猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

ものの値段がわからない。

2009年05月30日 08時13分21秒 | 日記

 

今年も『ジュリア』が咲きました。
.....けど、雨でボロボロ(涙)

 

咲き進んでも、まだ雨.....で、花びらくったくたです。
バラも寒くてびっくり、かもね。

 

『本日の大迷惑』
ゴンザが買った、超激安動画カメラ7000円(爆)
結構きれいに撮れるので、おかげで追い回され、
大迷惑されている方が、約一名。

 

そう、それは私です。
最近エレベーターホールへ脱走し、遊ぶのがマイブーム。

 

横浜・新子安『和菓子処 桃太郎』の生どらは、
『いも』が非常に美味!

 

雨のため、畑にも行けず、食っちゃ寝、
もしくは、PC前にばかりいる私です。

あー、暴れたい。

コメント (2)
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私のアイドル。

2009年05月28日 22時54分55秒 | ハ~プニング!

 

私が思春期の頃。

とても美しい、男性アイドルがいた。

初めてTVで見たときには、
「なんて美しいんだろう」と、衝撃を受け。

大好きになったアイドルが。

 

本日の美味しいものは、シンプル焼き野菜。
たっぷりのオリーブオイルでにんにくをローストして、好きな野菜を焼いて、
上等な塩を、ちょっとだけ強めにふる。
なすと油の相性って、なんでこんなにいいんだろ。
北海道のアスパラって、なんでこんなに美味しいんだろ!

 

そして、いつしかその熱はさめ.....

そんなことすら忘れた頃に、私はモデルの仕事を始めた。

楽しくて、刺激的で、初めてだらけの日々.....。

そんな中、私は、一人の女の子と仲良くなった。

同い年だけど妖艶で、
一種、壮絶な美しさを持った、
ある女の子と。

 

こちらは、先日作って味をしめた、豚肉みそ漬け。
自家製青唐辛子味噌と、普通の味噌、醤油を合わせて、
豚肉ちゃんに塗り塗り塗り。
ラップをして一晩寝かせて、調理前に味噌を洗い落としたら.....
あとは、フライパンでこんがり焼きあげます。

 

その頃、ちょうど私は、音楽をやっている男と付き合っていて、
なぜか彼女はその方面にも詳しかったので、
会うたび、話は弾んだ。

......と。

彼女がある日、言いだしたのだ。

「今度、お兄ちゃんのライブに一緒に行かない?」と。

私は、彼女に兄がいることは知ってはいたが、
詳しいことまでは聞いたことがなかったので、
軽い気持ちで「うん、行く行く♪」と、答えた。

......その『お兄ちゃん』こそが、少女の頃憧れた、
あの美しい人だったとは、つゆほども知らずに。

 

先週ゴンザが持ち帰ったのは.....
可愛いバイトのS君に頼んで買ってきてもらった、『堂島ロール』。
行列が出来ると、以前から噂だそうなので、やっぱり、
一度ぐらいは、食べてみないとね。

 

やがて、名前を聞かされ、
ライブの前に、ホテルのカフェで初めて『お兄ちゃん』に紹介されたとき、
私の驚きがどんなであったか。

また、彼がどれほど美しかったか。

それは言葉では言い表せないだろう。

「なるほど、友人の美しさは、同じ遺伝子だったのだ!」

私は大きく心の中でうなずき、
本来の希望だったというミュージシャンとなっていた、その人のライブは、
ファンたちの熱狂と、興奮のうちに、瞬く間に過ぎていったものだ。

 

食後の感想は.....正直、あまり好みでないかも。
生地はそこそこ美味しいんだけど、このクリームの、
いかにも植物性油脂という、テラテラした油が、
口にいつまでも残る感じというか。
ロールケーキって、シンプルだからこそ、難しいのかもね。

 

そして.....

その後も数度、私は彼と顔を合わせる光栄に浴し
図々しくも、「おにーちゃん」と呼ばせてもらったりもし。

妹である友人の結婚式では、
酔っぱらった勢いで、ハグのまま写真を撮り.....(笑)

「世の中には、こんなことってあるんだなぁ」と、
今さらながらのように、思ったものである。

残念ながら、その後、
子育てに忙しい友人とは疎遠になってしまったが。

写真の中の彼は、今も美しく.....

