今日のひとネタ

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田舎が似合うって

2015年07月02日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 NHKFM「歌謡スクランブル」で久しぶりに伊丹幸雄の「青い麦」を聞きました。1972年の曲ですから私は小3だったわけで、当然男のアイドルには興味無く一応歌だけ知ってたという程度。


 で、この人の経歴を調べてみたところワイルドワンズの付き人をしてたときにスカウトされたのだとか。この「青い麦」は今あらためて聞くと、曲自体もいいし歌声も甘くて結構かっこいいような気がするのですが、作曲はそのワイルドワンズの加瀬邦彦さんだったんですね。


 また当時のこの人のバックバンドは最初がフレンズで、その後ロックンロールサーカスになったようです。フレンズはキーボードがワイルドワンズのチャッピーこと渡辺茂樹さんだし、ドラムがリューベン、ベースが渡辺直樹さん、トランペットが新田一郎さんでした。ギターはもしかして西村コージさんでしょうか。そんななので、当時のライブ映像があれば見てみたいとも思うのですが、さすがにそういうのはないでしょうね。


 ところで、この曲の歌詞の最後は「僕らの恋には田舎が似合うよ」というものなので、多分キャンペーンでは相当田舎に連れて行かれたことでしょう。そうなるとファンも追っかけて行くわけで、「恋は田舎でしなきゃ!」と勘違いした女の子が、農村のごつい男子に草むらに押し倒される光景があちこちで見られたことは想像に難くないわけで、なかなか魅力的な時代でしたね。とにかく田舎の人に勇気を与える曲は素晴らしいです。(と、無理矢理な結論)