猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

出会いを逃すな。

2017年04月10日 19時12分40秒 | アルバム

 

千葉の山の中で出会った、1930年代のデカンタと...

 

1920年代のソースパン。

 

それと...

持つ機会が訪れるのか?

美しいパーティーバッグを買おうか迷っていたら。

「こういうのは出会いだから、それを逃すべきではない」と、ゴンザのひと言。

「そのために働いている」と。

確かに、そうして出会った、英国のチェストも、中国の花瓶も。

買ったことを後悔したことはない。

『少し無理をしてでも美しいものを買う』ことが、日々を大きく変えてくれるのだ。

 

 


使い初めは、お食い初め。

2014年04月07日 08時30分47秒 | アルバム

 

昨日は姪のお食い初めでした。

一族揃ってわいわい。わいわい。

あのお膳も、いよいよデビューです。

 

古い、古いお膳だけれど、こうして、新たな人生の始まりの儀式に使われることで、
長き眠りから覚めたことを、きっと、喜んでくれているのではないかと思うのです。

この子の生きるこれからが、平和で、満ち足りたものでありますように。

 

ママ手作りの愛情こもったお料理と、
大張りきりの伯父(笑)、ゴンザが焼いた大きな鯛で。

身に余る大役ながら、私が『祖父母』の代わりに、姪の口に料理を運びました。

すくすく、大きくなあれ。

元気であれば、なんでもいいから。

 


『明治時代』をもうひとつ。

2014年03月10日 23時01分07秒 | アルバム

 

衝動買いのそのあとは。

勢いに乗って、先日手に入れていた、こちらの開封に着手しました。

 

明治二十三年製。

中身は...

 

丁寧に紙で包まれた、

 

輪島塗のお膳。

たぶん蔵かどこかに仕舞われたままだったのか、それでも状態は良。

 

漆器そのものだけでなく、それを包んでいた紙も、興味深い。

これは何か、伝票の類かな?

 

『包み紙』に使われていた新聞は、一部が大正十五年のもの。

一番新しいものでも、昭和十八年のものだから...

もしかすればそれ以来、使われていなかったのかも。

 

ボロボロだったそれらには、アイロンをかけて、大事にファイルしました。

結構時間のかかる作業なので、ほどくのは一日一膳が限界かな?

また新しい発見があったら報告します。

 

 


衝動買い。

2014年03月09日 16時34分43秒 | アルバム

 

明治時代の重箱。

とある、アンティークショップで、思わず衝動買い。

たぶん一生後悔しない。

 

樹の瘤に見たてて、チラと螺鈿を光らせるセンス。

地味に見える部分の細工の細かさ、余白の美。

かつての日本人の美意識には、壮絶なものがあると思う。

アールヌーヴォーの作家たちが、何を目指したか、わかる。

...気がする(笑)

 

美しさと可愛らしさ、そして少しのユーモア。

きっと、たくさんのものを、愛おしんでいたんだなぁ。

 

『見えないところ』にこだわる心も。

新しいものもいいけれど、古いものにも、もっと目が向いてもいいのにな、日本。