それは私の宝物である。

 

本日のギャランドゥ!
某商店街で買ったワンピース、1800円。

コメント (6)
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手と手。

2009年05月27日 22時46分14秒 | ルーツ

 

私の人生には、いつも川。
父と遊んだ楽しい時間も、
継母と諍い、バイト疲れの重たい体と心で、
逃げるように犬の散歩に出たときも。
家を出て、さまよったときも.....いつも川。
そして、今も。
昨日はここで、タヌキを見ました。

 

先日のことだった。

この時期になると、すでに扇風機の手放せないゴンザが、
私の目の前にあったそれを移動させようと、ひょいと手を伸ばした。

.....と。

取っ手の高さがちょうど、顔の位置にあったのだが、
ゴンザの手が迫った瞬間、
私は、びくっとして首をすくめ、目をつぶった自分に気づく。

 

虫や動物をあまり恐がらないのは、
そこに楽しい記憶がいっぱいあるから。
その宝物が、いつも私を支えてくれたから。

 

それはちょうど、子供の頃、
父にぶたれたときと同じような反応で.....

その恐怖が、今も消えていないことに、
私は自分で驚く。

これほどゴンザに大切にされ、
彼が手をあげることなど決してないと.....

ましてや、談笑していた真っ最中に、そんなことがあるはずなどないと、
わかっていながら。

 

私が小さな頃、母は今と、ある意味別人で、
植物を育て、漬けものを漬け、余ったご飯を乾燥させては、
揚げて、砂糖をまぶしたあられを作ってくれ......
妹の服を縫い、父とプロレスごっこに興じていた。
怒声も笑い声も、矛盾も変化も、激しかった家。

 

あれからはるかな時間が流れ、
晩年の父自身は、
私にあれほど手をあげていたことすら、
覚えていなかったのに。

私は忘れていなかった。

記憶というより、体が、忘れきれていなかったのだ。

これは何か、現在ゴンザに心を許しきっていることに、
関係があるのだろうか。

それとも、「父がそれを忘れてしまっていたこと」を知ったあのときに、
私の心に何かが起こったのか?

 

片翼の折れたバリケンのいる川沿いは、小さなころ、父と、
年中登った小山への道につながっている。
肥後の守ひとつで、いろいろ作ってくれて、
危険なものや、植物や、動物について教えてくれた。
鳥の獲り方や、絞めかた、食べる方法も。

 

.....日々どこかで耳にする、ため息や、大きな音、声、舌打ちが、
そのたび私の心臓をきゅっと止めそうになるのはずっと同じでも。

加えて、なぜ私は、ゴンザの手を恐れたのだろう。

あの、迫る影を。

 

.....私は間違えることを恐れる。

子供の頃、
漢字の書き取りをしていて、書き順を間違えば、
大きな手が容赦なく頭に飛んできて、
食事をしていて、米粒一粒でも食べこぼそうものなら、
途端に「ちっ!」っと舌打ちが聞こえ、
大きな手の影が、頭の上に見えた。

着替えや歯磨きが手間取ったといっては、外にひきずり出され。

出て行った母と内緒で会ってばれたときは、
延々と叩かれ続け、
近所の人が、
「erimaちゃんが酷くぶたれてかわいそうだから、もう会わないであげて」と、
母に懇願してくれたほどでも。

それを忘れてしまったまま死んだ父が、私は許せないのか?

『泣けば「まだ泣くか!」と、泣きやむまで叩かれ、
  呼吸が出来ないほど苦しかったのに.....』
と。

 

私の中では声がする。
「父は忘れてしまいたかったから、忘れたのではないのか」
「八つ当たりや、感情任せの日々を後悔するあまりに」と。
そして、同時にもうひとつの声がする。
「もしかして彼は、忘れていなかったのではないか」
「後悔のあまりに、あんなことになったのでは?」
「彼を追いやったのは私なのではないか」と。

 

16歳で何もかも捨て、体ひとつでさまよった頃より。

母のもとで、世の中の、あらゆるひずみを見た頃より。

私は確実に臆病に、弱虫になった。

.....それは、今が幸せだから、なのだろうか。

それとも、ただの甘えなのか。

コメント (8)
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はだてのうにと、アントシアニン?

