猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

いただきモノ長者

2005年06月30日 06時39分24秒 | 美味しいもの
ゴンザの同僚から、たっぷりのイクラを頂いた。

先日の海の幸祭りの興奮も冷めやらないうちに、我々の舌と胃袋がまたもや幸運に恵まれた理由は、その同僚Aの奥さんであるSちゃんの実家がお魚屋さんであること、なのだが、これまたプロの目が選んだものだけあって、美味しそうなイクラである。
となれば、当然今度はイクラ丼祭りを開催せにゃなるまい。

しかし、ただイクラを酢飯に載せるのも能がなかろうってことで、あり合わせではあるが、干ししいたけ+エリンギ、油揚げ、ニンジンを煮て、酢飯に混ぜ込んでみる。
そうね、イメージとしては駅弁フェアみたいな感じ。
で、ご飯が出来たら、器に盛り付け、そこに磯海苔をトッピング。
そして...主役のイクラをガバッ。惜しみなくガバッ。

で、出来上がり~♪

そりゃあ~た、美味しくないはずがありませんよ。
ペロッと頂いちゃいました。

ちょっとばかし、成人病とか気になるけど...
ゴンザのダイエットにも良くないけど...

まっ、美味しかったからいっか。
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二つの裁判

2005年06月29日 01時42分56秒 | ぶ~すか言ってやる!
和歌山カレー事件の林真須美容疑者に再び死刑判決が出た。

私自身、この判決は妥当であると思うから、何の文句もないのだが、ただ、報道を見ていてふと思った。
あの...
「判決が出ましたっ!今、判決が出ましたっ!」っていうやつ。
カメラ前まであんなに全力疾走するのって、なんか意味があるんですかね?
やっぱあれですか。他局を出し抜いて、0コンマ何秒でも早く、ってことですか?
それとも緊迫感が伝わるように...ですか?
どこかの局の女性レポーター、カメラ前ですっ転んでいましたが。
で、何を言ってるのかあんまりわからない。
「今、ハァハァ..判決..ハァハァ判、判、判決がででで出ました!ハァハァ...」って。
ねぇ。
大切な、大変なことなんですから、落ち着いて伝えていただけませんか?

奈良の騒音おばさん。公判が開かれました。
でもあれって、私の個人的見解ではありますが、裁判所以前に、病院の管轄的なとこないですか?
そりゃ、やってることからいったら、ケーサツのお世話にもならなきゃいけませんけど、
カメラに向かって叫ぶあの目とあのセリフ。普通のものじゃないと思うんですが。
治療しないと、また同じこと繰り返すんじゃないですか?
彼女に限らず、日常に潜んでいる狂気は、何かをきっかけとして爆発するものでしょうから。
しかも、報道の皆さん。明らかに面白がっていますよね?
私にしてみれば、不必要なダッシュでコケたり、鼻息も荒く、髪振り乱しているレポーターのほうがよっぽど面白く見えるんですが(やらされてる本人たちは可哀想)...。

あっ、そっか。
それが狙いですか!
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うがぁ~!

2005年06月28日 21時04分36秒 | ガーデニング
日曜日に遊び呆けていた間に、薔薇の鉢が水切れを起こしてしまった...。

暑い季節は毎年注意深く、水やりのタイミング見極めることにしているのだが、今年はいつもと様子が違うらしい。思った以上の蒸散の早さだ。
そういえばPRIDEの会場にも、小池百合子環境大臣が来て、リング上で「チーム -6%計画」とやらを呼びかけていた。温暖化を防ぐために、冷房の温度設定は28度に、過剰包装は断って、という話だったのだが、その呼びかけに応える形で、スーパーアリーナ内も28度に室温が設定されていて、選手、観客、の熱気相まって、大変な暑さだったんだっけ。屋内であんなに暑いんだもの。外はもっとだって、早く気付くべきだったんだ~!
しかし、後悔先に立たず。大切な大切な2番花の1部が、干からびちまった...(泣)

泣く泣くチョキンと切り取る前に、せめて、せめて、在りし日の姿を残しておきたい。
でも...
もう、こんなですわ。
うがぁ~!
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PRIDE GRANDPRIX 2005 2nd ROUND 

2005年06月27日 23時36分38秒 | お出かけ
私とゴンザは格闘技観戦が大好きである。
中でも、総合格闘技であるPRIDEは、知人からチケットを頂いたことから実際の観戦が始まり、昨年などはほぼすべての開催に合わせて、競技場に足を運ぶまでとなった。
実際、昨年の年末、一昨年の年末も、年越しをしたのは埼玉スーパーアリーナ。PRIDEが開催した「プライド男祭り」の会場で、である。

