のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

オネガイシマス

2009年11月01日 22時22分26秒 | 日常生活
妹夫妻と祖母のお見舞いに行ってきました。
先々週、病院に担ぎ込まれたときから比べると
信じられないような回復ぶりに一安心です。

もっとも、祖母はワタクシと妹が一緒に現れたため
どっちがどっちか分からず、終始混乱模様でしたが。
何度も「ちゃんと義弟君と仲良くしているのか」
「ちゃんとご飯を作ってやっているのか」聞かれるワタクシ。

うん。仲良くしているよ。(ワタクシの勘違いでなければ。)
うん。ご飯作ってるよ。(妹が。)

ときちんと嘘ではない返事をしてきました。
お見舞いを終え、駐車場に向かう道すがら、

「オネエサンに話すことがあった気がする。」

としきりに呟く義弟君。
何度目かに呟いた後、にやりと笑って言いました。

「オネエサン。チーズケーキ、おいしかったでしょ?」

木曜日から金曜日にかけて、東京出張だった義弟君。
お仕事だったにも関わらず、お土産を届けてくれたのです。
(いや、前回の出張の際に、ワタクシが催促したわけですが。)

おかげで、姉妹揃って大好物の舟和の芋ようかんと
これまた大好物のチーズケーキをゲットできたのでした。
本日は朝食からチーズケーキ。
これがまたとろけるようなまろやかな食感で
とってもおいしいチーズケーキだったのです。

うん。確かにおいしかった!
なぜか素直に認めるのは悔しさを伴うけれど。
でも、本当においしかった!おいしかったよー!

と、お礼を言うと、義弟君がにやりと笑って言いました。

「じゃあ、また買ってきてやろう。」





・・・なんか悔しい。
なぜだか猛烈に悔しい。

でも。
次もぜひ、よろしくお願いいたします。
お土産はいつだって大歓迎です、義弟君。

おばあちゃん。
ワタクシ、義弟君とまあまあ仲良くやれているのではないかとオモイマス。

観用少女(全4巻)/川原由美子

2009年11月01日 22時08分00秒 | 読書歴
98.観用少女(全4巻)/川原由美子

■ストーリ
 ミルクと愛情を糧に生きる、観用少女(生きる人形)と
 人間たちのオムニバス物語。

■感想 ☆☆☆
 とにかく絵がすばらしく美しいのです。
 漫画として、というよりもイラスト集として楽しみました。
 出てくる女の子(人形たち)がみんなとても愛くるしいです。
 そして、彼女たちが着ている衣装もオンナノコの夢あふれる
 感じで、とてもキュート。
 レースやリボン、ひらひらのワンピース。どれもこれも
 小さな頃にあこがれ続けたアイテムばかりでうっとりしながら
 眺めました。・・・って変態っぽいですが。

 でも、お人形遊びが大好きだったり
 かわいいものが大好きだったりする人たちは
 もれなく楽しめる作品だと思うのです。

 勿論、お話自体も面白いです。
 オムニバスストーリーなので、1話1話はあっさりとしていますが
 世界観がしっかりとできあがっていて、短さを感じません。
 彼女たちの住む世界に入り込むことができます。
 でも短編。疲れることなく読み進められます。

 主食は特別なミルクと持ち主の愛情。
 持ち主と認めた人からしかミルクを飲まず、飲み終わると
 極上の笑顔を見せてくれます。
 こんな人形に会えたら、そしてこんな極上の笑顔を向けられたら
 間違いなくお持ち帰りをしてしまうだろうなぁ、と思うのです。

分かりやすい・・・。

2009年11月01日 09時56分22秒 | 日常生活
ハラヨシさん。
場所の分かりやすさをなんとか分かってもらおうと
一生懸命、説明していましたが。

なんと。
お店のホームページには
ワタクシの説明なんかより
はるかに分かりやすい説明が掲載されていました。

・・・もうね。
先にちゃんとお店のホームページを確認しろよ。
と自分への突っ込みをしつつ
ハラヨシさんのホームページを確認し
文章からも、写真からも
人となりや雰囲気は伝わるんだなぁ、としみじみ思いました。

ハラヨシさんのホームページから
ぜひお店の詳細をご確認ください☆

魚と肴 ハラヨシ
住所:博多区千代2-15-17
電話:092-651-7599

ハラにヨシ!心にヨシ!

