■概要
日本の文化の流れに欠かせない人、残ってほしい人
忘れられない76名の横顔を偏愛のひとによる文章で記す。
■感想 ☆☆☆☆☆
久世さんの随筆が好きだ。
特に向田邦子さんとの思い出を書き綴っている随筆が好きだ。
久世さんの向田さんに対する尊敬、愛情、友情が
たくさん詰まっていて、向田さんの魅力が
しっかりと伝わってくるのだ。
この作品はそんな久世さんが向田さんだけではなく
「自分の好きな人」について語っている文章だ。
紹介されている人は、小説家、俳優、女優、漫画家、
音楽家と多岐にわたる。既に亡くなっている方、
ここに書かれた時点では元気だったものの、その後
亡くなった人、まだまだ元気で活躍している人、と
現在の状況も、また久世さんとのかかわりの深さも様々だ。
しかし、そのひとりひとりに対する愛情のかけ方には
まったく偏りがない。時には友情、時には憧れ、
ときには尊敬の念、とその思いの種類は様々だが
久世さんが一目を置いていたり、影響を受けたりしていて
だから、みんなにも忘れないでいてほしい、と
切実に思っている。
その想いが伝わってくる文章の数々だった。
その中には久保田万太郎や島田清次郎のように
既に一般的には忘れ去られている人も多い。
久世さんの紹介文を読んでいると、
彼らについてもっと知りたくなる。
作家ならば、彼らの本を読みたくなる。
女優なら、彼女が出ている作品を見たくなる。
久世さんは見事に私と彼らの橋渡しをしてくれる。
「私の住所録には、年々死者たちの名前が増えていく」
と嘆いていた久世さんも今年の始めに亡くなった。
私も久世さんがかみ締めてきた寂しさを実感している。
日本の文化の流れに欠かせない人、残ってほしい人
忘れられない76名の横顔を偏愛のひとによる文章で記す。
■感想 ☆☆☆☆☆
久世さんの随筆が好きだ。
特に向田邦子さんとの思い出を書き綴っている随筆が好きだ。
久世さんの向田さんに対する尊敬、愛情、友情が
たくさん詰まっていて、向田さんの魅力が
しっかりと伝わってくるのだ。
この作品はそんな久世さんが向田さんだけではなく
「自分の好きな人」について語っている文章だ。
紹介されている人は、小説家、俳優、女優、漫画家、
音楽家と多岐にわたる。既に亡くなっている方、
ここに書かれた時点では元気だったものの、その後
亡くなった人、まだまだ元気で活躍している人、と
現在の状況も、また久世さんとのかかわりの深さも様々だ。
しかし、そのひとりひとりに対する愛情のかけ方には
まったく偏りがない。時には友情、時には憧れ、
ときには尊敬の念、とその思いの種類は様々だが
久世さんが一目を置いていたり、影響を受けたりしていて
だから、みんなにも忘れないでいてほしい、と
切実に思っている。
その想いが伝わってくる文章の数々だった。
その中には久保田万太郎や島田清次郎のように
既に一般的には忘れ去られている人も多い。
久世さんの紹介文を読んでいると、
彼らについてもっと知りたくなる。
作家ならば、彼らの本を読みたくなる。
女優なら、彼女が出ている作品を見たくなる。
久世さんは見事に私と彼らの橋渡しをしてくれる。
「私の住所録には、年々死者たちの名前が増えていく」
と嘆いていた久世さんも今年の始めに亡くなった。
私も久世さんがかみ締めてきた寂しさを実感している。
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