猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

黄色い悪魔

2006年01月31日 04時15分34秒 | ぶ~すか言ってやる!
3~4日前、喉の痛みを覚え、また風邪か!?と疑った。
窓を開け、ちびくんのくしゃみで、はたと気づいた。

か~ふ~ん~か~!!!!!

そう。
私は花粉症。
春はいつも、喉の痛みから始まるのである。

しかし、この喉の痛み。
ずっと続くわけではない。
毎シーズンの最初だけ喉が痛み、その後はひたすら痒みに悩まされる、といった方向へ症状は移る。
そして、この痒みこそが、毎年私をノイローゼになるかも、というくらいに苦しめ、奇妙な動きをさせる大きな要因となっている。
その痒みとは.....。

花粉症の症状といって人は何を思い浮かべるか。
目のかゆみ?鼻水?くしゃみ?
もちろん私とて、それらの症状に悩まされる。
が、しかし、私の場合、あの痒みほどにはそれらで苦しむことはない。

私がもっとも苦しむのは、口の中、鼻の中、耳の中という、粘膜で繋がった場所の痒み。
そう、何をどうやっても掻けない部分の痒みに、毎年もだえ苦しんでいるのである。
それは、耳の奥、鼻の奥、喉の奥が繋がっているところ。
そして、口腔内の上顎部分(歯の内側の口蓋部分)。
酷いときには舌まで痒くなってくるから、その苦しみたるや、
「うがあ~っ!」
と叫びたくなるほどだ。


思えば.....
毎年、花粉予報が出る前に、敏感にあの黄色い悪魔の到来をキャッチする我が身に、どれだけ一人悪態をついてきただろう。
おまけに、肌も鼻も敏感なちびくんも花粉症らしく、実は我が家には春はあってもなきに等しい。
まあ、薔薇の季節になる頃には、それもなんとか治まるが、一番浮かれたい時期にマスクで完全防備では、そりゃあいくら私が分別のある大人とはいえ(?)、暴れたくもなってくる。

なんで日本はこんなにスギを植えたんだ?
ひのきの香りは素敵なのに、なんで花粉は憎憎しいんだ!?

ああ、憂鬱。
ま、それでも今年は随分と花粉の量も少ないというし、私も外出はあまり出来ないのだし、いつもほどではないかもしれないけれど。

ちなみにこの口内、喉、耳の痒み、花粉症の症状としてはいまだ医師たちの間にも、こういった症状があるという認識がされていないらしいけど.....。
ネット上では同じ症状に悩む人間たちのスレッドが立てられているくらいだから、結構人口は多い模様。

そういえば、まだ「花粉症」という言葉もないような私が幼き頃。
祖母が暮らす山形で
「口の中が痒い~」
と言ったところ、
「嫌だね~この子は。変な病気じゃないだろうか?」
と言われたことがある(東北弁でだが)。
「花粉症」という言葉がない頃に花粉症で悩んでいたということは、あの頃私は時代の最先端をいっていたってこと?
(嬉しくないけどエッヘン)

ああ、ご同輩。
あなたはもう、花粉をキャッチされただろうか。

春は.....
嬉しいけれど、
春は.....
憂鬱。
皆さん一緒に頑張りましょう~(泣)
コメント (6)
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網 VS フライパン

2006年01月31日 03時28分28秒 | 今日のお弁当
最近、おなか周りの脂肪がとみに気になりだした私。年齢ももはや成人病に気をつけねばならない域に入っているとあって、食事にはそれなりに気を使っている。野菜をたっぷり摂ることだとか、添加物の極力少ない食品を選ぶとか、油は控えめに使うとか、神経質にとまではいかないが、ある程度は意識を持たなければと考えている。と、いうのも、我が家は二人とも大変な大食漢であるし、甘いものも大好き。その好きなもの、美味しいものを、人生の中で出来るだけ楽しんでいくためには、病気になっては大変困るのである。で、今までならばフライパンで焼いていたものも、最近では網焼きなどにして、カロリーを抑えると共に、よぶんな油を落とすようにしている。それはもしかしたら、効果としては微々たるものかもしれないが、なんとな~くヘルシーな食生活を送っている気になって、自らの健康意識を高める役にも立つ(気がする)。

で、今日のお弁当。

<豚ロース肉味噌漬け><にらたま><大根とえのきの梅サラダ>

<豚ロース肉味噌漬け>
*市販のものを網焼きにする。
<にらたま>
*にらは食べやすい長さに切る。卵は溶いておく。フライパンに薄く油をひいて、卵をふんわり、ひと口サイズにほぐすようにかき混ぜながら焼く。卵が焼きあがったら一旦取り出し、フライパンに再び薄く油をひき、にらを炒める。取り出しておいた卵を加え、醤油、砂糖で味を調え一気に仕上げる。
<大根とえのきの梅サラダ>
*大根はいちょう型スライスにし、塩をふって揉んでしばらく置き、水で洗い流しておく。えのきは小分けにし、茹でておく。梅干をペースト状にし、わさび、塩、砂糖、酢で伸ばす。水気を絞った大根、えのき、梅ドレッシングを合わせ、味を馴染ませる。