2009年11月01日 09時54分08秒 | 日常生活
高校時代の先輩が9月に飲食店を開店しました。
ずっと「行きたいー!」と思っていましたが
なんやかんやとあって、ようやく!ようやく!の訪問。
売り上げに貢献せねば!という意気込みもあって
飲む気満々で千代県庁口に向かいました。

ハラヨシ
 住所:博多区千代2丁目15-17
 電話:092-651-7599

住所を教えてもらい、お店の名前を教えてもらい
地図で住所をしっかりと確認して、レッツラゴー!
待ち合わせをしていた友人とは、
地下鉄の千代県庁口駅で落ち合い、目星をつけていた方向へ向かいます。
地図で確認していた限り、こちらの方向なんだけどなー。


・・・見渡す限り、お店らしき光なし。
なに?もしかして、路地裏に入り込む感じ?
ちょっぴり分かりにくいところになるのかしら?

と、不安になりつつ、センパイにお電話。

「なんで勝手に歩き出すと?
 駅についたら連絡しーよ。」
と怒られながら、方向を180度変更しました。

ハラヨシ。
非常に分かりやすい場所にあります。
ちょっぴり方向音痴さんもまったく問題なく
たどり着けること間違いなし。
千代県庁口から徒歩1分かかるか、かからないか。
西部ガスさんを背中にして立つと、
左側に「イーグル」というパチンコ屋さんがあります。
そのパチンコ屋さんの前にある広い道路を渡ったら
すぐ目の前に見つかります。

・・・なんで。
なんで、ワタクシはよりにもよって
反対方向に進んじゃったかなぁ。
すぐに見つかること間違いなしの立地ですが
不安な方は事前に店主に場所をご確認ください。
店主がとても親切に場所を教えてくださいます。
くれぐれも思い込みで突っ走らぬよう。

というわけで、お店につき、
友人とふたりで「頑張った自分へのご褒美」。
久しぶりのお酒なのです。
カンパーイ!ンマーイ!!

友人とふたり。
食べたり飲んだり、話したり笑ったりしていると
常連さんらしきおじ様がお店に入ってきました。
常連だけあって、店主とも仲良し。
和気藹々とお話しています。
和気藹々とお話している雰囲気に巻き込まれ
ふと気がつくと、ワタクシたち二人にまで
お酒を1杯ずつおごってもらえることになりました。

らっき♪
ご馳走様でーす♪
ありがとうございまーす☆
お酒をくれる人はみんなイイ人。みんなオトモダチ。
警戒心もすっかり緩み
(最初からないに等しい警戒心ですが。
 特に酒の席では、セキュリティ装置が組み込まれていない
 人間なのです。)
おじ様とセンパイも交え、4人で話が盛り上がります。

「今日、初めて女の子達と話したよ。」
と、感動してくださるおじ様。
「今日、初めて」のオンナノコが嬉しかったらしく
一生懸命、ワタクシタチふたりを褒めてくれます。

「あっちの子のほうはかわいい顔しとるよね。
 で、こっちの子はきれいな顔。うんうん。
 かわいい、と、きれい。タイプが違うね。」

えへ。ワタクシは「きれい」のほうです。
「きれい」なんて言われるの、初めて♪
「今日初めて」ではなく「人生で初めて」。
隣でセンパイが一生懸命、目を細めて
どうにかして「きれい」に見ようと努力している姿なんて
これっぽっちも気にしてません。

「どうすれば綺麗に見えるとかいな?」
と呟いている姿もちっとも目に入りません。
ええ、入りませんとも。

「で、あっちのかわいい子は
 気が強そうに見えるけど、まじめで嘘がつけん子に見える。」

すごい!あたってますよー!
彼女は自分にさえ、嘘がつけません。
いつだって本音で勝負。自分にも他人にも誠実なんです。
すごいなー。やっぱり、見て分かるもんなんですねー。

「で、こっちの子は・・・・」

あ。「きれい」が消えた。
(ええ。ワタクシ、こういうところ、根に持つタイプですから。
 彼女に対する修飾詞「かわいい」は消えなかったのに
 ワタクシに対する「きれい」は消えた・・・・
 などと、メンドクサイことを平気で言います。)

「で、こっちの子は、穏やかそうに見えて
 心の中では、何を考えとうのか分からん感じやね。」

・・・!
すご。なんで分かるんだろー。
隣で、「きれいな子」という言葉にはずっと首をかしげていた
センパイが「あたっとうやん。」と晴れやかな笑顔を浮かべています。
いやまあ、本当に当たっているんですけど。
そこまで晴れやかな笑顔を浮かべられると
なんとなく理由なき反抗心がむくむくと沸き上がるというか・・・。

「あっちのかわいい子は、たぶん気が強い。
 芯が強いんやろうね。でも優しい。中身が本当にいい子。
 で、こっちの子は、優しそうに見えて中身がくされとう。」

!!!
「何考えとうのかわからん」から
「中身がくされとう」へ一気にレベルアップですよ!
ていうか、レベルアップの仕方が大きくありませんか?
中身がくされとうって!
なかなか正面から言われる言葉じゃありませんよね??

