猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

ゴールは続きの先にある。

2021年06月25日 12時20分08秒 | 東海道五十三次

 

実はこの水曜日、しれっとゴールしてました(笑)

東海道五十三次総距離495.5km +佐屋街道35Km。

歩ききったよ!

 

 

例えばこれから旧東海道を歩きたい、という人に、

何かひとつ、我々がアドバイス出来るとしたら...

 

道中にコンビニはないと思え

 

いや。

 

コンビニだけではなく、

基本、店はないと思え、か...

 

旧東海道は、

車での移動が主流になるに従い、

その機能の多くが新しい街道に移行したためか、

スーパーもコンビニも、

ほとんど存在しない。

 

逆に、老舗の和菓子屋や鰻屋などは、

その歴史を映すように、いくつもあるが、

現代人の我々が日頃慣れきっている、

 

「次のコンビニで買えばいいか!」

 

は、まったく通用しないといってもいい。

 

旧東海道を歩く上では、

『昭和の基準』で考えよう。

 

古い商店街はあっても、残念ながら、

一部の地域を除いて、

ほぼ、シャッターが降りている状態である。

 

その代わり、トイレについては、

各自治体が、旧東海道の史跡の整備と共に、

小さな公園などを設置している例が多いため、

さほど困らずに済む。

 

(特に静岡県はよく整備されていた。

 逆に滋賀県はトイレが全然なく...

 

飲み物や非常食は常に携帯し、

マメに補充しよう。

 

トイレは見つけたら行っておこう。

 

そして何より、頑張り過ぎずに楽しもう。

 

いざとなったら、

アプリでタクシーを呼ぶことも出来る時代である。

 

弥次さん喜多さんもきっと驚いているだろう。

 

 

五十三次歩き旅、楽しかったです♪

「いつかやりたい」ではなく、「よし、やろう!」

『思いつき』を、楽しむ心があれば。

 

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これさえあれば!  〜地図の読めない女の味方〜

2021年06月19日 16時02分48秒 | 東海道五十三次

 

箱根、薩埵峠、宇津ノ谷峠、金谷坂から小夜の中山、鈴鹿峠。

旧東海道を歩く場合、高低差を把握出来ると予定が立てやすい。

 

 

旧東海道歩きの旅において、

私が参考にしたのが、

 

 

 こちら

 

 

箱根や鈴鹿を通る、歩き旅において、

高低差はすごく重要。

 

ここからあそこ、

という目標を立てた際の、距離の把握も。

 

 

山の中でもしっかり整備されている東海道。

すんごいキレイなトイレもあったり。

 

 

これを見れば、

自宅から行き来しながら歩く場合にも、

泊まりながら歩く場合にも、

 

どこからどこまで歩くのか、

どの駅を使うのか、

どの辺りを拠点にするのか、

 

予定が立てやすくなる。

 

「ここまで歩けば横に駅があるから、

 ここから帰って来よう!」

 

とか、

 

「今日の目標地点はここだけど、

 近くにホテルがないから、

 電車で数個先の駅まで行って泊まって、

 翌日また、戻ってスタートしよう」

 

とか、

 

「今回の一日目のスタートはこの駅だけど、

 次に東海道沿いに駅があるのはここだから、

 その日は何キロ歩ききらないといけない」

 

とか。

 

やる人がいるかどうかはわからないけれど(笑)

 

歩き旅はすごく楽しい。

 

 

坂の名前もいろいろで、『いわれ』と共に面白い。

そういえば、都内なんかの坂もそうだよね!

「んん!?女転しとな!」

 

 

実際、我々の周辺には、

結構いたりするんですよ。

 

旧東海道を歩ききった人。

 

人によって、

『数年かけて、仲間たちと休暇を合わせて』とか、

『一人で行きました〜』とか、

スタイルは様々だけど。

 

ちなみに一人で歩いた彼は、

四国八十八箇所も歩ききったんだって!

 

すげー...

 

(オレもいつかやりたい、という野望)

 

 

もう〜!そんな無茶ブリぃ〜!?

はいはい、やりますよ、ちゃんと!