豚味噌漬けはお弁当にぴったりのおかず。香ばしくて食べ応えのある、美味しい主役だ。今回は市販のものを使ったが、いつか自分で漬けてみたい。どなたか「こんな風にすると美味しいよ」とご存知の方、ぜひ教えて下さい。
にらたまは好みで炒めたにらに直接溶き卵を流し込んでも。半熟が好きな方にはそちらのほうがお勧めかも。
梅とわさびを使ったドレッシングには、好みで煎り酒を加えてもなお美味しい。どこかの料理ページには、梅とわさびの組み合わせを「梅に鶯」と呼ぶのだと書いてあったが.....
風流とはいえ、サラダにはちょっと合わないかな。
でも.....
もうすぐ梅に鶯の季節。やっぱり春が待ち遠しいですね。

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恐るべしサ○ゼリヤ、恐るべしレストランチェーン

2006年01月30日 04時57分01秒 | お出かけ
ここ数日、体調がいいちびくんと、暴れん坊ちゃあこにお留守番をお願いして、一週間分の食料を買出しに行ってきた。

実は近々、いつも行っているスーパーが建物ごと建て替えとなると知り、その工事期間にどこへ買い物へ行くべきか検討中の私。
ギリギリ徒歩圏内である地下鉄駅前に出来た大型スーパーを候補にして、先日も偵察をしてきたばかり、なのだが.....。
今日も今日とて、何か良いものはないかとそのスーパーを目指す。
そこは、我が家から徒歩で20分、新横浜駅の隣であるにも関わらず、つい最近まで字(あざ)という住所表記があったくらいに閑散としていた場所だが、昨年あたりから、その大型スーパーと並んで、かっ○寿司、牛丼のす○やといった外食チェーン店も出来始めたため、近辺では注目のスポットなのだ(笑)

そして.....。
目的の大型スーパーを差し置いて我々が注目するのが、すぐ隣にある、激安ファミリーレストランのサ○ゼリヤ。
いつだったか、誰かに誘われて初めて入った時から、私とゴンザはあまりの安さに驚嘆し、その激安ぶりにも関わらずそこそこ食べられる味にすっかり感心してしまったため、その後も数度訪れては(今日も含め)、またその安さに驚嘆しながら食事をするのが楽しみになってしまったのである(爆)

例えば.....
驚くなかれ、キッズプレートが¥199!
なんと、ハンバーグ60gにフライドポテト、ソーセージ1本、コーンとグリンピースのサラダ、ミニフォカッチャ2個、デザートのミニゼリー2個がついて、その値段である!
他にもチャウダーなどのスープ類は¥149、キャベツ1/6個ほどもあるピクルスも¥149、直径20cmほどのピザが¥399、ペンネアラビアータ¥399、ミラノ風ドリア¥299.....
グラスワインに至っては、1杯¥98!!!!!
一番高いステーキでさえ、¥1000に届かない.....。

そして、何より驚くのが、その料理のどれもこれもが決して不味くはなく、ある程度の満足を与えてくれる味だということだ。
値段が値段と思えば、奇跡と思えるほどに美味い!
そう言っても過言ではないくらいのクオリティを目にしては、いつも最初から最後まで感心しきりで店を後にする我々である。
恐るべしサ○ゼリヤ、恐るべしレストランチェーン。

しかし、これは感心ばかりしている場合でもない。
安く飲み食いさせてくれる店が大量に出てくれば、バーで働くゴンザとて、涼しい顔はしていられないからだ。
酒の味や時間空間を買う価値を知っている者ならいざ知らず、実際華やかな時代を知らない、お金のない若者などは、1杯¥98のワインで満足してしまうだろう。
長居が出来て、気を使って遊ぶ必要のないファミリーレストランのほうが、バーなんかよりずっといい、という人間だって増えていくに違いない。
横浜でも老舗のバーがどんどん閉店したり、移転したりしているのを見れば、居酒屋世代、ファミレス時代の煽りが、その行き先に影響しているのは明らかで、それはある意味、文化の衰退をも意味しているような気さえしてくる。
サ○ゼリヤをアミューズメントとして楽しみながらも、ふと、外食産業全体に思いを至したりなんかする、心配性の私だった。

でもね.....
機会があったら皆さんどうぞサ○ゼリヤへ(別に回し者ではないが・笑)
色々な意味で感心出来るよ~。
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新しい家族

2006年01月29日 00時00分36秒 | 猫たち
あたくし、erima家の新しい家族ですの。
erimaの、妹の家からやって参りました。

ながーくて、ほそーい手足が自慢ですのよ。
手先とつま先は磁石になってて、金属のあるところならどこでもぴたっとくっつけるし、スリムなものですから、どこへでもぶら下がることが出来るんです。
素敵でしょ?