「だいたい、あっちのかわいい子は
 気が強そうに見えて、清楚で一途やろ。
 で、こっちの子は。こっちの子は。
 あんた、えろいやろ?」

・・・へ?!
えろい?!
いや!えろくはないですよ!
「何考えとうか分からん」とか「中身くさっとう」には
正面きって反論しにくいというか、
あながち間違ってはいないというか
むしろ、正しく捉えられているかも、という気がしないでもないですが。
断じて、えろくはない!

・・・はず。
なんだけどな。

と、隣でセンパイが
「こいつ、むっつりです。」とあっさり肯定しました。
こらー!

というわけで、「中身くされとう」上に「えろい」上に
「むっつりすけべ」というありがたくない称号を
3つもいただきました。

・・・女性として、と言うよりは
むしろ人間としてどうなの?!
と憤慨しつつ、またもやお酒を飲み、笑い、
大いに語り、楽しい夜を過ごしたのでした。
結局、楽しく飲めればそれでいいのです。

ハラヨシ。
店内はシンプルでゆったりとしたスペースで
居心地の良い空間となっております。
千代県庁口あたり、博多駅あたりまで
いらっしゃった方々はぜひ、お立ち寄りください☆
お料理もおいしいですよー♪

衝撃の事実

2009年11月01日 00時06分09秒 | 日常生活
友人とふたり、楽しく酒を飲んでいると
もうひとりお誘いしていた友人が合流しました。
先約があったのに、わざわざ合流してくれたのです。

でも、よかった。
どうしても今日、友人同士を引き合わせたかったのです。
ふたりを引き合わせて、次は3人で飲みたかったのです。
念願かなって初対面。わーい!
引き合わせたところで満足してしまい
あとはふたりをほったらかしのワタクシ。
ええ。実のところ、既に気持ちよく酔っ払っていて
ちょっぴり上の空だったのです。

でも、さすがワタクシの友達。
ワタクシのマイペースな酔いっぷりにも動じず対応。
ふたりでてきぱきと自己紹介を済ませます。

「ノリとはいつからの友達なんですか?高校?大学?」

「いえいえ。会社の同期なんです。
 私は割りと早くおさらばしちゃったんですけど。
 そちらは?教会が同じなんですよね?」

「ええ。でも、私はずっと行っていないんですけど。
 母親が行っている教会にノリが来て、それで母親が
 『あんたと同じ年の子が教会に来たよ。
  グッチが好きみたいやけん、あんたとも気が合うよ。』
 って教えてくれて。」

そういえば、そうでした!
ワタクシ、彼女とは「教会友達」だと思ってますけど
一緒に教会に通ったことは一回たりともないんでした。
あれ?なんで、仲良くなれたんだろうね?不思議だね?

「なん言いようと?!
 母親がせっかく教えてくれたけん、私から遊びに誘って
 一緒に昼、一緒に西南コンサートに行ったやん。
 その後、お茶しながら話して、一生懸命頑張ったのに
 まったく共通点が見つからんで
 これはもう駄目かもしれんって何回、思ったことか。
 でも、もうちょっとだけ、がんばってみようって
 夜も誘って、また一生懸命話したんよ。
 でも、やっぱり共通点が見つからんで
 あー、やっぱりダメかもーって思いよったら
 最後の最後でようやく!ようやく!
 『あー!あんた、本好きやったんね。』って
 共通点が見つかったんでしょうが!
 あんたと仲良くなるために、私がどんだけ努力したと思っとると??」





・・・知らんかった。
ワタクシ、彼女とは「自然と」「いつのまにか」
「気がつけば」仲良くなっていたのかと思っていました。
まさか彼女の努力の上に、
ワタクシたちの友情が築かれ始めていたとは。

と、呆然としていると、
隣で合流した友人が「分かる!」と力強く呟きました。

「私、気持ち、よく分かりますっ!」

へ?!
も、もしかして、あなたも??
あなたも、ワタクシと友情関係を築き始めたとき
人知れず、猛烈な努力をしてくれてたの??

「今も努力してる。」

!!!
驚いた!驚きましたよー!!
ワタクシがナチュラルに、自分勝手に、
思いのままに過ごしている隣で
友人ふたりは、ワタクシのために色々と
尽力してくれていたようです。

確かに。
面倒くさがりやのワタクシが
ふたりと関係を途絶えさせることなく
友情を深められているのは
間違いなく、ふたりのおかげなんだわ。
と、今更ながらに深く納得したのでした。

ホントにね。
ワタクシはワタクシの周囲の方々に
もっともっともっと気を配るべきかなー、と。
ていうか、気を配るなんて逆立ちしても無理なんで
せめて感謝の気持ちを忘れず過ごそう、と
心から思いました。

いつもありがとう。です。
そして、これからもよろしく、です。