さて、昨年は本当に面白い試合ばかりだったこのPRIDE GRANDPRIXだが、今年は大阪からの開始だったので、さすがに我々も足を伸ばすことが出来なかった。
しかし今回ようやく、埼玉スーパーアリーナへ帰還となったため、チケットを購入。
満を持して、昨日の日曜を迎えた。
1枚1万7千円也(S席)のチケット料金は普通に考えると決して安くはないが、好きな者には大枚はたく価値が充分にある。
TVでは伝わってこない臨場感、豪華な演出、鍛え抜かれた選手たちの肉体...。
実際の試合は会場内にいくつも設置された大型ビジョンで見ることが多くとも(肉眼の場合、立ち技ならともかく、肝心の寝技とか細かいとこが見えない)、それでもアドレナリンの分泌量は著しく変わる。観客の熱気、選手の汗、緊張感は、やはり足を運んだ者にしかわからないからだ。


さて、今回のPRIDEであるが、我々が入手したのは、選手が入場する花道のドまん前の席。
選手たちまで数メートルの最高の位置であった。
すぐ目の前に、ホジェリオ(ノゲイラ)、ハリトーノフ(あんま好きじゃないけどカッコよかった)、ミルコ、ボブチャンチン、ノゲイラ(愛しのホドリゴ)、田村、桜庭、シウバ(可愛い)がいる、夢のような現実。もう鼻血が出そう...(笑)
し・か・も!
オープニングで入場、花道の上でどこへともなく視線を這わせているシウバに、私1人、腰を浮かせて必死に手を振ったら、照れながら手を振り返してくれたというオマケつき♪
ああもう、なんて幸せ...

肝心の試合はといえば、ボブチャンチンが負けてしまったり、桜庭の顔がボコボコになってしまったりと、私的には残念なところもあったけれど、やはり順当に勝敗が決まった感じで、大いに楽しめた。ちなみに決勝チケットもすでにセット購入しているので、ミルコ対ヒョードル戦も見れることはすでに決定!8月28日の決勝が楽しみである。

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謝りたいヒト

2005年06月26日 05時15分57秒 | ルーツ
もし今会えるなら、私を育ててくれるはずだった夫婦に謝りたいと、昨日のログで書いたが、私にはもう一人、謝りたい人がいる。
あれは、私が4歳の時のことだった...。
父は当時、Mちゃんという女性と浮気をしていた。

Mちゃんは髪が長くて、いつも綺麗にお化粧をした、優しい人だった。なぜ「優しい人」だと私が知っていたかというと、浅はかな父が「子供だから何もわからないだろう」と、たかをくくって、私をデートや彼女の家へ連れて行っていたからだ。
が、実際は誰の目にも浮気はバレバレ(笑)父は浮気を隠せないダメ男だった。
幼い私には、「浮気」が具体的にどんなことなのか、理解する力こそなかったが、なんとな~く「Mちゃんはお父さんにとって特別な人」くらいの認識はあり、私自身もMちゃんのことが大好きだった。

しかしある日のこと...
Mちゃんが私の家に乗り込んできた。父の子を妊娠してしまったことが、彼女を大胆にさせていたのかもしれない。
父は家に帰ってこなくなっていたし、父自身ももしかしたら、Mちゃんと結婚したいと考えていたかもしれず、しかし大人になった今、改めて考えてみても、Mちゃんのやったことは本当にスゴイと思う。半端な決心じゃ出来なかったろうから、父のことを、本当に愛していたのかもしれない。
私の母と向き合って座り、Mちゃんは母に
「ご主人を私に下さい」と言った。

そのとき私はその場にいたが、そのセリフ以外の、そこで話された詳しいやり取りについては、もう覚えていない。
ただ、Mちゃんが母に怒鳴られていたこと、Mちゃんが泣いていたこと、だけが鮮明に記憶に残っている。
そしてMちゃんは泣きながら、帰って行った。

私が謝りたいのは、そのMちゃんに対してで、なぜなら彼女が帰る際、大好きなMちゃんが泣いているのが不思議で、Mちゃんが帰ってしまうのが寂しくて、追いかけていってしまったから、である。

私はMちゃんをバス停まで追いかけ、
「Mちゃん、もう帰っちゃうの?またね~!バイバイ」と言った。
泣きながらバスに乗り込んだ彼女に、無邪気に手を振り続けた。
彼女の、愛する男性(アホ父)と別れなければならない辛さとか、自分の中に宿った命を摘んでしまわなければならない女の苦しみとか、何にもわからずに。

子供ゆえの無邪気さが、彼女に与えた苦痛を思ったら。
その時の彼女の気持ちを思ったら。
父が彼女にしたことを思ったら。母が彼女に浴びせた言葉のことを思ったら(もちろん母も可哀想だが)...

大人になって初めてわかった、Mちゃんの女性としての気持ち。
思い出すたびに「ごめんね、Mちゃん」と心の中でつぶやく、
今はすっかり大人になった私である...。

幸せになっているといいな、Mちゃん。
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