猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

安 近 短 .....過ぎですか?

2008年08月30日 05時57分58秒 | お出かけ

さてさて。

一旦お休みをいただいた夏休み日記ですが。

いよいよ三日目を飛ばし(笑)
(↑お墓参りだったので)、
四日目へと突入いたします。

 

関東では毎日、おかしな天気が続いています。
29日朝、こんな雲がぐるっと周りを取り巻くように見えていました。
こんなの初めてだよ~!何か起りそうで怖い.....

 

この日向かったのは、我が家から、安・近・短の代表選手のようなところ。

世界三大珍獣とされているオカピがいることでも有名な、
『よこはま動物園ズーラシア』でございます。

 

我が家からは車で15分。
超近ぇ~!(笑)
しかも安い~(ホント、申し訳なくなるくらいの入園料=600円)

 

......と、いうのも。

8月の週末は閉園時間を延ばし、
『ナイトズーラシア』なるものを開催してるということで、
「それなら炎天下も免れるだろう」と、午後からのそのそ行動。

 

「おお、いきなり象さんだ~♪」
広くて明るく、清潔な敷地内は快適そうで、
小田原城のウメコとはあまりに違う環境に複雑な思いの二人。

 

.....と。

意外や意外。
混雑しているかと思った園内はガラガラ。

まあ、午後遅くとはいえ、まだまだ暑さは厳しかったですから、
それも理由だったのかもしれませんが、
おかげで、我々もゆったりとかわいい動物たちを観察することが出来ます。

 

バクってはじめてまじまじ見たけど、手が可愛いねぇ!

ガラス越し、目の前にいたトラ。
う、美しい.....そしてこちらもぶっとい手が可愛い(笑)
ちなみにズーラシアにはベンガルトラとアムールトラの二種がいます。

 

広々とした園内には周りやすいルートと、緑の木陰も多い歩道。

動物たちが暮らすのも、息苦しい檻ではなく(まあ、檻はあるんだけども)、
それぞれの生態にあわせた、開放感のある清潔な囲いの中とあって、
見ているほうも、純粋に楽しみながら、回ることが出来ます。

 

オランウータンは飼育員のお姉さんと水遊び中♪
ホースの水を口で受け止めたり、手で受け止めたり~。
楽しそう♪

 

「あのお猿さん、髪型ビッとしてない?」

「あはは、ホントだ♪」

暑さの残る中、またしても恒例の、ヤイヤイ言いながらの行動(笑)

 

きれいなお猿さんだなぁ。

何が見えますかね?

 

とはいえ、動物の展示と共に、
種の保存を目的とした現代の動物園は非常に興味深く.....

彼らを取り巻く自然環境が今、どうなっているのかも含め、
大変勉強になったのでした。

 

キング・オブ・内股=レッサーパンダ(笑)
なぜそんなに内股なのか.....教えて欲しい。
手足の短さとか体型とか、ちびくんに似てる~♪

 

そして.....

今回も待っていた、我が家にありがちなオチ(笑)

 

このペンギンさんは、ガラス越しにゴンザが見せたうちわの柄に興味津々。
延々とじゃれ続けたのでした。
むうう、犬猫のみならずペンギンにまで人気があるとは...ゴンザ、おそるべし。

 

暗くなる前に園内をすっかり周りきってしまった二人は(爆)

「ナイトズーラシアはまた今度でいっか」と、
フツーに夕飯の買い物をして、家路を辿ったのでありました。

ま、我々が帰る頃には園内。
ナイトズーラシア目的の客で大混雑し始めていたので、
結果オーライってことなのかもしれないけどね。

 

今日の美味しいもの写真は『ラ・ベルデュール』のカシスのムース。

 

来年また行こうっと♪

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かがやく実り。

2008年08月28日 23時35分17秒 | ルーツ

学生時代の友達とは、なんとありがたく不思議なものだろう。

会えば一気に時間を引き戻す、大いなるパワーを持った存在。

 

高校の同級生、Eちゃんから、こんな輝く実りが送られてきました~♪
「おいしい梨に出逢ってしまったから」と。
うう、友とはなんとありがたい!

 

大人になってからの、しがらみや、余計な気遣いや、
計算の入った関係とは、まったく別次元にいる、純粋な『ともだち』。

 

うう~ん♪
したたる甘い甘い果汁と、輝くサクッとやわらかい実がなんとも美味~♪
Eちゃん、本当に本当にありがとう~!!

