■ありふれた奇跡
■のりぞう的2008年度冬クール3位
■木曜22時フジ放送
■出演:仲間由紀江、加瀬亮、風間杜夫、戸田恵子、岸部一徳、
松重豊、陣内孝則、井川比佐志、八千草薫
■ストーリ
ある日の夕方、駅のホームに立っている藤本(陣内孝則)を見かけた
加奈(仲間由紀江)と翔太(加瀬亮)は彼が列車に飛び込もうと
していると感じ、咄嗟に突き飛ばす。しかし、藤本は死ぬつもりなど
まったくなかったと言い、ふたりを強く非難する。
ふたりが、藤本を自殺しようとしていると感じたのは、翔太と加奈にも
人には言えない心の傷があったから。出会ったふたりは、お互いの
共通点に気付き、距離を少しずつ近づけていく。
■感想
非常に品良く、言葉もお話も美しいドラマでした。
登場人物はみな悪人ではないけれど、善人でもない人たちばかり。
悪気はないのに、人を傷つける言葉を使ってしまったり
思いやりや優しさをたくさん持っているのに、その気持ちを
うまく伝えられなかったりする不器用な人たちが実に愛しい
ドラマでした。
淡々とした語り口に、若干眠たくなるときもありましたが
翔太とおじいちゃんの会話や、おじいちゃんとお父さんの会話は
テンポ良く、ユーモアとペーソスにあふれていて、
毎回の楽しみでした。そして、まったく悪気はないけれど
図々しく無遠慮なおばあちゃんを八千草さんがさすがの演技で
実にかわいらしく演じられていました。
なんでこんなにも困ったちゃんのおばあちゃんを
ここまでかわいらしく演じられるんだろう。
人の優しさやつながりをしっかりと感じられるラストで
非常に幸せな気持ちでドラマを見終えることができました。
タイトルバックに流れる風景とヒロインの美しさにも感動。
仲間さんの美しさは「品のある」美しさで、
山田太一ドラマにぴったりでした。
彼女を久世さんの演出するドラマで見てみたかったな。
■のりぞう的2008年度冬クール3位
■木曜22時フジ放送
■出演:仲間由紀江、加瀬亮、風間杜夫、戸田恵子、岸部一徳、
松重豊、陣内孝則、井川比佐志、八千草薫
■ストーリ
ある日の夕方、駅のホームに立っている藤本(陣内孝則)を見かけた
加奈(仲間由紀江)と翔太(加瀬亮)は彼が列車に飛び込もうと
していると感じ、咄嗟に突き飛ばす。しかし、藤本は死ぬつもりなど
まったくなかったと言い、ふたりを強く非難する。
ふたりが、藤本を自殺しようとしていると感じたのは、翔太と加奈にも
人には言えない心の傷があったから。出会ったふたりは、お互いの
共通点に気付き、距離を少しずつ近づけていく。
■感想
非常に品良く、言葉もお話も美しいドラマでした。
登場人物はみな悪人ではないけれど、善人でもない人たちばかり。
悪気はないのに、人を傷つける言葉を使ってしまったり
思いやりや優しさをたくさん持っているのに、その気持ちを
うまく伝えられなかったりする不器用な人たちが実に愛しい
ドラマでした。
淡々とした語り口に、若干眠たくなるときもありましたが
翔太とおじいちゃんの会話や、おじいちゃんとお父さんの会話は
テンポ良く、ユーモアとペーソスにあふれていて、
毎回の楽しみでした。そして、まったく悪気はないけれど
図々しく無遠慮なおばあちゃんを八千草さんがさすがの演技で
実にかわいらしく演じられていました。
なんでこんなにも困ったちゃんのおばあちゃんを
ここまでかわいらしく演じられるんだろう。
人の優しさやつながりをしっかりと感じられるラストで
非常に幸せな気持ちでドラマを見終えることができました。
タイトルバックに流れる風景とヒロインの美しさにも感動。
仲間さんの美しさは「品のある」美しさで、
山田太一ドラマにぴったりでした。
彼女を久世さんの演出するドラマで見てみたかったな。
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