「すごーい!」とか「なるほどー。」と相槌を打つたびに
「口から出まかせっぽい。」とか
「感情がちっともこもってない。」というクレームを受けるのりぞうですが
今年の秋の始めに、このブログ内で
「これからどんどん夜が長くなっていく季節。
今年の秋は、テレビっ子のりぞうをほんの少し卒業して
秋の夜長にオンナノコアイテムを楽しむ時間を持とうと決意してみました。
アロマとか料理とかお裁縫とかね。」
なる決意をしておりました。
いろんな発言をウソクサイ、と言われ、
実際、本意ではないものの、結果としてウソになってしまうことが
多々あるワタクシにしては珍しく、今年の秋から冬にかけては
宣言どおり、アロマとか料理とかお裁縫に意欲的にチャレンジ。
もっとも、宣言したものの、テレビっ子のりぞうは
ほんの少したりとも卒業できませんでした。
大体、うるさい家庭で育ったのりぞうは、
静かな部屋にいるのが苦手なのです。
本を読んでいるときでさえ、音を求めてしまうこともしばしば。
コンポが壊れている今、テレビはほぼラジオ代わりです。
お料理もお裁縫も、テレビと共に。アロマは読書と共に。
で、本日は、バレンタインデー一色に染まっている
街の光景に刺激されて、チョコレートを手作り。
チョコレートを手作りなんて、いつぶり?!
デパ地下のチョコレートを見ていたら、急に矢も盾もたまらずに
この行事に参加したくなってきたのです。
どうやらオンナノコダマシイを揺り起こされた模様。
・・・しかし、オンナノコダマシイを揺り起こされても
揺り起こされた場所は、デパ地下のチョコ売り場。
久々に目覚めたのりぞうのオンナノコダマシイが買えるようなチョコは
デパ地下になんて、おいてないっつーの!
見るチョコ見るチョコ、高くて手が出せるかっつーの!
浮かれた季節行事に久々に参加してみたいと
血迷ってしまったものの、どうせ、食べるのは自分だっつーの!
と、やさぐれながら売り場を見て歩くのりぞう。
当初はやさぐれていたものの、
今まであまり縁のなかった世界故に好奇心を刺激されまくり。
1粒1,000円や1箱10,000円のチョコに軽く興奮しまくり。
すげーーーーーーーーー!
バブル期の日本ってこんな感じ?!
なんか、たかがチョコだけど、めさんこきらびやかーーっ!
危うく、マインドコントロールされそうになったものの
のりぞうのかわいいかわいいお財布様(の中身)が
マインドコントロールにかかることを許してくださらず
結局、何も買わないままに帰宅。
でも、目覚めたオンナノコダマシイは収まらず
頭はチョコでいっぱい。
しかも、「バレンタイン」っぽいチョコでいっぱい。
なんか、バレンタインっぽいことを楽しみたいっ。
というわけで、久々のチョコレート作りとあいなったのです。
チョコレートは完成しましたが、
のりぞうの目覚めたばかりのオンナノコダマシイはちっとも眠る気配を見せず
明日はラッピングしようといきまいています。
あまつさえ、「編み物なんてしてみたいかも。」なんて
14日のバレンタインデーには確実に徹底的に荒唐無稽的に
間に合わないものにまで、興味を示し始めております。
・・・そもそも、間に合うとか間に合わない、とかそういう問題ではなく、
編み物してどうするのさ?!という根本的な問題があるのですが。
ラッピングまでしたチョコレートを自分で食べるつもりかよ!
と、冷静に突っ込む平常心ののりぞうも存在しているわけですが。
それでも、久々に桃色の季節行事を満喫できたことに大満足☆
あさっては「来ちゃった☆」みたいな感覚で
実家に帰っちゃおうかな。
あ、なんかバレンタインデーっぽい。気がしないでもない。