2009年05月26日 22時42分18秒 | 美味しいもの

 

北海道.....
『はだてのうに』は。

 

おいしい。
お値段も手ごろで、庶民の口にも入りやすいです。
私が大好きなお寿司屋さんも、ここのうにを使っています。
頼むと、どっさり出されるのが難点だけど(笑)

 

畑では、ブルーベリーが成長中。
ここからは鳥との勝負です。
実が色づくと、彼らの驚異的な視力は、いち早くそれを見つけるから。
.....あ。
もしかして、『目にいい』という、ブルーベリーの効果か!?(爆)

 

シークヮーサーの木には、その色で敵の目を惑わす、こんな蜘蛛が。
こいつは『ワキグロサツマノミダマシ』、でいいのかな!?
みごとなエメラルドグリーンに見惚れます。

 

『本日の大ショック』。
ゴンザの買ってきた、生ハムセットの「楊枝の刺さっているヤツ」が、
「間違いなくクリームチーズを巻いたものだろう」と思っていたら、
まんまとマシュマロだった件。
ゴンザ、知らずに口に放り込み、大悶絶(爆)
「マジまじぃ~~~~!」

コメント (5)
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なるほどハイパー。

2009年05月25日 21時03分08秒 | ぶ~すか言ってやる!

 

冷奴のおいしい季節がやってきましたね。
先日、青唐辛子を買った際、
お店のおじさんに『ヤンニョンの作り方』を教わったので、
作って、かけてみました。
美味い!(記事最後にレシピ、追加しました)

 

日本での感染拡大が、おさまりつつあるという、新型インフルエンザ。

とにもかくにも、今のところ国内の死者0ということで何よりだが、
実は私は、大騒ぎしている今よりも、
あと半年後あたりのほうが、問題なのではないかと思っている。

空気が乾燥し始め、
なおかつ、人々が、この騒ぎを忘れ.....

再び、ウィルスが活躍し始めるであろう、この冬以降こそが、
実は我々は、あの病気を、恐れるべきではないのかと。

 

子供の頃はいっぱい見かけたムラサキツユクサですが。
最近はめったに見つけることが出来ません。
こちら、畑の近くにわずかに生えていたもの。

 

何より怖いのは、今は弱毒性であるウィルスが、

『長い時間かけてヒトヒト感染を地味に繰り返し、
 どこかで変異を起こして、強毒性に変わる』

ことではないか。

かつて、世界中で多くの人々を死に追いやったスペイン風邪が、
はじめは弱毒性だったのが変異したように。

で、思うのだ。

「騒ぎすぎ」と言われている、
日本での、このウィルスに対する反応について、
『本当にこれは騒ぎすぎなのだろうか』......
と。

そして、いわゆる「文化人」面した人々が、
特にその点を挙げて、
「日本はおかしい」と言っていることに関しても、
本当にそれは、非難されるべきことなのだろうか?
と。

 

じゃがいもの葉の上では、
着々と成長する方たちが。
手前の君は、もうすぐ向こうの子と同じになるのかな?

 

確かにアホなマスコミにしたら、
『いいネタが出来た!』とばかりに騒いでいるのもあるだろうが、
それが結果として、人々に注意を促す良い効果を出しているのなら、
それはそれでいいことではないか。

それに、『騒いでいる、パニックになっている』と言われるほど、
実際の世の中は騒いでいないのというのも。

世の中をちゃんと見ている人なら、知っているはずだ。

何より、彼らは、口をそろえて、
「欧米では」「欧米では!」というが。

(だいたい、欧と米じゃだいぶ違うと思うんだけども・笑)

『欧米=すべてが進んでいる、正しい、正義』ではあるまいし。

正直、どこまで欧米コンプレックスなのかと思う。

 

