今回で二回目となる、チリモン購入。
ラッキーなことに、いきなりお目当てのひとつであるコイツを見つけることが出来て、
もうオバサンおおはしゃぎ♪
あとは、タツノオトシゴとコバンザメが欲しい...
自然が生み出す形というのは、
およそ人間になど、考えもつかない奇想天外さだと思う。
それらすべては、おそらく必要に応じ、
進化したものなのだろうが.....
見れば見るほど、「何がどうしてこうなった!?」と。
そう、先日もちょっと写真を載せましたが、
コイツは、ウチワエビやセミエビの属するイセエビ族のフィロゾーマ幼生(だと思ふ)。
おそらく、こちら側が腹に当たる方だと思われ。
しかし、見れば見るほど不思議で、しかも何かに似ているような気が。
(初回購入時にいっぱい入ってた、シャコの幼生はまるでカマキリだったし)
脚が多い生き物が苦手な人には、ちとキツイ!?
グロいのやら、美しいのやら、
一見無駄に見える造形やら、
究極にシンプルに見えるものやら.....
(って、それらすべては人間の勝手な価値観から、だけど)
しかし、それらはきっとどれも、
すべて過不足なく、完璧に出来ているのだろうと、
自然の偉大さにはあらためて驚かざるをえない。
で、こっちが背中側でいいのだろうか?ちょっと中身が透けているのがまた...(笑)
地上にいたらカサコソ歩きだしそうでビビるけど、
実際、海の中では海流に乗って浮遊生活をしているらしい。
ちなみに、大きさは全体で3cmぐらいかな。
『フィロゾーマ』とは、ギリシャ語で「葉っぱのような身体」という意味で、
卵から孵化して一年ぐらいはこの、フィロゾーマ幼生として過ごすのだとか。
で、これが脱皮を繰り返してプエルルス幼生となり、また脱皮して.....と。
しかし、いくら脱皮を繰り返したとして、それでもどうやってこれがあの、
エビの形にまでたどり着くのか...不思議で仕方ないよね。
.....しかも、モノによっては変態するとか。
どんだけの「進化の過程」を経れば、そこまで行きつくのだろうと。
まったく、虫も海の生き物もすごいなぁ。
っつーか、海の生き物と虫って、見るたび、
「コイツら、海に残ったか陸に上がったかの違いだけで元は同じじゃね?」って思うんだけど.....
やっぱそうなんだろうか?
【 こちらのページ、なるほどシアターで、フィロゾーマ幼生の脱皮が見られます 】