で、新しい家に来た感想ね。
これは内緒ですけれど、この家の猫ったら、女の子のほうが超おでぶさんで、あたくし、一瞬彼女が自分の仲間だってこと、気付けなかったくらい。
彼女にはあたくしのマネはきっと無理だから、仲良しになれるかどうか.....。
あ、でも彼女、筋力はすごそうだから、もしかするともしかする、かも。
あら、誤解なさらないで。
意地悪なんかで言ってるのではなくってよ。

でね。
これもまた内緒なのですけれど、男の子のほうがとっても素敵なんですの!
あたくし、自分でも気付いていなかったんですけど、年上の男性が好みだったみたいで。
彼の毛の色は、グレーがかったベージュで、本当になんともいえずきれい。
真っ白なあたくしの毛と、とってもお似合いだと思いませんこと?

そうね.....
あたくし、これからこの家のどの場所で過ごそうかしら?
とは言っても、この家、とっても狭いから、選択の余地はあまりないんだけれど。

でもね。
狭いぶん、どこにいても家族が見渡せてさみしくないんだって、erimaは言ってるの。
あたくし、本当は静かなところのほうが好きなのだけど.....
ちょっとだけそんな生活が楽しみ、かも。
あ、これも内緒よ。

皆さん、erima家の新しい家族をどうぞよろしく。
あたくしとお友達になってくださいね。
コメント (10)
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訃報続くハリウッド

2006年01月28日 00時11分25秒 | 映画
アメリカから、名優たちの訃報が続いている。
私の大好きだったクリス・ペンが43歳で、ジョン・スペンサーは59歳で亡くなった。

どちらの訃報も、この日本のTVなどでは取り上げられることもなく、私自身、新聞の小さな訃報欄で知ったのだが、本当に惜しい俳優達を亡くしたと思う。
ゴンザと共に暮らす前は映画(レンタルビデオだけど)浸りの生活を送っていた私にとって、素敵な俳優達が次々に向こう岸へ行ってしまうのは、とても寂しいことなのだ。

クリス・ペン。
彼のことを知っている人がどれくらいいるか。
私と同年代の方なら、古くは映画「フットルース」で、ケビン・ベーコンの、ダンスの下手な相棒を演じた俳優といえばわかるかもしれない。
また、映画好きの人なら、彼が「レザボアドッグス」や、「トゥルーロマンス」といった、すこぶるクールな作品で好演していたのをご存知だろう。
「フットルース」に出た頃はまだ、クリストファー・ペンと名乗っていたと思うが、その後大幅に体重を増やしてからの彼は、本当に素敵だった。
私は、この人の兄、ショーン・ペンより、クリスのほうがずっと好き。

死因はまだ不明だそうだが、犯罪に絡んだものではなさそうだという話である。
私は一瞬、オーバードーズ(麻薬摂取過多)かと思ったが.....
もしそうなら、麻薬で多数の名優達が逝ってしまうのは、悲しい限りだ。
リバー・フェニックスしかり、ジョン・ベルーシしかり。

しかし、今思えば「トゥルーロマンス」のキャストはすごかった。
クリスチャン・スレーターから始まって、ゲイリー・オールドマン、デニス・ホッパー、ヴァル・キルマーに、クリストファー・ウォーケン、サミュエル・L・ジャクソンにブラッド・ピット。
キラ星のごときスター達と共演し続けたのも、クリス・ペンにそれだけの魅力があったからだろう。
ただ、彼の死因がオーバードーズと勘ぐった理由も、この人たちのほとんどが麻薬に侵されていた、っていうことからなんだけど。
短絡的かな。

しかし、理由はどうあれ、私は彼が好きだった。
謹んでご冥福をお祈りします。

ジョン・スペンサー。
すごく老けて見えたけれど、まだ59歳だったんだな。
心臓発作だったというけれど、本当に突然のことで本人も無念だったろう。
「ザ・ホワイトハウス」のレオ役でも、ストーリー上で心臓発作に見舞われたらしいが、まさか実際にそうなってしまうとは.....。
本当に残念。

追悼の意味をこめて。
ここらで.....
また、ビデオ三昧の(今はDVDか)日々を送ってみるのもいいかな。
コメント (4)
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