週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

§ 野田総理

2012年06月04日 22時29分35秒 | たわごと(少し硬派に振って)
野田総理が内閣改造を行った。
それと言うのも消費税関連法案を国会で通して成立を図るためである。
駄目な大臣を含めて5閣僚を新たに任命した。

個人的には小泉さん以降では一番良い総理だと思っている。
でも、人気がない。
消費税を上げて、原発を再稼動させるべく動いている。
これらが人気の足を引っ張っているのかもしれない。

何も決まらない日本。
本当のところは何も決められない日本。
何でも先延ばしにするいくじなし。
当事者能力が無く、決定権を持っていない当事者(責任回避したい為に決めない。)
そんなことで海外に通用するはずが無い。
なのに党利党略に奔走する自民党。
海外の財政赤字と比べても格段に額の大きい日本。
なのに、消費税の増税に反対する小沢さん。
一本に纏まることの無い民主党。
確かに徹底的に無駄の排除をしなければならない。
でも、消費税の増税と無駄の排除を平行して行わなければ世界は認めてくれない。
世界経済に与える影響はギリシャの比ではない。
消費税の増税の決定がなされなければ、国際政治&国際経済から受ける日本への評価は大変である。
その世界が日本に与える評価、何も決めることの無い無能力な日本。
そんな当事者能力を持たない国家が存在することが許されるほど世界は甘くは無いのである。
ねじれ国会で何も決める事ができないなら、参議院など廃止してもらいたい物である。
企業にあっても政治に有っても早い意思決定をしなければ世界から葬り去られるのである。

そんな事を考えるとぶれる事のない野田総理の信念に感心する。
増税法案が先に成るかもしれないが、その後の無駄を徹底的に排除してほしい。


原子力発電は既に神の領域に足を踏み入れたのかもしれない。
個人的には原子力発電には反対であるが、現実との妥協点を探さねばならないと思っている。
スイスの原子力発電の規制と比べるとなんと無責任な日本かと思わざるおう得ない。
原子力発電は後日別スレッドで。


日めくりカレンダーの如く毎年、いや半年ごとに変わる日本の首相。
そんなことで世界に通用する国であり続ける訳がない。
野田さんが総理になるまで野田さんのことは知らなかったと言っても良い程度の知識しか持ち合わせていない。
でも、その政治姿勢とぶれない政治心情を持つ野田総理が続く事を願う。

今の野田総理が受けている評価と後の世に受ける評価と大きく異なる不遇の政治家にならない事を願ってしまう。
後世の評価と現在の評価が一致することを願う。


東京証券取引所では自分の読みとは反対に株価が下がり続けている。
今日の終わり値が8295.63円です。
TOPIXの値がバブル後の最安値である695.51である。
買うも売るも個人の責任であるが、ここまで下がるとは思いもよらなかった。
塩漬けする気はないが、株価の損失がリアルタイムで見てみる事が出来る画面を見るとため息がでそうである。
それにしても本日の下げも強烈であった。
Cクラスの損失が今日の株価の下落でEクラスの価格まで拡大してきてしまった。
自己責任とは言え、一旦は終結しかけたギリシャ危機がいよいよスペインまで拡大しそうな雲行きである。
スペインの国債の金利は上昇しているが、赤字大国の日本の国債は低下している。
決して良い状況ではないと思うのに、日本の国債が相対的理由により買われているのである。

株価の損失もさる事ながら、債権など投信ではSクラスのAMGの損失である。
お世話になっているとは言いがたいとある空港で目にしたHSBCの広告。
DIAM、ドイチェなどに上手に運用して欲しいと願う領域を超えだしているかも。

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