のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

Q.E.D~証明終了~

2009年07月04日 01時59分30秒 | テレビ鑑賞
■Q.E.D~証明終了~
■のりぞう的2008年度冬クール4位
■木曜20時NHK放送
■脚本:藤本有紀
■出演:高橋愛、中村蒼、石黒賢

■ストーリ
 水原可奈(高橋愛)は東京の高校2年生。数学は苦手だが、
 好奇心旺盛で、困っている人を見ると世話を焼きたくなる性格。
 2008年9月、可奈のクラスに燈馬想(中村蒼)が転入した。
 彼はアメリカの名門大学を15歳で卒業したという天才少年。
 父親が刑事ということもあって、なぜか事件に巻き込まれる
 (積極的に飛び込んでいく)可奈とそれに付き合わされる燈馬。
 デコボココンビのふたりが難事件に挑む。

■感想
 「ちりとてちん」で大ファンになった藤本さんの脚本。
 そして、意外にも掘り出し物の作品が続いているNHK木8ドラマ。
 期待を裏切らない、実にNHKらしく爽やかで品のあるドラマでした。
 ありがちな1時間推理モノのドラマですが、チープな推理モノに
 終わらせず、ちょっぴり切なさも感じさせる「青春モノ」に
 仕上げられていました。

 さすがアイドル!の高橋さんは年齢なんてものともせず
 笑顔キラキラの女子高生を自然体で演じていて、
 改めてそのかわいさに脱帽。思わず見とれてしまいました。
 外見だけではなく、勝気なのに、そこが愛らしく、
 ちょっぴり照れ屋なのに、どこまでも素直で内面のかわいらしさも
 キュートに演じていました。
 もっともこのあたりは、「演技」というよりは、「脚本」の
 すばらしさなのかも。

 そして、天才少年、燈馬君を演じた中村さん。
 実にNHKちっくな品行方正な感じで、このドラマの爽やかさを
 一気に引き受けていたような気がします。

 軽く楽しめるドラマで夕食どきにぴったりでした。
 なおかつ原作は長寿モノでネタは豊富にあるようなので、
 ぜひ続編を作ってほしいなぁ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