猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

待ってます。

2011年03月27日 23時51分08秒 | 携帯から
あの大震災以降。

建築関係の仕事に携わるお客様が、
次々に被災地へと出発されている。

早い方は、一週間を待たずして、
防寒着の用意もそこそこに。

「いつお帰りになるんですか?」と聞けば、
「わからない」と、それだけ言って。

または、燃料を運ぶ仕事をする人は、
「中でも一番大きな車を転がして、仙台まで行ってきた」と。

あるいは、
会社を経営するある方は、
「うちの社員の家族が向こうにいるから、
もし彼らが無事で、こっちに呼び寄せるなら、
そのことについて考えてやらないと!」

毎日物資を運ぶ人。

募金活動に参加する人。

私は…

わずかな募金の他には、
直接何も出来ないけれど。

彼らの帰りを店で待とう。

彼らが帰ってきたその時に、
ホッと一息つけるように。

「おかえりなさい」を言うために。

ただ、同じ方向を向いて。