えた人材を輩出したのが歴史上の事実です。
「日本発の本格私学」。
つまりは、文科省がその枠組みの中に収まる「大学」として認可しようがしまいが、もう私塾として理想の教育をやってしまう、という宣言がここでなされているのだと私は思うのです。
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『マックス・ウェーバー「職業としての学問」「職業としての政治」を語る』大川隆法著
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