のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

三連休の幸せとオンナノコの幸せ

2008年02月11日 21時03分52秒 | 日常生活
朝起きて、会社に行く準備をしている途中で
本日が祝日だったことを思い出しました。
このワタクシが休日を忘れているなんて!!

ありえないような出来事が起こったおかげで
本日の祝日は、いつもの祝日の十倍くらい幸せです。
小倉から幼馴染が遊びに来てくれて
午後いっぱい、オンナノコトークやら
ミソジ間近の本音トークも満喫して
幸せに幸せが掛け合わされたような祝日。
幼馴染に手作りチョコを渡し、
ついでに家族への受け渡しもお願いしました。

先ほど、幼馴染からチョコを受け取った家族から
お礼と質問のメールが届きました。
「お姉ちゃん!これ何?!」

・・・・久々のオンナノコモードで作った
のりぞうチョコレートは、チョコだということにさえ
気付いてもらえなかった模様。




来年のバレンタインデーこそは
チョコレートを作ってみせますとも。

花束のように抱かれてみたく/俵万智

2008年02月11日 20時51分14秒 | 読書歴
17.花束のように抱かれてみたく/俵万智
■ストーリ
 花は、自分が一番美しく見える季節を知っているかのようだ。
 桜の花も、真夏の太陽の下では、寝ぼけた色にしか、見えないだろう。
 春のけだるく霞んだ空気のなかで、桜はその狂おしい美しさを発揮する。
 憂いを含んだ紫陽花は、雨の季節に。元気いっぱいの菜の花は、早春に。
 もっと元気な向日葵は、くっきりとした夏の光のなかに。四季の花を、
 歌と写真で詠いあげる写真歌文集。

■感想 ☆☆☆
 俵さんの言葉に対する感性が好きで、定期的にエッセイや歌集を
 手に取る。「五・七・五・七・七」の31文字の中にひとつの
 場面、ひとつの物語を詠み上げてみせるその能力を
 ただただ感嘆しながら読みふける。

 今回読んだ作品集は、花を主題に日常の一場面や心模様を
 鮮やかに詠み、その後に作者の一口コラムが書かれているもの。
 それぞれの花の特徴を掴み、その特徴を彷彿とさせる言葉で
 自分の気持ちを見事に表現している。たった三十一文字の言葉による
 表現だからこそ、口の中で飴玉を転がすように、何度も何度も
 繰り返し口ずさみ、その風味を味わった。
 やはり私は彼女の選ぶ言葉が好きだ。

 残念だったのは花の写真。色鮮やかで美しいけれど、
 それぞれの花をアップで捉えている為、若干、全体像が分かりにくい。
 この本で初めて出会った花たちと、ぜひ、花屋や植物園で
 再会し、全体像を確認してみたい。