 

 

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みんなかつては歩いてた。

2021年06月14日 12時48分55秒 | 東海道五十三次

 

旧東海道の『保存』に対する取り組みは、地域によって様々。

郵便局や信用金庫の中には、古い建物を活かしたり、模したものも。

大変だとは思うけど、こういうのがもっと増えるといいな♪

 

 

自分がやる気がない、

もしくは想像したこともないコト、

だからといって、

それをやる人がいないワケではない。

 

我々の『旧東海道歩き』を知って、

 

「ぜってー車とかで行ってて、

 いいところだけ写真撮ってるんだろ?」

 

と聞いてきた人がいるが、

 

「そんなんじゃ意味ないじゃん!」。

 

歩くと言ったら歩くし、

やると言ったらやるのである。

 

たとえば何のためかわからなくとも、

 

『やることに意義がある』。

 

言い出した張本人だから、

というのもあるけれど、

私が、

 

「もう一歩も歩けない」とか、

「疲れてイヤだ」なんて、

一度も言ったことはないし、

(そりゃ富士山のコトでは愚痴ったけどさー)

フツーのおばさんにだって、

歩くことは出来る。

 

いや、フツーのおばさんだからこそ、

ただ単に、歩くだけのことも楽しめる、のか。

 

(美味しいモノや歴史もね!)

 

日本橋を出発点とし、

京都三条大橋を終着点とした、

旧東海道歩きは、

現時点で、残す行程約50キロ、だが、

マンボウやら緊急事態宣言やらで、

中断を余儀なくされ、

それが例えば明けたところで、

今度は夏の暑さが敵となるゆえ、

続きはいつになるか...

 

50キロといったら、

二日でおつりがきてしまう距離。

 

次回出発したら、

もうこの旅が終わってしまうのだなぁ、

と思うと、ちょっと寂しい。

 

好きっていうのもあるけれど、昔の建築って美意識が溢れてると思う。

職人さんの細かい部分へのこだわりとか誇りとか。

 

 

 

 

 

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歴史を歩く。

2021年06月13日 12時35分15秒 | 東海道五十三次

 

名所旧跡景勝地、街並み建築看板マンホールの蓋!

時間があっても写真整理が追いつかない、旧東海道歩きの記録。

 

 

近頃、Wikipediaが面白い。

 

あちらが寄ってきているのではなく、

私が寄っていっている、という意味で。

 

「何のこっちゃ!?」

 

と思うかもしれないが、

要は、歴史上の人物や出来事を調べると、

その多くに、

旧東海道上の宿場町などが出てきて、

 

「ああ、あのあたりが...」とか、

「へぇ、あそこでねぇ!」と、

 

通ったことがある場所だけに、

ぐっとそれらが身近に感じられ、

より一層の興味が持てる、と。

 

実際、旧東海道上には、

ところどころに

『誰それと誰それ会見の地』とか、

『あの人がこの人を討ち取った場所』

なんて史跡があって、

自分で撮った写真と、

ネット上の記述・記録を見比べるのも面白い。

 

思えば車や列車がない時代は、

日本史上で活躍した人の多くがこの道を通ったのだ。

 

そういえば『明治天皇御休憩の地』の記念碑など、

いくつ見たかわからないし(笑)

 

iPhoneとは便利なモノで、

たとえばWikipediaで、

『現在は◯◯町となっている××の地で』

なんて記述を見て、

◯◯町と検索すれば、

自分の撮った写真から、

あっという間にその場所で撮影したものを探し出してくれる。

 

こんな時代がやってきたなんて、

旧東海道上を往来した歴史上の人々はどう思うかな?

 

現代人は思います。

 

歩いてみないと、

見えないものってたくさんありますねぇ!

 

皆さんの足跡が、『今』なんですね、

と。

 

※ 現在マンボウと緊急事態宣言により、旧東海道歩きは中断中。

 

 

シーボルトさん関連も記録がたくさんあるのか、たびたび。

 

マンホールの蓋も地域によって違うのが楽しい。

 

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雲助徳利の墓。

2021年05月12日 11時00分43秒 | 東海道五十三次

 

旧東海道歩き。

箱根山中から三島市に入った辺りにある【雲助徳利の墓】

同じ酒呑みとして、

「あ、続きは代わりに呑んどきますんで♪」

と、手を合わさずにはいられず(笑)

はて。

雲助さんは、『禁酒法』の今の世に何思う...?

 

三島市が設置した解説の、最後に添えられた一文がステキ♪

 

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