 

『あの頃』以降、起ったことや、それぞれの抱えた事情も吹き飛ばす、
笑い声と、思い出話と、尽きることのないあれこれ。

 

ところで...我が家の実りはちとおかしい。
途中からピーマンがピーマンでなくなってきたような(笑)
なんかと交配しちゃった?

 

今やよき妻、よき母になったそれぞれが、
『あの頃』、どんなだったか......。

それは口が裂けても言えないけれど(笑)

面白かったよね。

毎日爆笑してたよね。

 

こちらは夏休みおいしいものシリーズ。
『ラ・ベルデュール』のケーキ。
淡くて、でも軽すぎずおいしい♪

 

ろくでもないことばっかりしてたけど、
子供たちには言えないことばかりだけど(爆)

最高の毎日だった。

 

こちらも同じく『ラ・ベルデュール』バナナのタルト。
サクッとおいしい♪

 

授業をさぼって食べに行くタンタンメンの美味しさ。

入りびたりだった喫茶店のおじいちゃんの笑顔。

頭のおかしい担任との、一丸となった闘い(笑)

 

こちらはゴンザ作・ジャージャーそうめん。
特製の粗挽きお肉辛味噌が美味かった~♪

 

......あれからはるかな時が流れても、昨日のように思える光景。

 

畑でどっさり獲れたトマトは丁寧にトマトソースにして、
たっぷりの野菜と炒めればあっという間にペロリ。
手前は鰯の竜田揚げ。

 

みんな忙しい毎日だから、なかなか会うこともままならないけれど、
また、集まったときは、あの頃とちっとも変わらない馬鹿笑いをするのだろう。

「あの時さ...」「そうだっけ~?」なんて言いながら。

 

小田原の帰りには東名・海老名SAでミニいかめしを~♪
もちろんねぎたこ焼きも食べましたよ~(笑)

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三歳児の食育!?  2008・すいか収穫記

2008年08月27日 22時50分19秒 | 

さて。

酷暑の中、遊びまわっていた我が家の夏休みではありましたが。

その中でも畑の作業に休みはなく。

涼しい時間を見計らっては、
せっせと収穫に、草取りにと通っておりました。

 

たまり漬けをお土産に貰ったので、刻んで、
鮭と大葉と胡麻をたっぷり散らしてお寿司にしてみました♪

 

中でも気がかりだったのは、すくすくと成長し続けるすいかちゃん。

なぜならその蔓には、
着果はしたものの、カラスにつつかれダメになったものや、
受粉不足から、成長しきれず、途中で漬物にされたものを尻目に、
ぐんぐんと大きくなったひとつがしっかりがっちり、ついていたからです。

 

昨日、ゴーヤの花にこんな不思議で美しい色をした蜂がやってきました。
調べてみると、この子はアオスジハナバチというそうで、近年数が激減しているとか。
「ブルー・ビーは幸せを呼ぶ」ということですが、
この子も我々に実りをもたらすという幸せをくれるわけですね♪

 

途中より、鳥避けのネットをかけられ、ときに、ポンポンと叩かれながら、
面白いように大きくなったすいかちゃん。

収穫期を表すという、実のすぐ上のついたヒゲもいよいよ黒くなり.....

いざ、収穫のときを迎えます。

 

ゴンザがどこかで「おいしい!」と小耳に挟んできた、
緑園都市のケーキ屋さん、『ラ・ベルデュール』は、
リーズナブルでおいしいケーキがたくさん並んだお店。
ついでにいえば従業員もたっくさん!(たぶん20人以上)
いずれは彼らがそれぞれ独立してお店を開き、
またおいしいケーキ屋さんが増えるのだと思うと、楽しみ~♪

 

まずは、丁寧にネットを取り除け、音と視覚で最終確認。

ドキドキしながら茎にハサミを......

