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あっぱれ!…だが、やがて悲しき

2006年06月04日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 私などが「自称アイドルおたく」というのが恥ずかしくなるほどの強力なサイトを発見しました。いろんなページがあるのですが、私が反応したのはこちら。有吉ジュンで検索してたら発見した、と言えばそのカルトぶりはおわかりいただけるでしょうか?

 有吉ジュンなんてSONYのベータマックスのCMに出てたし、MBSヤングタウンのパーソナリティをやってたりしたのですが、Googleで検索してもたった234件のヒットです。70年代アイドルファンが、いかにパソコンやインターネットの世界に乗り遅れているかがわかろうというもの。

 さて、私がこのサイトで反応したアイドルは、秋本圭子、吉田真梨、アパッチ、井上真由美、キャッツアイ、久保田育子、香坂みゆき、ラブ・ウインクス、ロウィナ・コルテス、岩城徳栄、小山セリノ、大滝裕子、チェリーズ、石坂智子、ヘレン笹野、など。

 「なんか、そういう人いましたよね」というのを思い出すにはうってつけです。一言ずつコメントを入れると、秋本圭子は「俺たちの旅」で中村雅俊の妹役で出てました。田中健の妹役の岡田奈々と違って、ごく稀にしか出なかったのでプレミアがついた(?)ようです。この人はドラマで見るとなかなかいいのですが、アイドル単体で見るとパッとしなかったのが長続きしなかった原因でしょうか? 私は結構好きだったのでそこは残念。デビュー曲の「蝶」というのはラジオで1回だけ聞いたことありますが、すごくエコーがバリバリで「生で歌ったらどうなんの?」と心配したり。宮崎美子のデビュー曲にも通じますが。

 吉田真梨は何回も話題にしてるのでご存知の方も多いでしょう。デビュー曲「もどり橋」は名曲です。現在は地元富山に戻ってスナックのママさんになり、なんと最近またCDをリリースしたとか。おまけにホームページまで出来てました。アイドルデビューしたあと、出産とか離婚とか経験したようですが、もう恐いものはなんにもないのでしょうね。

 アパッチは、映画「野球狂の歌」のテーマ曲でご存知の人も多いでしょう。その前に「ソウルこれっきりですか?」というのがありました。レコードで聞くとかっこいいのですが、「はて?この人たちが?」と当時は思ってたのですが、このサイトにて秘密が判明。レコードではかの伊集加代子さんが歌ってたのを、メディア露出用に彼女達の歌という事にしたそうです。30年越しの疑問が解けたので今日はゆっくり眠れそう。また「東京アパッチ」という曲は、ニッポン放送の夜のワイド番組のテーマ曲になってたように思います。もっと売れてもよかったんですけどね。

 井上真由美は北陸放送で昭和51~52年頃に「天下御免の日曜日」というラジオ番組のパーソナリティをやってました。なので、このサイトを作った人が知らないという「大阪の亀」という曲は当時石川県にいた中高生はほとんどみんな知ってます。私も歌えますが、もちろんカラオケはありません。いろいろな事件で何度かマスコミに登場しましたが、俳優の西村雅彦の事務所の女社長というのがこの人だったようにも思います。別にどうでもいいですが。

 キャッツアイはグループとして好きだったわけでもなんでもないのですが、片方が男と失踪して解散になったというのを初めて知りました。ま、ありがちな話です。それが大して話題になってなかった風なのが彼女達の位置付けを物語ってます。

 久保田育子はなんと言っても「夢色ヒコーキ」が有名ですが、第二弾を「夜のヒットスタジオ」の再放送で見たことあります。地味な印象の人だと思っていましたが、実物を見ると歌に迫力もあるし存在感あって驚きました。結構タイプだったりします。(結局そこですか?)

