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のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

ブレイブ・ストーリー/2006年日本

2007年05月06日 21時08分42秒 | 映画鑑賞
■ブレイブ・ストーリ
■出演
 松たか子、ウェンツ瑛士、大泉洋、常盤貴子
 樹木きりん、伊藤四郎、今井美樹

■ストーリ
 11歳の平凡な少年ワタル(声・松たか子)は、
 ある日クールな転校生ミツル(声・ウエンツ瑛士)が
 不思議な扉を開けて中に入っていくのを目撃する。
 扉の向こうへ行けば、一つだけ願いが叶うのだとミツルは言う。
 バラバラになってしまった家族を取り戻すため、ありったけの
 勇気を振り絞って、扉の向こうへと踏み出すワタル。

■感想 ☆☆☆
 原作を読んで感動しただけに、中盤までは
 やはり2時間の映画におさめるには無理があるな、と
 感じていた。しかし、クライマックスではやはり感動。

 原作ではゆっくりじっくり様々なエピソードを重ねて、
 私たちに伝えたいテーマを描き出すが、映画では
 ストレートに分かりやすく、そして熱く
 見るものに語りかけてくれる。

 人生には喜びがある以上、苦しみや悲しみも存在する。
 シンプルなメッセージなのに、心に染み入ったのは
 松さんの演技力のなせる業だと思う。
 声だけでも、声だけだからこそ、松さんの演技の
 すばらしさが際立つ作品だと感じた。

ムーミン谷の彗星/ヤンソン

2007年05月06日 20時31分37秒 | 読書歴
■ストーリ
 長い尾をひいた彗星が地球にむかってくるというので
 ムーミン谷は大さわぎ。ムーミントロールは仲よしの
 スニフと遠くの天文台に彗星を調べに出発し、
 スナフキンや可憐なスノークのお嬢さんと友達になるが、
 やがて火の玉のような彗星が地球に近づき・・・。

■感想 ☆☆☆☆
 二作目ですが、実質的には一作目です。
 スナフキンやスノークのお嬢さんとの出会いも
 語られている記念すべき一冊。

 「彗星がぶつかってくる」という大変不穏な設定の中
 ムーミンたちは本当のことを確かめるため、天文台に
 向かいます。地球滅亡の危機という設定ですし
 天文台への道のりは行きも帰りも大冒険の連続なのですが
 ムーミンたち一行は普段のスタンスをまったく崩しません。
 地球滅亡の危機に、一応はおろおろしたり、びくびくしたり
 しているのですが、それでもどこかピントがずれている
 彼らを見ていると、焦っても仕方がない、人生なんて結局は
 なるようにしかならない、という気持ちに襲われます。
 
 彗星衝突のニュースに
 「おそうじする気がなくなっちゃったわ。」
 と嘆くムーミンママは今回も大変素敵です。
 しかし、今回の一番のお気に入りはなんといってもムーミン。
 彗星衝突が間近に迫り、洞穴に避難してきた一同は
 彗星とは全く関係ないことでドタバタ騒ぎを繰り広げます。
 その際
 「俺の心配をしてくれるやつはいないのか?」
 と騒ぐ同居人に言い渡すムーミンの科白。

 「いません。ぼくたち、ほかにいっぱい考えることがあるんです。
  だから、あんたのことを考えるのなんか、
  ぜんぜんよけいなことだと思うんです。」
  
 なんだか元気と勇気をもらいました。

優越感を噛み締める

2007年05月06日 19時58分41秒 | 日常生活
黄金週間も最終日です。
黄金週間といえども、デパートやらテーマパークやらは稼ぎ時。
つまり日本国民のほぼ半分は働いているのです。
通常以上の忙しさを味わっている方々がいるから、
のりぞうは休日の楽しさを味わえているわけで
働いている方々には心の底から感謝と尊敬の念を抱いています。

・・・と、考えられるだけの心の余裕があるのりぞう。

実は、明日までがのりぞうの黄金週間です。
先ほど、サザエさんを見て危うくユーウツ気分に
襲われそうになりましたが、明日もまだ休日!
やっほーい!と思わず歓声を挙げました。

昨日は同期にさりげなく休み自慢を行い
心底、羨ましがられました。
羨ましがっていただけると、
それだけで更に休みの価値が上がる気がするお手軽体質です。
たやすく暗示にかかれる体質だろうと思われます。

あまりに同期が素直に羨ましがってくれたため、いい気分になり、
大きな声で休みに対する抱負を宣言いたしました。

「あと二日は家から一歩も外に出らんけん!
 ひきこもりをまっとうするけん!」





「・・・自信満々で宣言することじゃないよね。」
「別に宣言しなくても・・・。
 のりぞうのいつもの休みと変わらんやん。」

さすが同期。大変的確な突っ込み、ありがとう。

挙動不審

2007年05月06日 19時34分16秒 | 日常生活
同期の結婚式二次会に参加してきました。
二次会の参加者が約100名という大規模パーティです。
参加者全員がほぼ同年代の若者。
しかも色とりどりのカクテルドレスやらワンピースやら
若者スーツやらで、おっされーに着飾った若者。
のりぞうが普段出没する場所とは全く異なる雰囲気に
すっかり圧倒されてしまいました。

「ねえ。なんだか中学生、高校生時代に
 学校の先生から立ち入り禁止を言い渡された場所に
 寄り道しているような気持ちになってるんだけど。
 いてはいけない場所にいて、補導されないか
 びくびくしている中学生みたいな気持ちなんだけど。
 ・・・ワタシ、浮いてない?」

力なくつぶやくのりぞうに対して、
一緒に参加した同期が優しくたしなめてくださいました。

「・・・のりぞうちゃん。
 ここにいる人たち、みんな、つまり
 のりぞうちゃんも含めて同じ世代だからね。
 若者っていう同じカテゴリやけんね?
 そんなにびくびくせんで、いいとよ?
 自分のカテゴリを認識違いしとるやろ?」

そっか!同じ世代なんだ!
ということは、私たちもあんなふうにキラキラしてるの?
実は気付いてないだけで、あんなにも色っぽいものなの?
思わずみとれられちゃったりしてるの?





・・・ごめんなさい。
自分に都合よく妄想世界を作り上げるところでした。
ていうか、無理がありすぎて、妄想世界に入り込めませんでした。
世代が同じでも超えられない壁は存在しちゃうんだね。
と新たな気付きを得るのりぞう。
どう好意的に解釈しても、のりぞうは
「間違ってお城の舞踏会に来てしまった小娘」役でございます。

と、開始当初こそ、おどおど挙動不審でしたが
普段はてれやでぶっきらぼうな同期が
本気で喜んだり照れたり感動したりしている様子も見られ
ほんわか幸せ気分をおすそわけしていただいた二次会でした。

さて、次の幸せお裾分け日は再来週の土曜日です。
しばらく笑顔に困らない日々が続きます。