と。

「うんこらしょ!」と持ち上げようとしたそれは、私一人の力では
容易に運べないほどの重さになっていました。

 

帰宅後、さっそく計量。
erima&コンザ゛ 「なっ....なんと!じゅっ、十キロ!?」
ちゃあこ 「ええっ、ホント~!?」

 

『ここまで大事に育てて落として割ったら大変!』

車で大事に大事に運ばれたすいかちゃんは、
無事家に着いたのちも、野菜室を独り占めするVIP待遇。

もちろん、簡単に刃を入れるなど、そうそう出来ませんから、
夕食後、うやうやしくリビングに運ばれては、
我が家の大黒柱の手によって、『すいか入刀』の儀式がとり行われます。

 

すいか、入刀!

一回じゃ切れないので、くるっと回して反対側も。

 

大きすぎて、一度などでは到底二つに割れないその姿は、
あまりに頼もしく、期待は高まる。

 

きっ、切れた!
うう~、どきどき、どきどき.......

 

二人と一匹が固唾をのむ中、
ゴンザの見事な手さばきによってパカッと切られたすいかちゃんは、
我が家の一年越しの夢を一身に背負い、
いよいよその鮮やかな果肉を見せたのです。

 

うおおおおお~っ、赤い!?

 

「おおおおお~っ♪」

思わず叫ぶ、いい大人二人(笑)

10キロもあるそれは、見事に真っ赤に熟しておりました。

......思い起こせば、あれは昨年のこと。

すいか栽培に初挑戦した我々は、あれほど見事な実を育てておきながら、
収穫期を読み違えるという、あまりにまぬけな間違いをおかしたのでしたね。

あれから、『来年こそは!』と決意をしたり、
気づけばいつの間にかすいかの苗が増えていたりという
色々のことがあって......

またしても我々は多くの人のお力添えによって、
このような日を迎えることが出来ました。

 

見て!本当に真っ赤赤~♪
しかもこれ、すんごく甘い~!美味い~!

 

と、なれば、このすいかちゃんは大事に大事にいただかねば
バチが当たるってもんです。

私はおそるおそる、すいか嫌いのゴンザに尋ねました。

「......ゴンザも食べてみる?」

「うん、食べてみようかな」

かえってきたのは意外な答えでした。

そして、さらに意外だったのは、すいかを口に運んだゴンザが
「うん!おいしい♪」と言ったことです。

 

もちろん皮も漬物にして、残さず食べました。
サラダと合わせてもおいしい~♪

 

そういえば、最近じゃ野菜嫌いの子供に野菜を育てさせ、
自分の手で収穫させて苦手意識を克服させるという
『食育』なんかも話題になってますが、
なるほど、やはり三歳児にも、この方法が非常に効果的だったわけですね(笑)

「やっぱり自分で育てると違うもんだねぇ」

溢れんばかりに果汁の滴り落ちる、甘い甘いすいかを食べながら、
ご機嫌のゴンザ。

かくして、紆余曲折あった、我が家のすいか栽培と食育は、
見事、大成功をおさめたのでありました。

みなさん、ありがと~う!

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人の世の夢と現実。 - 夏休み二日目 -

2008年08月26日 19時10分35秒 | お出かけ

さてさて。

「一日の日記にいったい何日かけるんだ!?」という、
お叱りの声が聞こえてきそうな、我が家の夏休み日記ですが。

二日目は、これまた憎らしいほどの晴れ空のもと。

とある場所へと向かってまいりいました。

 

晴~れた空ぁ~♪そ~よぐ風ぇ~♪

 

二人が目指したのは小田原城。

『近場で、興味深くて、まだ行ったことがないところ』を探していたところ、
「そういえば」といふと思いつき.....

ここなら二時間もかからず行けると、
そう決めたわけです。

 

東海道の松並木~。
大磯ロングビーチを横目に眺めつつ、ゴンザは営業時代の思い出を。
erimaはガキの頃のあんな悪さ、こんな悪さの思い出を(爆)

 

ちょうど、Uターンラッシュにぶつかるこの日でしたが、
それでも下り方面はスイスイ。

青い空に映える山並みを見ながらアイスなどかじれば、
あっという間に目的地に到着、いざ、お城へと向かいます。

 

1997年に復元された銅門(あかがねもん)は、
昔ながらの工法で建てられたようで、
門の先には、壁の内部等、詳しく説明する展示がありました。

ちっちゃい歴史見聞館もなかなかB級感が漂って面白い(笑)

 

かつて、北条氏の居城として。
また、江戸時代には小田原藩の藩庁が置かれていたという小田原城。
(ちなみに江戸時代には『藩』という呼び方はなかったそうです)

