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全国ツアーというと

2024年03月24日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 パラシュートというバンドがコンサートをやった際、斉藤ノブさんがMCで「俺たちは北は北海道から南は九州まで、全国(急に小声で)5か所を…」と言ってウケてました。今なら5か所というと立派な全国ツアーのような気がしますが、やはり一般には全都道府県を回るというイメージでしょうか。

 それで、考えてみると札幌、東京、名古屋、大阪、福岡で5か所。やはりこれではちょいと物足りません。昔、金沢であるコンサートを見た際、そのバンドが「次は全国五大都市でやります。ただ、金沢は六番目なので…。」と言っててガックリしたことがあります。まあ、どう考えても金沢は六番目ではないでしょうが。

 それで、上記の五つに加えるとすると仙台、広島など。これで7か所。追加するとなると横浜、新潟、京都、神戸、金沢、沖縄。ただ、東京があると横浜は近いし、大阪があると京都、神戸は近いかも。あとは四国を加えたいところですが、あそこは難しいですね。たとえば一か所選んで高松にしたとしても、実際九州とか広島に行く方が近い地域もあるでしょうし。

 あとは、適当なキャパの会場を探したり、その都度PA機材を手配したりする手間を考えると、手っ取り速いのはビルボードライブが全国にもう何か所ができるといいような気がします。別にビルボードでなくとも、同じように雰囲気が良くて設備の整った会場であれば、ステージセットがどこも同じでPAと照明も同じ感じでできて、ミュージシャンは楽器だけ持ってセットリストを考えることに集中できそうだし。

 まずは札幌、仙台、名古屋、広島、福岡などに作れば、全国ビルボードツアーというのが流行るかも。その後、金沢、新潟、神戸あたりも。そうやって夢は広がりますが、当然夢見るだけです。私がビルボードが結構好きなだけで、もっとステージが大きい会場でないと燃えない人もいそうだし。

 首都圏や東名阪でしかライブをやらないとなかなかファンのすそ野が広がらないし、イベントで地方に行く機会があってもちゃんとしたホールやライブハウスでないと、魅力が伝わりにくいということがあります。イベント広場とか野外ステージだと照明とか舞台演出で魅せる要素も減りますしね。キャンペーンで顔を見せるだけじゃなく、ちゃんとしたライブを全国でやりたいと思う歌手も多い事でしょう。

 そうやって地道にライブハウスで積み上げて行って、徐々に大きいホールでやって最終的にはドーム公演も可能になるかも。そういえば何年か前にみちのくプロレスが「ドームツアー敢行」と言ってて「おおっ!」と思ったら、「○○町多目的ドーム」とかそういうので大笑いしたことがあります。雪国では冬場でもゲートボールができるような施設作ってるところが結構ありますしね。

 ただ、東京ドームとかいうと普通にコンサート見るには大きすぎる感があります。何人くらいのホールが一番楽しめるかというのは、バンドだったり歌手だったりの特性によるのですが、その話はまた別の機会に。


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