玉川八十八ヵ所霊場巡礼記。
ようやく前半45ヵ所分のまとめが出来ました。
問題は、あとで、殴り書きした自分の字が読めるかどうか(笑)



.....いや。

ここには欧米に住む方々も来てくださるので、
気分を害されてしまったら申し訳ないのだが、
私が言いたいのは、欧米の良い部分を真似するならともかく、
そうではない部分をまねしてどうするのかということなのだ。

むしろ、日本の公衆衛生意識の高さについては、
外国暮らしが長ければこそ、
誇りに思える部分なのではないだろうか、と。

 

健康グッズいろいろ。
しかし、暑がりゴンザ用のこの枕は、
ちゃあこの恰好の標的になりそうで(笑)
どれだけ壊れずに持つだろうか?



.....最近、某女優(?)を妻にした、『ハイパーなんとかクリエーター』は、言う。

「日本人だけマスク姿。
 それはとても滑稽で異様で、外国人を怯えさせている。
 彼らを怯えさえないためにも国際マナーを守るべき。
 自分は欧米人に、あれは集団ヒステリーなのだと答えておいた」
と。

なるほど、彼には、
「自分がウィルスを持っていると思われたくないからマスクはしない」
欧米こそが正義なのかもしれないが、
だからって、自国の人間が善意で、
しかも自分も他人も守れるようにとやっていることを、
批判してどうするのだろう?

彼が、欧米人に答えるべきなのは、
日本人は昔からとても清潔好きなのであって、
公衆衛生の意識も高いということ。

マスクをしているのは、
自分がウィルスに感染しないようにという意味もあるけれど、
まだ症状が出ていなくとも、保菌者だった場合も想定して、
周囲にそれをまき散らしてはいけないと、
気遣いをしているのだ、と、
そういうことなのではないか。

そして、日本では子供の頃から、手洗いうがいを習い、
掃除や食品衛生の大切さを教えられ、
だからこそ、食文化もさまざまに発展しているのだと。

(マスクに効果があるかないかは別として、
 出来ることからしてみようという姿勢は評価されるべき)

 

宇宙エレベーター、知ってますか?
今はまだ、夢のまた夢、でも。
理論的には可能。
それに、想像するとちょっと楽しい♪



それを、何を勘違いしたのか、批判するなどと。

なるほど、脳みそがハイパーな方は、
考え方もハイパーなのかもしれないが(爆)

自国の文化に誇りを持てない者が、勝手に卑屈な理論で、
間違った認識を広めないで欲しいものだ。

(だいたい、日本で患者数が多く見えるのは、
 症状が出た者がちゃんと申告をし、きちんとした検査を受け、
 各機関が律儀にそれを発表しているからだと、そうは思えないだろうか)

そういえば、やはり、どこかの外国住まいの、
やはり女優(?)を妻にした、作家だかミュージシャンだかも、
日本の反応を皮肉に織り交ぜて批判していたらしいが。

なんでも批判すれば『文化人』というわけでもあるまいし、
ましてや日本を批判すれば、自分が「憧れの欧米人」に
なれるわけでもないのだと、認識すべきだ。

欧米には欧米の素晴らしいところがあって、
日本には日本の素晴らしさがあるのだから、
批判されようが、バカにされようが、
正々堂々主張し、互いのいいところを取り入れあえばいいのだ。

だいたい、そんなに日本人が滑稽と思われるのがイヤなのであれば。

何よりまずは、ハイパーなんとかクリエーター自身こそ、
己の、その滑稽な肩書をなんとかすべきだろう(爆)

 

追記: おじさんから教わったヤンニョンレシピ

     * 青唐辛子を刻む。
     * にんにくを刻む。
     * 容器にそれらを放り込む。
     * ごまを加える。
     * 砂糖を加える。
     * 醤油を注ぎ、ごま油を加える

ちなみにうちでは醤油を「たまり醤油」に代え、
砂糖とごま油を抜いて作っています。
それらが欲しいときは、使う分だけにそのたび加えて。

あと、酢や、マヨネーズと合わせて使っても美味しいよ。

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