現在ある天守閣は、昭和35年に鉄筋コンクリートで外観復元されたものですが、
それでも旅行気分は盛り上がる.....。

 

暑いもんねぇ。
そりゃ、空も見上げたくなるわな。
せめてもう少し広い場所に住ませてもらえたらね....。

 

立派な銅門をとおり、歴史見聞館で色々見た後は、
うだるような暑さに顔を真っ赤にしたお猿さんや(←猿の顔は元から赤い)
狭い囲いの中に50年以上も閉じ込められている象さん・ウメコを眺め、
複雑な思いを抱えて、天守閣へと向かいます。

 

昭和25年、タイの首相から「日本の子供たちへ」と贈られたウメコは、
この狭い狭い場所で58年間暮らしています。
「引退させて仲間のいるところで余生を」という声があがり、
象の支援団体(千葉県市原市)も引取りを承諾しているというのに、
小田原市は「反対の声があると困る」とか、「搬送中に死んだら苦情がくる」
「引き取った側が金儲けに利用するのでは?」などと、それを却下。
現代の動物園においては、条件さえ整えば、
もちろん色んな意味での意義も認めるけど.....
こんな場所で58年だよ?もう勘弁してあげてよ。

 

歴史資料館となった内部には、刀剣、鎧などの多数の展示が。

例のごとくヤイヤイ言いながら、それらを眺めつつ、
階段を上っては「ひ~ふ~」喘ぎ、上ってはまた「ひ~ふ~」喘ぎ.....

冷房のない城内の空気に、途中ゴンザなどは、
軽い熱中症とおぼしき症状を見せたりしましたが、
それでもなんとか、てっぺんまでたどり着きます。

 

鉄筋コンクリート(笑)

 

.....と。
見晴台へひとたび出れば、そこには吹き抜ける風と、広がる海。

爽快な気分を味わいながら、充分そこで涼んだあとは、
今度は、敷地内に建てられた『小田原城ミューゼ』へと向かいます。

 

眺めは爽快!反対側は海~♪

 

実は、この日の目的地を小田原城に決めたのも、
半分はこのため。

展示数は少ないものの、ガレやドームの作品が間近で見られると知って、
こりゃあ行かねばなるまいと、二人して楽しみにしていたのです。

 

ランプ部分はガレの作、脚の部分はマジョレルの作.....
って!ガラスケースもなしにこんなに気軽に置いてていいの!?
(夢みたいだけど、人類共通の貴重な遺産を前に、怖くてそばに近寄れねぇ~・爆)
しかもフラッシュさえ使用しなきゃ撮影可って!.....パチリ。

 

常盤木門の内部スペースを利用したというそこには......
まさに夢の世界が拡がっていました。

この世の夢があるとしたなら、それは美しいガラスや家具に他ならない。

昔の殿様にとっての夢が大きな城なら、
私の夢はガレやドームなのです。

 

載せておいてなんだけど、写真なんかじゃ絶対伝わらないあの美しさ!
特にこのガレの水差しは何度ため息をついても足りないほど美しかった.....。
重なって、とどまり、透き通って、吸い込む、放つ。
見れば見るほど美しい、一生眺めても足りることはない。

 

無神論者の私でさえ、天国を連想せずにはいられない、
彼らの業。

「ああ、たぶん一生眺めても飽きない.....」

白昼私が見た夢は、あまりに切なく甘く。

二人は、去りがたい思いにとらわれたまま、
半分夢見心地のまま、我が家へと足を向けたのでした。

 

帰り際、「あっ、スーパーマンだ!」と言った受付のおねいさん(50代くらい?)に
「重過ぎて飛べないんですけどね♪」と答え、大爆笑をとったゴンザ。
「面白かったからご褒美に♪」と絵葉書を貰ってご機嫌(笑)
しっかしツッコミどころ満載の写真だな(爆)

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勘弁して~!

2008年08月24日 15時00分03秒 | 携帯から
我が家周辺は今。

サザン渋滞で身動きがとれませーん(日産スタジアムでサザンオールスターズ最後のライブがあるの)。

駐車場を探す車で周辺は大渋滞。

ホントに全然動きません。

勘弁してくれ~!

今後日産スタジアムにやってくる皆様。
このあたりにはそんなに駐車場はございませ~ん。
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