週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#041 -’08. 甘草屋敷

2008年03月03日 12時12分28秒 | 山梨県の名所旧跡
今日はひな祭りと言う事で、桃の節句に因み。0303121228


前回3月3日の桃の節句の時は書きかけであった物を24日に追記してアップ。

第6回 甲州市えんざん桃源郷 「ひな祭りと桃の花まつり」 と言う甲州市教育委員会作成のリーフレットを、
お山の家に忘れてきてしまい、記事を書くことができなかった。
普段で有れば、資料など参照せずに自分の感じるまま、思うままに記事を書くのであるが、
このリーフレットは大変良く出来ているので今回のお山に行った時もって来た。

この「甘草屋敷」をメイン会場としてお雛様や吊るし雛が期間中無休で展示されている。
期間は2月9日~4月20日(日)迄である。
これから桃の花を見物して甘草屋敷・放光寺・恵林寺の信玄公宝物館などに寄るのも良い観光コースかもしれない。

解説では、甲州市教育委員会のリーフレットを使用させて頂いた。

〔 重要文化財旧高野家住宅、高野家は、江戸時代に薬用植物である甘草(かんぞう)の栽培をして幕府に納めていた家で、古くから「甘草屋敷」と呼ばれてきました。〕
竹垣に囲まれた薬草の甘草を栽培していた甘草園から主屋(おもや)。


皇太子殿下とまさこ様のお写真が受付の壁にか飾られていた。


運が悪く旅行会の団体さんの後に付いて入る形になってしまった。
団体さん達は時間が限られているから大変である。


掛け軸のようなお雛様や武者人形など。


リーフレットに拠ると、ひな飾りについて解説がなされていて、享保雛・古今雛や御所人形、五楽人などが説明がなされていた。
ここに写っている雛飾りは、御殿付きと言うことを会場の説明の方に教えて頂いた。
この御殿付きはつい最近まで作られていたそうであるが、作る人の不足で今では殆ど無くなってしまったそうである。
この御殿付が飾られているのは、ここ山梨、静岡と群馬だそうだ。


総て、リーフレットからの抜粋。
〔 ひなの吊るし飾り。
ひなの吊るし飾りは江戸時代からあったといわれて、地域により呼び名(吊るしびな・つるし・下げもん・傘福)、型(輪飾り・傘かざり)等は異なりますが、飾る心は共通のようです。生まれてきた女の子の無病息災・良縁を願い、生涯不自由のないようにと家族はもとより、親類・縁者が祈りを込めえて手作りしたもので、飾り物は、日常生活の品々が多くつくられました。〕





小さな女の子がお雛様の前に座っていました。
桃の節句を祝う、親や祖父母などの願いの篭った気持ちが少しだけ理解できました。


左側に座っている大きな人形が御所人形です。
〔宮廷や公卿の間で可愛がられて居たところからこの名があります。艶のある真っ白な肌、大きな頭にポチャとした肉づき、小さな・・・・・〕



飾りの一番下の段に鎮座している人形が五楽人。
〔五楽人
・・・・・、手、指先のふるまいから琴・笛・鼓・鞀・笙の楽器を持っていたものでしょう。〕


3月1日にお邪魔したから混んでいて当たり前であるが、団体客が去ると少し静かになりました。
ボランティアの説明の方もいて、大変参考になりました。


甘草屋敷の前は塩山駅の真前である。
その駅に信玄公の彫像が鎮座していた。



コメント
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