 香坂みゆきはB級アイドルとはいえないでしょうが、ディスコグラフィーを眺めているとスペクトラムの「流れ星」がどの辺でリリースされてたのかがわかります。「気分をかえて」とかはテレビで何回も見たのですが、「流れ星」は見た記憶ないです。残念ながら。

 ラブ・ウインクスは途中からラブ・ウイングスになったのだとか。実家には兄が買ったらしい「キャッチ・アップ・ザ・サン」のシングルがありましたが、ケチャップのCMソングだと勘違いした人も多い様子。要するに発音悪いんですね。確かセンターで歌ってる人は、蘭ちゃんのそっくりさんで出てきたという話を聞いたような。

 ロウィナ・コルテスは何度か話題にしましたが、中古でレコード売ってれば全部買います。それくらいいいです。やたらと日本語うまいし。でも、台湾じゃなくて香港の人じゃなかったっけ???

 岩城徳栄は何がどうだと言って私と同郷なので覚えてます。独特のハスキーボイスをいかしたデビュー曲はかっこよかったですよね。

 小山セリノという人もいました。思い出しました。たしかNHKの少年ドラマシリーズのなんだったかに出てたような気がします。結構ハスキーな声でそそられたもんでした。(考えてみれば昔からハスキーボイス好きなんですね) 歌はちゃんと聞いたことなかったのですが、結構アイドルしてたんですね。

 大滝裕子はアイドル時代もアマゾンズ時代も全然ストライクゾーンに来なかったのですが、ずっとあとになってラジオで「ミリオン・キス」という曲を聞いて「え? 誰、これ? 結構いいけど。」と思ったものです。ま、生で歌うのはきつそうな歌ですけど。

 チェリーズはNHKの歌謡ショーのアシスタントをしてたと思いますが、デビュー曲の「跳べ跳べ」という曲ではミニスカート履いてクルッと回るんだそうです。それをビデオに録画してコマ送りで見た人が「どう頑張っても見えない」と嘆いていたのが思い出されます。ただし、1人も可愛い子はいなかったような…。

 石坂智子も同郷なのでよく覚えてます。おまけにファーストアルバムまで持ってました。石野真子似で割と可愛かったけど短命だったのが残念。歌はわりとよかったのですが。

 ヘレン笹野という人もいましたねぇ。当時既にアイドル界を卒業してた私は、真剣に追いかける気はさらさらなかく一応観賞用にレコード屋でポスター貰おうとしたけど、全然手に入りませんでした。スペクトラムのレコード買って「ヘレン笹野のポスターくれ」というのが間違いだったのでしょうか。

 あとは、ギャルとかBIBIとか「あ、思い出した」というあたりで多少反応した人たちもいますが、別にコメントはなし。ざっとみると、私にとってのアイドルは79年組で終わってます。80年代アイドルで注目した人はほとんどいません。

 それにしても、すごく世界が深いというか広いサイトで、私も昨日足を踏み込んだら2時間ほど出られなくなりました。皆さんもご注意を。こういう「オタク」とか「キモイ」とか、今更誰もそんな批判ができないようなサイトは大好きです。作者には直接会いたくないと思わせるところも素敵ですが、この人が世間一般でどういう評価を受けるかを考えると泣けてきます。いずれにしても、是非一度ご覧下さい。


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2 コメント

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小山セリノ&吉田真梨 (浪越徳治郎)
2007-11-18 11:51:42
小山セリノさんは女優丹下キヨ子さんのお嬢さんでした。NHK少年ドラマシリーズ「未来からの挑戦」でヒロイン的キャストだったんですが、今やそのドラマは紺野美沙子の子役時代に隠れたドラマとして有名になり一部部分ですが、DVDになってます。
セリノさん、歌手だったんですか?曲も聴いたことないねえ。10年くらい前に母の丹下キヨ子さんが亡くなった時のワイドショウでちょっとお顔がみれました。
吉田真梨さんは、復活シングルCDリリース時は自らヤフオクで販売しました。富山在住です、わたし。
あの時は盛り上がりましたが、ほんの3か月くらいでしたね。復活時、吉田真梨さんじたいの富山の知名度も低かったですから、現在40代くらいの人しか覚えてないみたいですね、。
おや (ハイパパ)
2007-11-18 20:58:26
自分でも書いた内容を忘れていたような記事ですが、コメントついて嬉しいです。このあたりのアイドル話を書くとスゥ~っとアクセスが減りますので(笑)

吉田真梨さんの復活劇も一時的だったのでしょうか? ここで紹介してたHPもリンク切れになってますものね。

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