猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

『母性本能』『防衛本能』

2021年11月23日 12時18分15秒 | 携帯から

 

雨で落ち葉が貼り付いて。

鋪道は秋模様♪

 

 

先日私は、

「『ババァ』の力に驚いている」と書いた。

 

森の奥深くで、

『カエルのリュックを背負っている不審なババァ』である私に、

声をかけてくる勇気がスゴイ、と。

 

確かに、それはその時書いた通りで、

行動そのものは、

彼女たちのコミュ力から出たモノに違いないが、

よく考えれば、ある意味その中には、

不審者を警戒する意味も含まれているのではないだろうか。

 

住宅街では、

見慣れない者に挨拶することによって、

その顔を確認したり、

「泥棒などを近づけないようにしよう!」

という活動があるというが、

確かに不審者も、

『存在に気付いていますよ』とアピールされれば、

何もないよりは行動しづらいに違いない。

 

そういえば、

東海道歩きをしていた際にも、

よく、「こんにちは!」と、

声をかけられたものだが、

それは、小学生から年配者まで一貫して取り組んだ、

ある種の防犯体制でもあるのだろう。

 

つまり当然、

家庭やご近所の中枢にいる『ババァ』は、

その例に漏れない、と。

 

無論、挨拶だけでは、

すべてを払い除けられはしないだろうが、

確実に、『見てますよ』アピールにはなるだろう。

 

まあ、森の中の『ババァ』においては、

その母性本能によって、反射的に、

「あら、カエルさん♪」と、

口に出てしまうだけなのかもしれないが...(笑)

 

『ババァ』は大きく、

『ババァ』は深い。

 

 

 

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コミュ力モンスター

2021年11月17日 16時38分42秒 | つぶやき

 

こんなババァの誕生日に毎年花を贈ってくれる、ゴンザ友人J。

いつも本当にありがとう。

 

 

 

 

『ババァ』の力に驚いている。

 

『ババァ』とか書くと、悪口に聞こえるが、

決してそうではない。

 

褒めているのだ。

 

森の中でキノコを観察していると、

突然後ろから、

「あらぁ!リュックがカエルさんなのね♪」

と、声がして、

振り返るとそこには、

必ず『ババァ』がいる。

 

こちらもこちらで、

森の奥深くで、

カエルのリュックを背負った

『不審なババァ』なのだから、

怯まず声をかけてくる『ババァ』の勇気とコミュ力に驚くが、

考えてみれば、

振り返って

「そうなんです♪

 ほら、口の中もちゃんと赤いんですよ!」

なんて、

リュックの詳細を見せて喜ぶ私もまた、

相当な『ババァ』なのだろう。

 

『ババァ』は、なんの躊躇いもなく、

簡単に『垣根』を越えてくる。

 

まるで見知った誰かのように、

親しげに人に声をかけ、

意識もせぬまま。

 

中でも凄いのは、

『各方面に渡った知識の広さに自分のことも絡めて』

相手の話を聞く、能力の高さだ。

 

きっと、子育てしたり、

家庭を運営してゆく中で、

身につけたものなのだろう。

 

子供や夫の話を「うんうん」と聞き、

総合的な情報を引き出しては分析し、

苦手な人とも、家族のために付き合う。

 

必要と思われることを粛々と行い、

すべてを丸く収めて...

 

私は子育てもしておらず、

夫の世話もあまりしないが、

店に立つ人間として、

また、『ババァ』のはしくれとして、

ああいう『ババァ』に憧れる。

 

「ちょっと!

 ババァババァってerimaさん、

 その呼び方は同年代の女性にも失礼よ!」

 

とお怒りの方もおられるかもしれないが、

愛情こめた『ババァ』という言い方も、

世の中には結構あるだろう。

 

(ほら、毒蝮さんとか)

 

私が背負ったカエルのリュックは、

今日も『ババァ』を引き寄せる。

 

カエルを単に『カエル』と呼ばず、

必ずといっていいほど、

「カエルさん♪」と呼ぶ『ババァ』たちは、

無意識の内に、

小さくか弱い者を慈しむ守護者である。

 

私もいつか、そんな風に、

自然に相手の気持ちを解きほぐし、

何か、楽にさせてあげられる『ババァ』になりたい。

 

世の中は、もしかすれば、

気付かぬ内に、

『ババァ』というコミュ力モンスターによって、

ガタつく箇所に油をさされ、

スムーズに動いているのかもしれない。

 

 

 

 

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ニッチの森。

2021年11月07日 11時57分38秒 | 日記

 

キノコ探しの合間に、落ちているモノでリース作り。

写真を撮ったら、元に戻して。

 

 

 

森の中で出会う人々の目的は、

各自、はっきりしている。

 

「私は蛾を探しています」とか、

「トンボを...」「鳥を」「稀少な植物を」とか、

それはまあ、ニッチな目的で、

それぞれ、カメラを抱えて歩いているのである。

 

そして、キノコを探している私も含め、

各々が、

しゃがみこんだり、背伸びしたり、

どこかをのぞきこんだりして

目を皿のようにしている。

 

時折り、互いに声をかけて、

「何を?」と尋ね合うから、

こうして、

様々なモノを探している人の存在を知っているのだが、

知らなければ、客観的に見て、

私も含め、全員不審者である(笑)

 

こんなことをしながらほっつき歩いていると、

あっという間に時が過ぎてしまう。

森は暮れるのが早い。

 

 

ある時などは、手にした枯れ枝で、

軽く周囲の繁みを突いて歩く人がいて、

好奇心を抑えきれなくなった私は、意を決して、

「何を...?」と尋ねたのだが、

答えは

「笹の葉の先にとまって越冬する小さいトンボを探している」

だったので、

ますます、『世の中にはいろんな人が...』を

実感した次第である。

 

三日前には『◯×という蛾の卵を探している』人。

 

...まあ、

「アナタは何を?」と逆に尋ねられた私が、

「キノコを」と答えたら、

相手もびっくりしていたので、

お互い変わり者、には違いがないんだろうけど(笑)

 

店が再開した今は、時間ギリギリまで森を探索。

戻って仕事、で慢性寝不足状態(笑)

でも、『朝の森のきらめき』という誘惑には勝てない!

『キノコの不思議』も。

 

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いろいろキノコ。

2021年11月01日 21時52分45秒 | 業務連絡エスパー妹へ

 

 

黄色

茶色

青。

自然の中には、

「どうしてその色を選択したのですか?」

と、聞きたくなるものがある。

 

森通いと仕事再開で大忙しですが元気です。

キノコのシーズンもきっともうすぐ終了。

時間が出来たらまたupします♪

 

 

 

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