ここに来て下さる皆さん、お馴染み。
ゴンザの仕事上、午後に起きて、朝寝る生活の我が家であるが。
(畑へ行く日はこの限りではなく、私の生活はかなり変則的)
ゴンザが仕事に出ている間。
家事が終わって何もすることのなくなった深夜過ぎは、
私にとって、自由で気ままな時間となる。
『ウドとほたるいかのからし酢味噌和え』、作りました。
春、ですねぇ♪
(見た目が綺麗じゃなくってごめんなさい)
その時間。
私は、例えば、毎日のように更新するblogの記事を書いたり、
ネタを集めたり.....
時には料理に励み、くだらないものをちまちま作ったり。
また、TVがついているときであれば、そちらに目を這わせたりなんかもする。
こちらはとろ~り濃厚な杏仁豆腐(松の実・バジルシード入り)。
ネットで以前。
ゴンザ職場の目の前の韓国料理店の杏仁豆腐が「美味しい」と目にし、
「食べてみたいなぁ」と言っていたら、今朝。
その店のものを持ち帰ってくれた。
普通、持ち帰りはしてないようなので、
器は返却しないといけないんだけどね(笑)
で。
このTV視聴についていえば、
深夜というのは、なかなかに侮れない時間で、
斬新な面白い企画も、丁寧に作られた地方局のドキュメンタリーも、
そんな時間に多く放送されるものとあって、
我が家では、何か、集中する作業でもない限り、常にTVがついている状態。
そして、この『ながら視聴』が、思わぬハプニングを呼んだりすることもある。
「.....ん?なんで石ころ?」
ではなくって、これはゴンザが貰ってきたストーンチョコ。
.....そう。
先日のことである。
いつも通りblogの更新を終えた私は、ちょうどつきっぱなしのTVで
深夜映画が始まったのに気づいた。
それは、日本の作品で、
もはや美人女優の代名詞となった、吉永さゆりさんの出演作とあって、
私は思わずその美貌に見入ってしまい、そのまま視聴を続けることにしたのだった。
見れば、冒頭の出演者クレジットには、かの『アラビアのロレンス』で有名な
オマー・シャリフの名もあり。
(とは言っても、私はまだ『アラビアのロレンス』を見てないのだが・笑)
最近は出演作こそ少なかったオマー氏ではあるものの、
わざわざ日本の映画に出演するのだから、
これは期待出来るものなのかもしれないと、
私は、そう思って、画面を見つめ続けた。
がっ。
話が進み、見れば見るほど陳腐な脚本。
あまりに雑な作り。
.....何が酷いって、もう、
舞台設定から何から、すべてが中途半端でメチャメチャな上、
出演俳優の皆さんときたら、今どきの昼ドラでも見ないような、
大仰な芝居を繰り広げては、その安っぽさをさらに盛り上げてゆくのだ。
(いや、盛り下げている?)
で。
極めつけは、劇中、画面ど真ん中に入る、
『それから一年が過ぎた』だとか、『第二章』だとかいう字幕。
それを見た瞬間の衝撃と言ったらもう.....
思わず画面の前で「うえっ!?ぅえええ~!?そんなんアリ!?」と、
叫んでしまったほどである(爆)
.....が、一度見始めてしまった以上、
最後まで見なけりゃ気がすまないのが、映画好きの悲しいサガ。
しかし、こういった場合、そんな作品が後半から急に面白くなるはずもなく。
案の定、すべてを見終わった後に、
「流れとはいえ、なんでこんなの見ちゃったのよ~!私のバカバカバカっ!!」
っと、己の頭にポコポコヘッド(by島木譲二)を
食らわしたい衝動に駆られた、という次第。
「へええ~。そうなんだ。ちゃあこは眠いよ」
ここのところ、出番が多いちゃあこ。
ちなみに彼女が入っているお気に入りのカゴは、
酷使されすぎ、すでにカゴの形をとどめていない(笑)
.....この『天国の大罪』(1992年)という作品。
今からもう15年も前の映画だということだけれど.....
果たして、日本映画はこれでいいのか!?
だってねぇ。
なんてったって、これ。
かの西田敏行氏に、中国人を演じさせているんだよ....?
この監督さんは、いったい何がしたかったのだろうか?
っちゅーか、この映画に製作費を出した会社があるということ自体に、
私は一番驚いたちゅ~ねん!(笑)
(カナダロケあり)
ああ、私の時間を返して~!
(まあでも、ある意味笑えたし、こうしてネタにもなったのでよしとしよう)